企業でインスタグラムを運用していると、継続して運用できるか不安に感じたり、思ったように成果が上がらなかったりすることがあります。インスタグラムを効果的に運用するには、運用代行の利用がおすすめです。この記事では、インスタグラム運用代行のサービス内容、メリット、費用、選び方などを紹介します。
目次
インスタグラム運用代行のサービス内容とは?
インスタグラム運用代行のサービス内容には、運用を行うだけではなく効果測定なども含まれています。ここでは内容を4つに分けて紹介します。
ターゲット設定・運用計画
インスタグラムを効果的に運用するためには、ターゲットのニーズや嗜好に合わせた内容を投稿することが重要です。そのため、まずはターゲットの年齢・性別・地域などといったセグメントを細分化して決定します。そして、写真や文体、コメントなどの投稿内容をターゲットの嗜好・ライフスタイル・ニーズに合わせるために、ルールを含めて運用計画を提案します。
企画実行
運用代行では、記事の投稿やコメントの対応を行うだけではなく、目を引くような写真の撮影代行・モデル派遣・「いいね」率を上げるためのハッシュタグ選定・投稿順序の最適化なども行います。ほかにも、よりコアなファン獲得を目指して各種キャンペーンを実施したり、インフルエンサーマーケティングによるブランディングを行ったりなど、さまざまな施策を企画実行します。
効果測定・運用レポート作成
投稿内容のブラッシュアップのためには、定期的な効果測定が必要です。運用代行では、インサイトデータを活用してフォロワー数の増加状況や投稿ごとの反応数値、キャンペーンやインフルエンサーを活用した施策の結果など、取り組んだ施策の効果を測定します。効果測定の結果は、あらかじめ取り決めた期間ごとに運用レポートとしてまとめます。
次月のアクションプラン作成
そのほか、運用代行では運用レポートの数値をもとに次月に向けた改善の提案も行います。実行中の施策があれば結果に応じて変更し、投稿画像の見直しや、キャンペーンのパフォーマンス向上に向けたプランの調整などを行います。効果測定の結果をもとにPDCAを回していくため、投稿記事の最適化が可能です。
インスタグラム運用代行をするメリットとは?
インスタグラム運用代行を利用するメリットは主に以下の3つです。
複数のSNSアカウントを開設できる
SNSの活用は事業運営には欠かせないという企業が多いですが、インスタグラム・Twitter・Facebookなどはそれぞれユーザー層や成功法則が異なる点に注意が必要です。同時に複数のSNSを開設すると、限られた人員と時間では適切に運営できない場合があります。このような場合、運用代行を活用することで、複数のSNSアカウントを開設するところから同時に運営するところまでまとめて依頼することができます。
インスタグラム・X(旧Twitter)・Facebookのメリットとデメリット、成功させるポイントを以下の記事でまとめていますので、併せてご覧ください。
関連記事:SNSで集客を成功するには? 新しい顧客を獲得する方法や事例を紹介
人的リソースや時間コストを抑えられる
インスタグラムを継続的に運営するためには、写真撮影、コメントの管理、「いいね」数・ブックマーク数などの数値の分析に人的リソースと時間を投資していく必要があります。それぞれの作業に注力できる人材・時間がない場合、運用代行を利用することでこれらの作業に時間を捻出する必要はなくなり、余った時間をよりコアな部分の業務に充てられるようになります。
広告費を削減できる
テレビ・ラジオ・新聞・雑誌などのマスメディアは、広告の出稿費が高額になる傾向があります。これらのメディアへの出稿によって一時的な効果は見込めても、継続的に広告を出し続けるとなると広告費がかさんでしまいます。インスタグラムの運用代行を活用した場合、月々の経費は発生するものの、継続した長い宣伝効果を期待できることはメリットです。そのため、単発で広告を出し続けることに比べて広告費の削減が可能といえます。
インスタグラム運用代行にかかる費用は?
インスタグラムの運用代行へ依頼する時の相場を紹介します。
インスタグラム運用代行企業の場合
インスタグラム運用代行の企業を利用する場合、一例として、アカウント開設・コンセプトの設定などを含めた初期開設費用などで約20~40万円(税別)、投稿画像の企画・画像の投稿・効果測定やレポートの作成などを含めた運用代行費用などで月々30~70万円(税別)程度が発生します。月々の運用代行費用は、投稿回数・投稿画像を自社で用意するのか、撮影代行まで依頼するのかによっても相場が変動します。
フリーランスやオンラインアシスタントの場合
インスタグラムの運用代行をフリーランスに依頼する場合、依頼する業務の内容や範囲によって月額3~20万円と幅があります。また、時給計算で依頼するのか、それとも1カ月いくらという契約料金を決めた上で依頼するのかは、サービスや個人によって異なる場合もあります。一例として、オンラインアシスタントに運用代行を依頼すると、1カ月(30時間)でおよそ6~7万円ほどが相場です。
インスタグラム運用代行先の選び方のポイント
SNSの運用代行を行っている会社の中には、インスタグラムの運用に特化している会社があります。効果を期待するのであれば、特化型の会社を選ぶことがおすすめです。その際、自社と同じ業界での運用実績があるのならば、さらに安心できます。
また、依頼したい業務は実際に対応しているのか、選択できるプランは豊富にあるのか、業務内容やプランなどを事前に確認しておくことも重要です。その際、プラン内に含まれているもの・含まれていないものが明確にされている代行会社を選ぶようにしましょう。
インスタの運用代行依頼なら「クラウドワークス」がおすすめ
インスタグラムの運用代行を外注したい場合、比較的安くスムーズに依頼できるクラウドソーシングサービス(※)を利用する方法がおすすめです。なかでも業界最大手の「クラウドワークス」は登録者数480万人を超えており、さまざまなスキル・実績を持つ人材が多数登録しています。
クラウドワークスを活用すれば、インスタグラムの運用経験が豊富な人や、画像・動画制作を得意とするクリエイターなどを広く探すことができます。事前にオンライン面談を行うことも可能で、実績やスキル、人柄などを確認してから依頼するかどうかを検討できます。単発でインスタで使う画像・動画制作を依頼したり、月額契約で運用代行(コメント・DMの返信作業、効果測定やレポート作成など)を任せたりなど、要望に応じて依頼内容や料金、納期を柔軟に相談することも可能です。
【クラウドワークスでの発注事例】
・インスタグラムで使う写真の撮影や画像加工:1枚あたり300~1,000円程度
・インスタグラムのリール動画制作:1本あたり2,500円~
・インスタグラムの運用代行(新規投稿やいいね・フォロー作業など):月額2~5万円
(※)クラウドソーシングサービスとは、仕事を外注したい人・受注したい人をインターネット上でマッチングするサービスのこと
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まとめ
インスタグラムのアカウントを開設すること自体は簡単にできるものの、そこから成果を出すには継続した運用と一定のノウハウが必要です。未経験の状態で運用を始める場合、効果が出るまでには長い時間がかかることが予想されます。ノウハウがない・リソースがないような場合には、運用代行の利用を検討してみてください。