外注ノウハウ
公開日: 2021.03.23 / 最終更新日: 2021.06.01

スタートアップ企業が確保すべき人材とは?募集・採用のコツも解説

スタートアップ企業とは、革新的なビジネスモデルによって急成長を遂げた企業のことをいいます。創業から2~3年以内の若い企業を指す場合が多く、ごく少数の社員によって運営されているケースも見られます。今回は、スタートアップ企業が確保すべき人材の特徴や、人材の募集・採用を行う際のコツなどについて説明します。

スタートアップに必要な人材とは?

はじめに、スタートアップ企業にとって必要な人材の特徴を紹介します。

優れたリーダーシップを持っている

創業から日が浅いスタートアップ企業は、事業面で成功していても組織面では未成熟な場合があります。組織力を向上させるには、優れたリーダーシップを持つ人材が先頭に立ち、他の社員を牽引していくことが効果的です。

具体的には、社全体を俯瞰的に見渡して他の社員へ指示を出せる、社内外を問わずどのような相手とも柔軟に仕事を進めることができるとといった人材が該当します。

対応力・行動力がある

独自の事業モデルを展開することの多いスタートアップ企業にとって、対応力・行動力を持つ人材の確保は重要な課題といえます。

その理由として、前例が少ない事業を成長・拡大させていくためには、最新の需要やトレンドを常に把握し、自社のビジネスモデルへ柔軟に反映させる対応力が必要であることが挙げられます。また、他社からリードし続けるためには、ビジネスにおける迅速な判断力・行動力も欠かせないためです。

さまざまなビジネス能力を備えている

スタートアップ企業は社員数が少ない場合が多く、各社員が担う役割も相対的に大きくなる傾向にあります。そのため、企画力・交渉力・コミュニケーション能力・ドキュメント作成能力などのように多彩なスキルを持つ人材を登用すれば、高い貢献度が期待できます。企業のメイン事業について専門的な知識・能力を備えた人材ももちろん必要ですが、幅広いビジネス能力を持ち、汎用的に活躍できる人材も重要です。

視野が広く情報集能力が高い

先ほども触れた通り、スタートアップ企業においては最新の需要やトレンドを把握し、継続的にビジネスへ反映させる必要があります。その際、必要に応じて市場調査・競合調査などを実施しながらより多くの情報を収集することが重要です。くわえて、自社事業に直結しないと思われるジャンルへも目を向けることができれば、ビジネスチャンスはいっそう広がりやすくなります。

このように、スタートアップ企業では「価値ある情報を的確に収集できる能力」と「視野の広さ」とをあわせ持つ人材を起用すると効果的です。

自発的・主体的に学び、成長できる

社員数の少ないスタートアップ企業では、社員育成に費やせる時間・リソースの確保が難しい場合があります。また、企業としての歴史が浅いために社員育成のノウハウが蓄積されていないケースも見られます。そのため、与えられた業務のみをこなす人材よりも、自発的に行動を起こし、自らも学びながら成長できる人材の起用が求められるといえます。

スタートアップの人材募集・採用のコツは?

続いて、スタートアップ企業が人材の募集・採用を行う際のコツを紹介します。

人員計画と予算の明確化

スタートアップ企業の多くは、リソースや資金の面で制約を抱えています。限られた人数と予算を使って効率的に募集・採用活動を進めるには、人員計画や予算の策定を適切に行わなければなりません。募集・採用を実施する期間や担当者、確保できる予算の金額や内訳などを明示し、必要に応じて共有しましょう。人やお金の見通しを明確に立てておけば、手薄になる業務をスムーズにフォローできたり、経費を節約する意識が芽生えたりする効果が期待できます。

入社後のミスマッチ防止

採用した人材の入社後、人材側・企業側の間でミスマッチが生じてしまうことがあります。例として、勤務条件や職場の雰囲気が当初の予想と異なっていた場合(人材側)、スキルや適性の読み違えにより想定していた業務が任せられない場合(企業側)などが挙げられ、双方の歩み寄りによって解消できるミスマッチばかりとは限りません。

このような事態を避けるため、採用したい人材の人物像や必要スキルを明確にしておくこと、担当業務や勤務条件などに対して必要十分な説明を行っておくことなどがポイントです。

自社に合った採用媒体の選択

人材の募集・採用には、求人サイトまたは広告、人材紹介エージェント、オウンドメディア、SNSなど、さまざまな媒体を活用することができます。

スタートアップ企業の募集・採用において重要なのは、「リソース・予算・期間などを考慮し、自社に合った人材を探せる媒体を選ぶこと」といえます。スタートアップ企業をターゲットとした採用媒体もあるため、利用を検討してみるのも良いでしょう。

外注による人材確保も有効な手段

募集・採用活動に必要なリソースや予算の確保が難しい、どの採用媒体を活用しても良い人材が見つからないなどといった際には、外注に頼るのも有効な手段です。

メイン業務の即戦力となる人材を確保したい場合はクラウドソーシングサービス、バックオフィス業務の担当者を探したい場合はオンラインアシスタントサービス、社内システムのメンテナンスやIT関連の事業推進のためにエンジニアを確保したい場合はエンジニア派遣サービスなど、確保したい人材に応じた外注先を選ぶことが可能です。

スタートアップの人材探しに役立つ「クラウドワークス」

数ある外注先のなかでもスタートアップ企業におすすめなのが、日本最大級のクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」です。さまざまなジャンルのスキルを持ったクラウドワーカーが登録しているため、幅広い需要に対応できるという特徴があります。

スキルや職種で人材を絞り込んで検索できるほか、希望条件によるマッチング・必要に応じた面談なども可能なので、契約後のミスマッチが起こりにくい点、登録料や募集要項掲載料がかからないため人材募集のコストをカットできる点など、スタートアップ企業にも多数のメリットがあります。

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まとめ

スタートアップ企業が確保したい人材の特徴として、リーダーシップや自主性、多方面のスキルを持っていることが挙げられます。リソースや予算の見通しを立て、自社に合った媒体を選んで募集・採用活動を行いましょう。希望に合った人材を早期に確保したい際には外注の活用も有効であるため、必要に応じて検討してみてはいかがでしょうか。

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伊藤孝介
セールスプロモーション会社を経て独立し、フリーランスで地方自治体や中小企業のマーケティングリサーチ、販促企画などに携わる。 業務拡大のため2017年に合同会社を設立し、現在経営中。 マーケティング系ライター歴5年。マーケティング用語の解説や、事例紹介、WEBマーケティングなどが得意。

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