業務効率化
公開日: 2019.04.08 / 最終更新日: 2024.03.26

経理の仕事内容とは?日次・月次・年次の主な業務や効率化のコツを紹介

今回は、企業の「経理」について紹介します。経理の役割や仕事内容、業務改善のポイントなどについてわかりやすく説明するため、ぜひ参考にしてみてください。

経理の役割とは?

経理は企業経営の根幹を担う重要なパートであり、数字の間違いが許されないシビアな業務も多く担当しています。業務の例として、仕入れや在庫の管理、給与や保険の管理、決算書の作成などが挙げられます。
会社の規模によりますが、これらの仕事を一部署もしくは複数人で担当する場合もあれば、一人でほぼ全ての業務を担当する場合もあります。

また、資金調達や投資、M&Aなどのように資産運用的な業務を経理が担当することもあります。会社の規模や方針によっては財務部が別に設置されていることもありますが、中小企業やベンチャー企業では経理が財務を兼ねるケースも見られます。

経理の仕事内容


経理の仕事は、主に以下の3種類に分けられます。

日次業務

まずは日次で発生する業務として、現金出納、預金管理、売上取引、仕入取引、伝票・帳簿の更新などが挙げられます。事業内容や会社規模によって実施頻度は異なりますが、これらの業務は日常的に発生するものといえるでしょう。

月次業務

月次で発生する業務には、給与計算、売上取引、仕入取引、所得税や住民税の計算・支払い、損益計算書の作成、経費精算業務などがあります。給与計算は人事や総務などの部署が担当することもありますが、実際の送金や月次の損益計算は経理部門が行うため、最終的には経理部門の業務となります。

年次業務

年次で発生する業務は、決算書の作成、各種税金の計算・支払い、年末調整、社会保険料や労働保険料の計算・申告が挙げられます。株式上場のための準備などが含まれる場合もあります。特に決算書の作成については、会計士や税理士と打ち合わせを行いながらまとめるケースもあるため、計画的な準備が必要です。

経理業務の改善方法は?

やることの種類が多くそして緻密さが求められる経理業務は非常に煩雑なものです。これらをいかにして業務改善させれば良いのでしょうか。

業務の種類・量を可視化する

まず抱えている業務を細かに洗い出してみましょう。そして種類別、納期別に仕事を分類します。その上で仕事のボリュームや優先順位をつけていくのです。自分が抱えている業務の全体像とスケジュール、業務フローを見える化することで、いつどのような業務によって仕事が圧迫されているのかを確認することができるでしょう。

その課題となるポイントがわかれば、それを具体的にどう解決するのかを検討することができます。まずは前述した業務を参考に、自分の抱えている業務について具体的に書き出してみてください。

自動化を検討する

自分以外でもできること、誰でもできるような作業は自動化を図ることで業務改善ができます。例えば、一つ一つ計算していたものをエクセルの計算式を入れることでボタン一つで処理したり、会計ソフトなど自動化システムツールを導入することで自動フローを作ることができます。

外注を検討する

どうしても自分でなければいけない仕事や外部に漏れては困るような機密情報に関わる仕事以外は外注化することも考えられます。外部に委託することで、質の高い成果を得られること、人を雇用したり時間外労働をするよりも経費を削減できることなどがメリットとして挙げられます。

特に経理業務はどの企業でもやらなければならない本質的な業務ですので、アウトソーシングでプロの経理担当に委託することも増えています。単発での仕事や、領収書の整理など単純作業の依頼も可能です。

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クラウドソーシングTimes編集部
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