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クイック出金は、報酬からクイック出金の手数料と振込手数料が引かれますよね。
確定申告に向けて帳簿を整理しているのですが、クイック出金の手数料と振込手数料は手数料として1つにまとめるのか、それとも手数料は2つ分けて書けばいいのかどちらでしょう?
また、クラウドワークスのようなサイトは、取引の度に記帳するのでしょうか?今は入金されたタイミングで記帳していますが、取引の都度記録する必要があるのなら、訂正しようと思っています。
クイック出金をしたことはありませんが、
クイック出金は振込手数料として合算して書いても問題ないと思います。
もちろん、厳密に分けて書きたければそうすればOKです。
(私なら分けますが 笑)
ただし、どちらの場合でも20%のシステム手数料とは一緒にできません。
と言うのも、「記帳のタイミング」は作業をし終えた時だからです。
ライティングであれば、一つの記事を納品したタイミングです。
まだお金は手元にありませんし、検収完了となるかもわかりませんが、
あなたはその時点でお金を得る作業をこなしたので、
それを回収する任務のようなものを帯びます。
そのお金が回収できるまでは、まだその作業を売り切ってはいないですが、
作業自体は終わっているので、売りかけているお金として「売掛金」で管理するわけです。
ということは、この記帳のタイミングで20%のシステム手数料についても
記帳しておく必要があることがおわかりいただけると思います。
なぜなら、この20%は回収できないことが決まっているお金だからです。
このため予めこの20%を「支払手数料(システム手数料)」のように名付けておきます。
そしてこのシステム手数料を除いたものが、あなたが回収すべきお金「売掛金」ということになります。
このようなことで、たとえば 12/20に 3,240円のライティングをこなしたら、
次のような記帳になります。
12/20 売掛金(クラウドワークス) 2,592円
12/20 支払手数料(システム手数料) 648円
この後検収完了を経て報酬が確定しますが、この時点では何も記入することはありません。
ただCW内部でお金が支払われることが確定しただけだからです。
次に実際に記帳するのは、お金が振り込まれたタイミングです。
1/15 普通預金 楽天銀行 2,402円
1/15 雑費 振込手数料 190円
分けるなら…
1/15 普通預金 楽天銀行 2,402円
1/15 雑費 振込手数料 100円
1/15 雑費 早期出金手数料 90円
で良いと思います。
ちなみに、クイック出金利用料は出金額の3.5%で計算したつもりです。
計算が間違っていたらすみません。
記帳については、以上です。
こちらを参考にされると良いと思います。
http://rainlittle.hatenablog.com/entry/2016/08/01/161648
私もこちらを見て、一昨年からMFクラウド会計で管理しています。
このようなことですので、
少額のタスクばかりしていると余計な作業が増える一方です(笑)。
一部サイトで月末にまとめて売掛金として記帳すれば良いような書かれ方が
されているケースもありますが、それは簿記的に不正確です。
そのまとめて記帳した売掛金が一括で入金されるとは限りませんので、
どれが回収できてどれがまだ回収できていないのかがごちゃごちゃになってしまいます。
ちなみに、MFクラウド会計なら月に15件まで無料で仕訳できます。
この範囲で抑えられれば無料でオンライン上で帳簿管理でき、
そのデータをそのままサクッとe-taxで確定申告が完了します。
以上、困ってそうだったので、私の知っている範囲での回答です。
参考になれば幸いです。
国税庁の「帳簿の記帳のしかた」
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tebiki2015/pdf/44.pdf
《この冊子は平成28年4月1日現在の法令等に基づいて作成されています。》
・白色申告
・青色申告で10万の控除をうける
・青色申告で65万の控除をうける
のどれを選択するかによって、記帳の付け方に要求されるものが変わってくるみたいですね。
(大きな額の控除を受けようとするほど、記帳の付け方が厳しくなる。)
私は一番簡易的な記帳で良い「白色申告」なので、
CWの報酬のページから「報酬履歴ダウンロード」したものをちょこっといじったものを帳簿とする予定です。
一方的に「納品した時」ではなく、
(検収不合格もあり得るので)クライアントが「これでOK」と納得したことを確認するまでを「委託された業務」として、
検収完了=報酬の確定=記帳のタイミング
という風に、(自分の都合の良いように。「報酬履歴ダウンロード」を利用しやすいように)解釈する予定です。
個人の数万円の小遣い稼ぎには、大きな企業と同じような正確な記帳を求められずに済む
という国の制度は、助かりますね。
まぁ、数万円しか稼げない無能な私に、正確な記帳を要求してもできないだろう、
そもそも収入少ない「非課税」の人の帳簿なんかどうでも良いよ、
とバカにされた結果なのかもしれませんが(笑)
sonhador様
「実際に記帳するのは、お金が振り込まれたタイミングです」
というのは、入金されたタイミングで記帳し、その前に売掛金が発生したタイミングでも書くのでしょうか。
私もやよいの青色申告というツールを使っているのですが、恥ずかしながら簿記についてまだまだ勉強中でして・・
maacha 様
クライアントに納品した日が12/20なら、
初めて記帳するのは、このタイミング(12/20)です。
以下のように記帳するのが初回の記帳ということです。
12/20 売掛金(クラウドワークス) 2,592円
12/20 支払手数料(システム手数料) 648円
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次に入金された時に2回目の記帳となります。
1/15 普通預金 楽天銀行 2,402円
1/15 雑費 振込手数料 190円
私はやよいの青色申告を使ってはいないので、細かな操作方法まで案内できませんが、
青色申告であれば方向性としてはこれでいいはずです。
あとは、「青色、クラウドソーシング 確定申告 仕訳 やよい」などのKWをうまく組み合わせて
良い案内記事を見つけてください。
初めは大変ですが、慣れれば大したことはありません。
検討を祈ります。
maacha 様
リンク付け忘れました。
たとえば、このあたりの記事など参考になさってください。
https://kotonoha-jiten.com/blog/accounts-title/
sonhador様
収入が確定したタイミングと、入金されたタイミングと2度記帳するということですね。
リンクも参考にさせていただきます。回答ありがとうございました。