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公開日: 2020.09.14 / 最終更新日: 2022.01.21

会員サイトを構築すべき理由とは?無料で構築する方法や費用を紹介

会員サイトを構築することによって継続的に安定した収益を得ることができたら、企業としてはとても大きな収入の柱になります。この記事では、会員サイトを構築する必要性・メリット、構築する方法や費用などを紹介していきます。

会員サイト構築に役立つサービスは?
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会員サイトを構築する必要性とは


インターネットの普及によって簡単にいろいろなサイトを比較して商品を購入することができるようになっている現代では、新規顧客の獲得と同時にユーザー1人ひとりとの深い繋がりを持つことが大切になってきます。

ユーザーとの関係構築

会員サイトを構築することで、ユーザーとの深いつながりを得ることにつながります。会員だけに優先的にお得な情報・サービスの提供を行うことで、サービス向上と顧客満足度アップが期待できます。

継続的な収益化

商品・サービスを一度気に入ったユーザーは、一般的にはその1回のみの利用となることは少なく、2回・3回と継続して利用してくれる傾向があります。そのため、ユーザーにとって欲しい情報やサービスを会員サイト上で提供し続けることは、安定して継続的な収益を図れることにもつながります。

独自コンテンツの提供

会員になったユーザー限定で、動画やライティング記事などを用いた独自コンテンツの提供をすることもできます。会員になってくれるユーザーは一般のユーザーに比べると自社の商品・サービスへの興味が強いため、独自コンテンツをファイル化することによって少ない手間で販売することができるようになります。

会員サイトを構築する方法


会員サイトを作りたいと思っても、何から取り組んで良いのかわからないことがあります。会員サイトを実際に構築する場合、以下のような2つのやり方があります。

ASPサービスを使う

会員サイトを構築する方法として、まずはASPサービスの利用があります。ASPサービスとは、クラウド上にあるデータにいつでもインターネット上からアクセスできるサービスのことです。完成したサービスの仕組みをすぐに利用できるため、初心者が一から開設するといった手間を省くことができ、取り組みやすくなります。

ASPサービスは便利ですが、導入する際には次のようなポイントを確認しておきましょう。1つ目は必要な機能があるのかどうかで、例えば運営するサービスに必要な決済機能やポイント蓄積機能があるのかを確認します。2つ目は価格帯で、必要な機能・必要ない機能を事前にリサーチして無駄な出費を省くことが大切です。

最後の3つ目はセキュリティ対策が行われているかどうかで、例えばユーザーの個人情報や金銭情報が履歴として残る場合に、これらの情報が漏れることのないような対策が講じられているのかを確認します。

WordPressなどのCMSを使う

もうひとつの構築方法としてはCMS(コンテンツマネジメントシステム)を使うことです。すでにワードプレスを用いたホームページなどを自社で運用している場合には、会員サイト用のプラグイン機能をインストールするだけで手軽に会員サイトを始めることができます。

仮にワードプレスの利用が初めての場合はドメインやサーバーの契約が必要となりますが、ASPよりも自由度が高いうえ、独自性を求められること・ワードプレスの知識があればスピーディかつ簡単にサイト構築ができることはメリットです。また、費用を抑えて始めることができるので、なるべくコストを削減したい時にもおすすめです。

ワードプレスで会員サイトを構築するメリット、プラグインの選び方、おすすめのプラグインなどを紹介しています。こちらの記事もあわせてご覧ください。
関連記事:会員サイト構築はWordPressで簡単!おすすめプラグイン5選

会員サイトは無料で構築できる?費用は?


会員サイトを構築する時に気になるのがコスト面です。どのくらいかかるのか、おおよその費用を説明します。

無料で構築するならCMS+プラグイン

CMSにはOne PageやAmeba Owndといったさまざまなサービスがありますが、もっとも有名、かつ世界中で利用者が多いWordPressを利用することをおすすめします。ワードプレスには会員サイト構築に使えるプラグインが豊富にあり、さらに、無料や安価で利用できるものも多くあります。ワードプレスは利用者が多いため、インターネット上で使い方やプラグインに関する情報を簡単に得られるのも大きなメリットです。

ゼロから構築なら費用は高額

システム構築をゼロから始めるには高額な費用がかかります。そのほとんどは人件費に充てられ、おおよそのプロジェクト単価はエンジニアで60~160万円、プログラマーで50~100万円ほどに上ることもあります。さらに、それに加えてシステム機能の費用も発生します。

なお、単価が高いことと技術者のスキルが高いことは必ずしも同じになるとはいえないため、ある程度の予算感を把握したら、大手からフリーランスまで比較し、実際に打ち合わせなどを行ってみて相性の良いところにお願いするのも良いでしょう。

会員サイト構築・運用ならクラウドワークス


会員サイトの構築・運用は、クラウドソーシングサービスのクラウドワークスに依頼するのがおすすめです。クラウドワークスでは、たくさんのITフリーランスや個人の中から、自社が求めるスキルを持つエンジニアやプログラマーを探すことができます。開発だけ・運用だけというように一部分の業務を外注することもできるので、コストを最低限に抑えてプロに外注できます。

会員サイトは構築したら終わりとはならず、その後の運用面・サポート面も重要です。それぞれのフェーズにおいての経験者に依頼できるため、業務ごとに別の担当者を探してまとめて外注したり、一部分だけを外注したりと柔軟性の高いアウトソーシングができるのも大きなメリットです。

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まとめ

会員サイトは構築すればゴールではなくその後の運用が重要になってくるため、設計から運用まで十分に計画を立てておくことが効率的な収益を得るためには重要なポイントです。必要な機能が揃っていない・より高い自由度を求めているなどでASPサービスではなくワードプレス活用を検討しているならば、構築まわりの業務をプロに外注するのもおすすめです。

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伊藤孝介
セールスプロモーション会社を経て独立し、フリーランスで地方自治体や中小企業のマーケティングリサーチ、販促企画などに携わる。 業務拡大のため2017年に合同会社を設立し、現在経営中。 マーケティング系ライター歴5年。マーケティング用語の解説や、事例紹介、WEBマーケティングなどが得意。

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