マーケティング
公開日: 2019.07.09 / 最終更新日: 2020.11.17

展示会用パネルの作り方とは?サイズやデザインを決めるコツを解説!

自社商品やサービスを紹介する展示会は、たくさんの企業や人が集まるため効率の良い㏚手段です。商品やサービスの良さを理解してもらうには、会場内でどのような告知をすると良いのでしょうか。ここでは、展示会のパネルやポスター、チラシなどの作り方のコツやNG表現について解説します。

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展示会で目を引くパネルとは?


展示会では、割り当てられたブースやステージで商品の㏚をします。ブースに人をたくさん誘引できれば、商品を具体的に説明することができて、そのまま商談に結び付けることも可能です。そのためにも、目を引くようなパネルで自社商品に関心をもってもらい、来場者を自社ブースに誘導しましょう。

一般的に展示会の1ブースの大きさは3mx3mが最小単位とされており、設置するパネルはA1サイズ(594x841mm)がよく使われます。商品がもっとも売れる高さとされるゴールデンラインは床から75cm~135cmなので、A1のパネルを目線より少し上に配置するとちょうど良い高さになります。

展示会用パネル、ポスター、チラシ制作のコツ


ひと目で興味がわいて、ブースに寄りたくなるようなパネルはどのように作るとよいのでしょうか。

デザインは分かりやすくが基本

パネルは遠くから見てもすぐにわかるようなインパクトが大事です。人々の目に留めてもらい関心を喚起させるために、キャッチーなメッセージと写真やイラストを利用して、わかりやすくデザインしましょう。これらをなるべく大きく、カラーリングも意識しながらメリハリをつけて表現することで視認性も高まり、印象にも残りやすくなります。

自社の強みは最大限にアピール

多数の企業が集まる展示会では、他社と差別化を図るためにも自社の強みをしっかりとアピールすることが大切です。「今年度業界第1位の実績」「弊社独占販売」など、自社にしか無いメリットや実績をわかりやすいメッセージにして伝えましょう。

キャッチコピーは興味を引くものを

来場者を惹きつけてブースへ誘導するキャッチコピーは、簡潔でわかりやすいものが好まれます。また、キャッチコピーを作るときはユーザーニーズを意識しましょう。自社の商品やサービスを利用するとユーザーにどんなメリットや利益があるか、ユーザー視点に立った表現でアプローチしてください。

たとえば、「時短に貢献!これで働き方改革を!」や「最大6割のコストカット実績あり!」など、ユーザーのベネフィットが具体的にわかる内容を心がけます。

これはNG!な展示会用パネルとは?


一方で、展示会パネルを作るうえでやってはいけないデザインもご紹介します。

どこを見ればいいか分からないパネル

実際にパネルを作っていると、どうしても言いたいことが多くなってしまいがちです。たくさんの情報を詰め込んでしまって、結果的にどこを見ればよいのかわからないデザインになることもありますが、これは自社目線で作ってしまうことが原因です。

展示会には、自社の課題やさまざまな問題を解決するために来場する人が多いので、来場者のニーズを見越したメッセージでなければ伝わりません。

課題の解決につながるか判断しにくいパネル

目を引くようなパネルであっても、実際に来場者のメリットを想像できないようなキャッチコピーやデザインでは、来場者の足を止めることはできません。「経理の悩みを一発解決」「建築工期とコストを大幅カット」など、コピーや写真、イラストなどを使って、自社商品の対象業界や業務などが具体的にわかるようにすると効果的です。

情報で埋め尽くされているパネル

伝えたいことを一方的に埋め尽くしてしまうと、パネルの隅から隅まで情報だらけのようなパネルになってしまい、来場者は読む気にも見る気にもなりません。商品やサービスの詳細な説明は、来場者をブースに誘引してからカタログや営業マンの対応で行います。あくまでもパネルの役割は「関心喚起」と「誘因」のため。目立っていてわかりやすいことが重要です。

展示会での営業活動のコツや営業プロセスはこちらの記事をご覧ください。
関連記事:展示会での営業活動のコツとは?効果的なメールの書き方も解説

展示会用パネル作成時のポイント


ほかにも、展示会パネルを作る際に便利なポイントをご紹介します。

システムパネルはレンタルできる

展示会の自社ブースの壁をレンタルのシステムパネルで囲むと、壁一面をメッセージボードにできます。システムパネルはマグネットで簡単に連結や取り外しができ、スペースの大きさや形状に合わせて自社が使いやすい空間に作り上げることが可能です。

また、連結ボードを利用することにより、迫力あるスペースでメッセージを伝えることができるほか、簡単に取り付けられる照明を利用した空間演出も可能となります。システムパネルは専門のレンタル会社などでレンタルでき、さまざまな形や大きさがあります。どのような空間・ブースにしたいかが決まったら、これらのレンタルも検討してみると良いでしょう。

クラウドソーシングならプロに単発で発注も

大きくなくてもインパクトのあるような展示会パネルの制作は、素人では難しいため外注することも検討しましょう。その場合、クラウドソーシングに登録しているフリーランスのデザイナーや、展示会等のパネル製作を手がけるプロなどに依頼すると、コストを抑えることができます。納期などの相談も気軽にできます。

ただし、デザインのみを依頼する場合は、パネルへの加工料金や工賃等は含まれません。プロの会社であってもデザインのみで加工費等が含まれない場合もあるので、料金には何が含まれるのか事前に確認するようにしましょう。

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まとめ

展示会のパネルは、そのインパクトで「関心喚起」「ブースへ誘因」することが一番の役割です。作る際には訪問者視点に立ち、訪問者の課題を解決できるベネフイットや、自社の強みをひと目でわかる表現を心がけることが大切です。

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coolpolaris
広告代理店でマーケティングやストラティジックプランナー、ライター等を長年担当。専門は統合マーケティングコミュニケーションで、リサーチ実施・分析及びWEBも含めたトータルコミュニケーションプランやの構築やブランディングを得意とする。WEBマーケティング経験も多数。

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