企業インタビュー
公開日: 2020.02.06

デザイナーの「個性」と「専門性」を活かして、最高のコンテンツづくりを実現する:株式会社キュービック

主にWebメディアのイラストと記事執筆でクラウドワークスを活用いただいている、株式会社キュービック様。以前は、専門的な業務を内製すると人手不足でスピード感が落ちてしまう、大手制作会社に頼むと小回りが利きづらいなどの課題がありました。

しかし、専門性の高いクラウドワーカーの力を活用することで、費用は抑えつつも生産性アップに成功しています。そこで今回は、専門性の高いクラウドワーカーを採用する方法と、継続的に良好な関係を築く方法などを中心に伺いました。

事業のスピードアップのために、イラストをクラウドワークスに発注。大手デザイン会社よりも格安で実現


─御社の事業について教えてください。

私たちは、「ヒト・オリエンテッドなデジタルマーケティングでみんなの明日が変わるキッカケを生み出し続ける」をミッションに、ヒトのココロを動かすインターネットメディア事業を手がけています。

ユーザーとクライアントとの間に立ち、ストーリーを通じて二者間の情報格差を解消することで、ユーザーへは「購買やサービス利用などの意思決定」というキッカケを、クライアントへは「新規顧客獲得」というキッカケを提供しています。

よりよいキッカケを生むために、デジタルだからこそ、アナログに。データだけでなくフィールドワークをベースとして、ニーズを深く掘り下げる。真の意味で、ユーザーへ寄り添うことを重視しています。

 

─浅井さんはどういった業務を担当されているんですか?

私は、薬剤師向けの転職メディア「HOP!薬剤師」や「ココファーマ」のマーケティングディレクターを担当しています。

─業務の中では、クラウドワークスをどういった領域で使っていただいていますか?

大きく分けて「記事の執筆」「インフォグラフィックの製作」の2つです。「記事の執筆」に関しては専門性の高いクラウドワーカーの方にお任せして、しっかりとした文章をご作成いただいています。

また、文章だけでなく図やグラフも挿し込むことで、読者にとってよりメッセージが伝わりやすくなるので「インフォグラフィックの製作」もイラストが得意な方にお願いしています。

 

─確かに図やグラフがあると、一気に読みやすくなりますよね。そのインフォグラフィック部分をクラウドワークスにご発注いただいたきっかけを教えていただけますか?

インフォグラフィックが必要な記事をもっとスピード感を持って制作するために、外注化を考えたことがきっかけです。

社内にはイラストを描ける人材もいますが、人数が慢性的に不足しているという現状があります。そこで、社外の力も借りながらインフォグラフィックを用意することにしました。まずは大手のイラスト制作会社さんに相談をしてみたのです。

ただ、大手のイラスト制作会社さんの場合、イラストレーターさんへの指示を請け負ってくださる一方で多額のディレクション費がかかってしまいます。また最低発注数量が多くなり、本当に必要な発注数に絞ることが困難でした。

そこで個人の方に発注することができれば、ディレクション費用が不要ですし、柔軟に発注量を調整しやすくコストを下げられると考え、クラウドワークスさんを活用してみようということになりました。

 

─ありがとうございます!イラストレーターさんには具体的にどのように依頼をされましたか?

「インフォグラフィック系」に強いイラストレーターさんに、こちらからお声がけさせていただきました。あとは”柔らかい雰囲気”など、欲しいテイストに合わせたイラストを描いている方にお願いしました。

たくさんのイラストレーターさんがいらっしゃるので「実績」や「過去の作品」「評価」などを参考に、安心して依頼できそうだなという方に声をかけ続けました

 

オンラインでしかつながりがない分、コミュニケーションの量と質でスムーズな連携を実現

─クラウドワーカーの方々とうまくお仕事をするために、工夫しているポイントは何ですか?

特に工夫しているポイントはコミュニケーションの「量」と「質」の2つです。やはり顔が見えない相手なので、その分コミュニケーションの重要性は高いと思います。適切な頻度と内容で、対話することを心がけています。

クラウドワーカーさんも人間ですから、パートナーである私たちのあり方によって、仕事の質も変わってくると思うんですよね。特にイラストに関しては、イメージを共有すること自体がむずかしいので的確な言葉を用い、丁寧に何度も伝えることで、ゴールがズレないように工夫しています。

例えば
・オンラインMTGツールで直接ラフ案を描きながら、相談する
・口頭で話した内容は文章にして確認する
・チャットやメールでやり取りするときは、必ずラフでもいいのでイメージ図を添付する
などですね。

 

外注化の判断基準は専門性。専門性の高いクラウドワーカーの方を見つけるために、積極的に声をかけ続ける

─そういった工夫の結果、うまく連携ができているということなんですね。ちなみに、外注をするクラウドワーカーさんの判断基準も教えてもらえますか?

判断基準は「専門性」です。これはイラスト、ライティング両方においてです。

たとえば、イラストレーターさんにお願いする際には、特にインフォグラフィックが得意な方にお願いをしています。記事の分野や内容によって求めるイラストの雰囲気や必要な技術が異なるので、イラストレーターさんの「個性」や「得意分野」を踏まえて発注することが大事だと考えています。

ただそのようなイラストレーターさんの強みを精緻に把握することはなかなか難しいので、こちらから積極的にプロフィールなどを拝見しては声をかけ続け、相手を深く理解するように努めています

 

─「相手の得意を見極めること」は重要ですよね。ありがとうございます。今後はどのようなクラウドワークスの活用を検討していますか?

今後は、イラストのディレクションをお願いできる方を探したいと考えています。現在は私がひとりひとり担当しているのですが、進捗状況の把握というのがなかなか大変なんです。現在お願いしているクラウドワーカーの方々を束ねるような存在の方が欲しいですね。

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プロジェクト単位で集合と離散を繰り返すことも多い、オンラインでのアウトソーシング。最近では、キュービック様のように深いコミュニケーションと継続的な発注でチーム化していく人材活用方法が注目されています。

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株式会社キュービック
キュービックは、「ヒト・オリエンテッドなデジタルマーケティングで、みんなの明日が変わるキッカケを生み出し続ける」をミッションとして、「自社メディア」型インターネットマーケティングを展開する会社です。

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