外注ノウハウ
公開日: 2019.07.24 / 最終更新日: 2020.01.06

アルバイトを効率よく募集するには?無料・有料それぞれの方法を紹介

「アルバイトがなかなか集まらない」という悩みを耳にすることは少なくありませんが、実は効率よく募集する方法はあります。無料・有料それぞれの募集方法を紹介したうえで、アルバイトを募集する以外の解決策についても解説していきます。

アルバイトを無料で募集する方法


アルバイトを無料で募集する方法は主に5つありますが、特徴としては時間的なコストがかかることが多いです。

ハローワーク

ハローワークを初めて利用するときには、管轄のハローワークで事業所登録を行った後、求人申込書を提出すると求人票が発行されるようになります。その後、求職者がハローワークの端末で検索すると求人票が閲覧できるようになります。なお、希望次第では「ハローワークインターネット」というWEBサービスへの掲載もしてもらえます。

応募者が現れた場合はハローワークから連絡が来て紹介を受け、採否の連絡をハローワークにもしなければならないため、多少の手間がかかるのが難点です。

学校の掲示板

大学生や専門学校生をアルバイトとして採用したい場合は、学校の掲示板に掲載を依頼する方法があります。基本的に無料であり、学校のカラーから応募する学生をイメージしやすいことがメリットです。一方で、一校一校に足を運ばないといけないことや、実際に学生の目に留まるのか、どの程度の応募があるのかなど、予想がつきにくい点がデメリットです。

店頭に求人ポスターを貼る

飲食店などの店舗や人通りの多い道に面している場合、店頭に求人ポスターを貼るという方法もあります。目につきやすく、店舗などの雰囲気を見て応募する人が多いため、ミスマッチが起こりにくいことがメリットです。しかし、職場の雰囲気の良さが伝わっていない場合などは、応募につながりにくいこともあります。

スタッフに知人の紹介を頼む

既存のスタッフに知人の紹介を頼む方法は、ある程度信頼できる人が来ることやミスマッチが起こりにくいことがメリットです。ただし、だからといって面接を軽視してしまうと、想定していた人材とスキルや人柄の面でギャップが生じるケースがあるため注意しましょう。また、無料の方法とはいえ、新たなスタッフを紹介したスタッフには謝礼をするなども検討することがおすすめです。

SNSを活用する

FacebookやTwitterなどのSNSを利用してアルバイトの求人情報を伝える方法は、多くの人に拡散しやすい点が大きなメリットです。また、SNSで日ごろから自社の情報を発信することはブランディングにも寄与します。ただし、すぐには効果が現れにくいため、長期的な視点で採用活動を行いたい場合に向いているでしょう。

SNSはマーケティング活動において無くてはならないものです。SNSマーケティングが重要な理由や効果はこちらの記事をご覧ください。
関連記事:SNSマーケティングとは?SNS4種類の特徴と効果を徹底解説!

アルバイトを有料で募集する方法


アルバイトを有料で募集する方法は主に3つ。無料に比べるとマッチングしやすい点がメリットです。

WEBの求人媒体

スマートフォンで探す人が増えていることを考えると、若年層を中心とするアルバイトなどの求人情報は、WEB上のアルバイト向け求人媒体へ出稿することで多くの人の目に留まりやすくなります。また、これらの求人サイトは会員登録を必要とするため、意欲の高い人がみつかりやすいのもメリットです。

ただし、掲載費用がかかるため、応募者がいなかったり採用には至らなかったりした場合もコストがかかることが難点です。

求人情報の検索エンジンの有料枠

求人情報の特化型の検索エンジンには、幅広い媒体かつ膨大な量の求人情報が掲載されており、有料枠は自社の求人広告に値段をつける「入札型」の従量課金制となっています。これは、クリック数に応じて、入札価格をもとにした費用があらかじめチャージしておいたお金から引かれていき、残額がゼロになったら掲載終了となる仕組みです。

予算内で効率よく掲載できるのはメリットですが、慣れるまで仕組みがわかりにくいことがデメリットに挙げられます。

紙の求人媒体

紙の求人媒体は無料配布されているフリーペーパーが中心です。出稿料は数万円から数百万円まであるなど、媒体や掲載スペースによってさまざまです。掲載するだけで高額な費用がかかることはデメリットですが、ターゲットに合った読者層の媒体を選ぶことで採用につながる可能性が高まります。

アルバイト募集以外の人材確保策


人材募集はアルバイトだけではありません。特にアウトソーシングではすでに技術を身につけている人も多いので、育成期間が不要になる場合があります。

人材派遣

アルバイトを募集しても人が集まらず、直接雇用することが難しい場合は、人材派遣を利用するのも手です。派遣スタッフは派遣会社と労働契約を、派遣会社と派遣先企業は派遣契約を締結するという契約形態のため、派遣スタッフの社会保険料は派遣会社が負担します。ただし、毎月派遣会社への手数料が発生するため、長期的に利用するほどランニングコストが負担となる場合が多いです。

アウトソーシング

アルバイトが集まらない場合、自社で行う業務を見直して、定型化できる一部の業務をアウトソーシングすることで業務の効率化を図る方法もあります。アウトソーシング先には業務代行を専門に扱う請負業者もありますが、クラウドソーシングを活用するのがおすすめです。クラウドソーシングには多彩なスキルを持った多くの登録者がいるため、スピーディで手軽に業務を委託しやすい点がメリットです。

すでに実績を持っているプロが多く在籍しているため、アルバイト育成にかかるコストなどもかかりません。クラウドソーシングで業務の外注化を実際に行った企業様の事例はこちらをご覧ください。
関連記事:様々なプロとすぐにつながれるのが最大の魅力。中小企業こそクラウドソーシングを活用すべき理由とは:株式会社アドバンスフロー

まとめ

アルバイトを募集する方法は有料、無料どちらもありますが、自社に合った方法を選択することが大切です。いずれの方法でアルバイト募集してみても必要な人材を確保できないときは、人材派遣を利用してみたり、クラウドソーシングを活用してみたりして外注化することを考えてみましょう。

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