企業インタビュー
2019.04.01
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作業が発生したら、まず発注。幅広い業務でのクラウドソーシング活用でチームは100人力に?:広尾サラブレッド倶楽部株式会社

パンフレットやバナー制作、テープ起こしをはじめ、幅広い業務でクラウドソーシングを活用いただいている広尾サラブレッド倶楽部株式会社様。代表取締役の米山さんは、クラウドソーシングを活用する秘訣は、「作業が発生したら、まず発注をしてみる」だそうです。専任の担当者を置かれて幅広く活用されているコツなどについて伺いました。

 

クラウドソーシングを活用すれば、社内デザイナーは不要

―広尾サラブレッド倶楽部で展開されている事業について教えてください。

弊社では競走用馬ファンドをやっています。この業態は結構前からあり、ご存知ないかもしれませんが、かつて一時代を築いたシンボリルドルフという馬は、前身のさらに前の「シンボリルホースメイト」というところで、複数共有馬主という形式で運営していました。その後、法令の改正があり、現在はファンド形式に変わっています。

競走用馬ファンドは、日本では20社までと決まっていますが、現状は23社あります。競争用馬ファンドは金融庁に登録して、JRAの指導を受けて適正に運営を行うことが条件になっていますので、実質的にはJRAが許可しないとできないという形になっています。

愛馬会法人の「広尾サラブレッド倶楽部」が馬を購入し、クラブ法人の「広尾レース」が日本中央競馬会に馬主登録をしていて、実際にレースで馬を走らせています。愛馬会法人がクラブ法人に馬を現物出資して、クラブ法人は獲得した賞金を愛馬会法人に配当するというスキームです。JRAの名義貸しに抵触してしまうので、出資者は匿名契約で愛馬会法人の会員になります。こうした2つの法人によるスキームは全社共通のものです。

 

―クラウドソーシングはどういった分野で活用いただいていますか。

会員募集用のパンフレットのデザインやホームページのバナーの制作を依頼しています。他社さんと差別化を図るために、わかりやすいパンフレットを作ったり、ホームページにバナーを貼って見やすくしたりしていますので。それから、調教師さんやジョッキーと対談させていただいたものを録音しておき、テープ起こしを依頼することもあります。

 

―もともと外注されていた業務をクラウドソーシングで依頼されているのでしょうか。

バナーを作成するデザイナーに関しては社内にいたのですが、辞めてしまったのでデザイン会社に依頼していました。しかし、費用が高いのでクラウドワークス経由でデザイナーに依頼するようになりました。

依頼するワーカーさんは決まった方がいて、急な依頼にも対応していただいています。社員のデザイナーを置くと、人件費が固定費としてかかって高いうえに、急な制作依頼は嫌がられることがあります融通が利いて、コンセプトに合った表現でデザインをしてくれるワーカーさんがいれば、社内にバナーのためのデザイナーを置く必要がなくなりますね。クラウドワークスはコストパフォーマンスの面でのメリットが大きく、なくてはならない存在です。

 

―感情的にも社内のデザイナーに急な仕事を依頼するよりも、クラウドソーシングでワーカーさんに依頼する方がやりやすさがありますか。

そうですね。(社内のデザイナーに急な仕事を頼んで)「えっ?!」といわれるよりも、クラウドワークスでワーカーさんに依頼して喜んで、「やりたい」と喜んで受けていただいた方が精神的にもよいですね。

 

レスポンスが速いワーカーなら、修正対応もスムーズ

―ワーカーさんを絞り込むときには、コストや品質がベースになるかと思いますが、見極めるときのポイントはどういった点になりますか。

レスポンスの速さや仕事の速さ、後はお付き合いの中で徐々にくみ取っていただいて、1言って10理解していただけるかどうかですね。

 

―ワーカーさんを見極めるときには、1回依頼して試してみる形でしょうか。

そうですね。このくらいの仕事であったら、1回試してみようかなといったものであれば、まだ依頼したことがないワーカーさんにバナー1本や1枚程度のデザイン、テープ起こしなどを依頼しています。お客様にとってすごく重要なものは安定した品質で納品いただける方に頼んでいます。

 

―御社では納品物に対しての修正対応等はどのようにされていますか。

修正はワーカーさんに依頼しています。たとえば、パンフレットにしても、一般的なデザイン会社さんに頼んだとしても、弊社で校正する必要が出てきます。1から10まですべて任せて、でき上がったものを「ハイどうぞ」と渡されるということは多分ないと思うのです。

実際にデザイン会社に頼んだときも、弊社の方で校正をかけて、「ここちょっと文字違うね」と指摘したりしているので。ただし、校正の頻度や回数は、デザイン会社に頼むのと、クラウドワークスのワーカーのデザイナーさんに直接頼むのでは、費用面の差からもあるとは思います。

とはいえ、クラウドワークスのワーカーさんに「ここをこう修正して」と伝えると「修正しました」とレスポンスが来るのが速いので、バランスがとれていると思いますね。

 

―でき上がってくるまでクオリティーがわからないことが不安になることがあると思うのですが、何か対策はされていますか。

新しい方に依頼するときは、完成物をいきなり納品してもらうのではなく、工程の途中で早めに形を見せてもらっています。継続して依頼させていただいているワーカーさんも、センスの違いや得手不得手がありますので、以前に納品いただいたものをもとにワーカーリストを作成し、ワーカー毎の得意不得意分野を整理して、案件によって依頼するワーカーさんを選んでいます。

 

クラウドソーシングにマッチした業務か、まずは依頼してみる

 

―クラウドソーシングを活用する際の社内の体制はどのようにされているのでしょうか。

クラウドワークスで依頼できそうな業務は、他の社員からも相談を受けて、すべて一人の社員が窓口になってまとめて依頼しています。私が依頼をかけたこともあるのですが苦手で。アウトソーシングを依頼するのが得意な社員がディレクションを担当しているので、100人力でどんどん仕事が進んでいきます。

 

―パンフレットやバナー制作、テープ起こしと多岐にわたって、クラウドソーシングをご活用いただいていますが、他の業務にも活用されていますか。

クラウドワークスで依頼しなければ、その発注担当者が担当する作業が増えてしまうので、作業が発生したら、他の業務もできる限り依頼するようにしています。担当者の時給と比較はしていますが、「これくらい発注費用がかかりますが発注しますよ」と担当者に聞かれたら、私は「行け行け」と基本的に外注を後押しするスタンスです。大きな人数でやっている会社ではないですし、マンパワーが足りず、仕事が回りませんので。

「その値段で本当にできるの?」と最初は思いましたが、トライアンドエラーを積み重ねてきた結果、私共でやるよりもクオリティーが高く、クラウドワークスのワーカーさんを信頼しています。

 

―クラウドソーシングで発注する業務の判断基準があれば教えてください。

担当者の話では、発注しなければ自分がやるしかないので、まずは依頼してみて、よかったらどんどん外注していく、一方で無理だと感じたものは自分でやるようにしているようです。クラウドワークスさんでダメだったから、他社に依頼するといった使い方はしていないようですね。

 

―今後、クラウドソーシングの活用を検討されている領域はありますか。

馬は撮影したことがない人が撮るのは難しいのですが、動画や対談風景などの写真を撮ることが多いので、そういったクリエイティブ領域での活用を考えています。

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