マーケティング
公開日: 2021.01.07 / 最終更新日: 2021.01.25

漫画LPデザインの効果は高いのか?主な制作方法・費用相場を紹介!

LP(ランディングページ)は商品の購入を促進したり、リードを獲得したりすることを目的に使われますが、近年では漫画を用いたLPを採用する企業がみられます。なぜ漫画を用いてLPを制作するのでしょうか。漫画LPの効果は本当に高いのか解説するとともに、制作方法や費用などを紹介します。

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漫画を使ったLPの効果が高い理由とは


通常のLPに比べて漫画を用いたLPの効果が高いのには以下のような理由があります。

文章に比べ見てもらえる可能性が高くなる

LPは商品購入やリード獲得を目的とすることから、文章を中心とした作りになっているページが多く存在します。しかし、これでは読むことを手間に感じるユーザーがページを離れる可能性が高く、たとえ離脱とはいかないとしても流し読みしてしまう可能性が少なくありません。

一方、漫画を使ったLPは文字にくわえ絵もあるため、文字をくまなく読まずとも絵を見ただけである程度は内容を理解することができます。そのうえ、漫画は情報を視覚的に訴えられることから、ユーザーは「考える」というストレスを感じにくい点も特徴です。絵をとおして視覚的に情報をキャッチアップできるため、つい見てしまうといった現象が起こりやすくなります。

ストーリーやキャラクターによって伝えやすくなる

漫画は文字と絵によってストーリー形式で伝えられるので、文字だけの場合に比べると脳がイメージを作り出す負担が大幅に減ります。ストーリーとして進行していくことからユーザーは次の展開を予想しやすく、考える時間が減ることによって集中力が長く続きやすい効果もあります。また、事前にキャラクターやストーリーの設定を入念に行っておくことによって、商品・サービスの紹介を違和感なく進められるという点もあります。

こちらの記事では漫画広告を使ったプロモーション方法について詳しくまとめています。あわせてご覧ください。
関連記事:漫画広告を使ったプロモーション方法とは?メリットや企業事例も紹介

漫画をLPへ入れる方法とは


漫画をLPへ入れる方法は、分散型・集中型の2つに分かれます。それぞれ見ていきましょう。

分散して入れる「分散型」

分散型とは、漫画を一気に終わらせるのではなく、コンテンツとコンテンツの間に分散するように漫画を配置する方法をさします。その際、漫画を配置した前後どちらかで、その漫画に関連するコンテンツを掲載したり、逆にコンテンツをさらに理解できるような漫画を補足したりするようにして流れを作っていきます。漫画を読んで興味を持つ→コンテンツを読んで理解を深める→また漫画を読むといった流れになるようにし、スムーズに読み進められるように構成を考えます。

分散型の場合、悩みが明確なユーザー層は漫画の部分を読み飛ばす可能性があります。ただし、自社商品・サービスを知らないユーザー層を掘り起こすには、次に紹介する集中型よりも分散型のほうが有効といえます。

集中して入れる「集中型」

集中型とは、漫画を分散して配置するのではなく、同じ場所に集中して配置することです。冒頭だけ、もしくは冒頭+もう1カ所の計2カ所で挿入されることが多く、こうすることで一気に漫画を読んでもらうことができます。たとえば、漫画の内容をユーザー自身と重ね合わせて共感される内容にし、解決策となる商品・サービスに出会うストーリーにするとします。そして、解決策についての詳しい説明をまとめたコンテンツを配置することによって精読率をあげることができます。

集中型は冒頭部分に漫画を配置するためユーザーの離脱防止を期待できるいっぽう、漫画の後に設置しているコンテンツを読み飛ばされる可能性もあります。そのため、集中型は潜在ユーザーよりも顕在ユーザーへの訴求に向き、ある程度は商品・サービスに興味を示している層へのアプローチとして機能します。

漫画LPのデザイン制作のポイント


LP用の漫画を制作する際に大事なことは、商材やターゲットにあうイラストのタッチにすることです。タッチというのは画風ともいえ、ターゲットの年代・性別・職業などによって変化させることがおすすめです。色合いやメインキャラクターのタッチをターゲットユーザーが見慣れていると想定されるものに合わせ、親和性の高いイラストを制作します。難しい場合には、ターゲットとなる世代で人気の漫画を参考にしたタッチにするのもおすすめです。

漫画LPのデザイン制作方法・費用相場


漫画LPのデザインを制作する方法、制作費用の相場を紹介していきます。

主な依頼方法は3種類

主な依頼先は漫画LPの制作会社、フリーランスや個人作家、クラウドソーシングの3つに分かれます。依頼の費用や完成までの期間などは依頼先によって変わるため、実際に制作を行う作家と直接やりとりできるか、作家の得意・不得意分野はなにか、修正依頼や途中変更などはどこまで可能かなどを総合的にふまえて判断するとよいでしょう。

LP制作費+漫画制作費の2つで決まる

LP用の漫画の制作費は、LPの制作費+漫画の制作費の合計になることが一般的です。LPの制作は20万円前後が相場ですが、たとえばゼロからデザインを考えてライティングやコーディングまでを完全にオリジナルで作成する場合は30万円前後、テンプレートを用いて制作する場合は数万円程度と差があります。また、マンガ制作費は1ページあたり4~8万円が相場で、ディレクション費は別途発生します。

漫画LPの制作ならクラウドワークス


クラウドソーシングサービスにはフリーランスや個人作家として活動するプロが多数在籍しています。中でも、クラウドワークスは国内利用者数No1のサービスで、さまざまなテイストの漫画家が多数登録しています。

クラウドワークスは、個人の作家を探しているけれど友人の伝手や直接SNSなどでやりとりするには不安がある場合や、納期や費用面で交渉したい場合、制作会社を通したやりとりではなく直接作家と会話したい場合などにおすすめです。ウェブサイトのプラットフォーム上から作家を一覧表示できるため、正式な契約前でも絵のタッチ・想定される納期などの目星をある程度つけることが可能です。ぜひ以下のページから確認してみてください。

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まとめ

漫画広告を使う際には、対象となるユーザーや商品についての詳しい理解が必要になります。そしてユーザーのペルソナにうまく合致した漫画を作成することで、心を動かす漫画の制作を目指すことができるでしょう。新たなLPの施策として漫画を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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伊藤孝介
セールスプロモーション会社を経て独立し、フリーランスで地方自治体や中小企業のマーケティングリサーチ、販促企画などに携わる。 業務拡大のため2017年に合同会社を設立し、現在経営中。 マーケティング系ライター歴5年。マーケティング用語の解説や、事例紹介、WEBマーケティングなどが得意。

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