外注ノウハウ
公開日: 2021.08.06 / 最終更新日: 2021.12.28

相手に伝わるパワポ資料とは?良いデザインの例や作り方を詳しく解説

PowerPoint(パワーポイント)の資料はデザインによって印象や効果が変わるため、読みやすい・見やすい・わかりやすい仕上がりにすることが大切です。今回は、相手に伝わるパワポ資料デザインの特徴や作り方のコツ、外注先などを紹介します。

パワポ資料の用途やメリットは?

まずは、パワポ資料の一般的な用途やメリットについて紹介します。

プレゼン、セミナーなど用途は多彩

パワポ資料の主な用途として、商品・サービスの紹介やPR、会社の概要や売上説明などが挙げられます。パワポ資料が使用される場には、コンペやプレゼン、セミナー・講演会、株主総会、客先への営業時などといった例があります。

ビジネスシーン以外に、結婚式・自治会の会議・趣味の発表会などのシチュエーションでもパワポ資料が使われています。

多角的に情報を伝えられるメリット

パワポ資料のメリットは、テキストや図表だけでなく、音声・アニメーション・動画などによって多角的に情報を伝えられることです。例えば、資料の中で特に伝えたい部分をアニメーションにして強調したり、文章での説明が難しそうな情報を動画にしてまとめたりなど、より効果的に資料内容を伝えることができます。

相手に「伝わる」パワポ資料デザインとは?

次に、相手に伝わるパワポ資料とはどのようなデザインなのか説明します。

文字が読みやすい

まず、文字が読みやすいデザインであることが重要です。資料内で使用するフォントは過度に装飾的でないものを選び、文字のサイズや行間を適正に調整すると文字が読みやすくなります。

全体を通して文字の視認性(パッと見た瞬間に文字を認識できること)が高いデザインの資料は読みやすい傾向にあります。

図表、グラフなどが見やすい

パワポ資料内で使用する図表やグラフが見やすいことも重要です。文字だけでは説明しにくい内容を図示したり、数値の比較・変化をグラフにまとめたりすると情報が伝わりやすくなりますが、その際に用いる図表やグラフは見やすいデザインにしなければなりません。

あれこれ情報を詰め込みすぎていない図表、データに適した形式で作成されているグラフ(内訳を示す際は円グラフ、推移を示す際は棒グラフなど)などは見やすく感じられます。

レイアウトが整理されている

パワポ資料のレイアウトが整理されていると見ていて疲れにくく、情報も伝わりやすくなります。適度に余白が残っており、文字や図表がすっきり配置されているパワポ資料は、整理された印象を与えます。

パワポ資料の作り方にコツはある?

続いて、質の高いパワポ資料を作るコツを紹介します。

統一感のあるデザインにする

統一感のあるデザインにすると、パワポ資料がより見やすくなります。例えば、テキストの文量を調整して縦・横のラインを揃える、形状が異なる図表・グラフの大きさを揃えてグループ化するなどの方法があります。

また、スライドのレイアウトや配色に同じパターンを繰り返す方法も、統一感を生み出す効果があります。

1スライドの情報量を適正にする

パワポ資料を作る際は、1枚のスライドで伝える情報量を絞ります。文章の重複や無駄な語句をなくし、図表やグラフで必要な情報を補うと良いでしょう。

資料上で見せる情報と口頭で説明する情報をそれぞれ整理すると、スライドに記載すべき情報量の見極めに役立ちます。

テンプレート、本、デザイン集などを活用する

テンプレートやデザイン集などを参照すると、一から自作するよりも整ったパワポ資料を作成できます。

Microsoftから提供されているパワポ資料作成のテンプレート(無料・有料)のほか、デザイン関連の書籍、パワポ資料のデザインを多数紹介しているサイトなどもあるため、活用しながら資料を作成しましょう。

パワポ資料のデザインを外注するには?

パワポ資料デザインのクオリティを高めたい場合、外注する方法もあります。ここでは、パワポ資料のデザインを依頼できる外注先や選び方、費用相場などを紹介します。

主な外注先

パワポ資料デザインの外注先として、作成代行会社や個人クリエイター、クラウドソーシングサービスなどが挙げられます。

パワポ資料の作成代行会社は、企画書・事業計画書・説明会資料・マニュアルなどのビジネス資料を専門とする会社です。個人のクリエイターはパワポの機能や特性に精通しており、なかには独自のスキルを持つ人材(パワポ職人など)もいます。クラウドソーシングサービスでは、パワポ資料作成の経験や・実績・スキルがある人材を探すことができます。

外注先の選び方・依頼方法

パワポ資料の構成・作成を依頼したい場合は、パワポ資料に特化した作成代行会社がおすすめです。公式HPの問い合わせフォームやメールなどで依頼内容を相談できることが多いため、チェックしてみましょう。

独自性やインパクトのあるパワポ資料を作成したい場合、個人クリエイターへの依頼が適しています。SNSやブログのDMなどで直接依頼をするケースが多いため、依頼内容や納期、報酬などに関するやり取りはきちんと保存しておくなどの対策が必要です。

少ない予算や短い納期でパワポ資料を作成してほしい場合、条件に合う個人を探せるクラウドソーシングサービスを活用すると良いでしょう。

外注先別の費用相場

多くの資料作成代行会社では、依頼範囲や資料の分量、納期などに応じて料金が設定されています。相場金額として、パワポ1スライドあたり約3,000円~1万5,000円、パワポ資料1点あたり5万円~、継続依頼は1カ月あたり5~15万円が目安です。

個人クリエイターやクラウドソーシングサービスへの依頼費用は資料作成代行会社より安価であることが多く、パワポ資料1点あたり1万円前後から発注できるケースも見られます。決まった料金体系が設けられていない場合は、パワポ素材の購入・短期間での納品などの際にオプション料金が上乗せされることもあるため、依頼前に確認が必要です。

パワポ資料デザインの依頼なら「クラウドワークス」

クラウドソーシングサービスの中でも国内最大級のクラウドワークスには、パワポ資料作成経験の豊富な人材のほか、関連スキルを持つ人材(ライター・編集者・デザイナーなど)も多数登録しています。そのため、資料の企画・構成・デザインなどを一貫して依頼することもでき、パワポ資料のデザインのみ・フォーマット作成のみ・アニメーション作成のみなどといった部分的な依頼もできます。

契約前には、個人の実績を確認したり、作成可能な資料のサンプルをオンライン上で送付してもらったりすることができるため、用途に応じたハイクオリティなパワポ資料が期待できます。

また、サービス登録料・案件掲載料は無料で、契約時に決めた金額以外の料金(追加料金・オプション料金など)はかからないため、コストを抑えた発注が可能です。

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まとめ

多くの用途に使えるパワポ資料ですが、相手に伝わる資料に仕上げるためにはさまざまなコツがあります。パワポ資料のテンプレートや、デザイン集などを活用して自作することも可能ですが、クオリティの高いパワポ資料を作りたい場合は外注も検討しましょう。

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ippo(一歩)
ビジネス系Webメディアにて執筆を担当。カード決済会社など、複数のオウンドメディアでの執筆経験あり。自身が従業員の教育や指導で得た経験を活かした、業務効率化やビジネス知識の解説などのテーマを得意とする。ブログ運営やビジネス心理学講座で1年半以上学んだ知識や経験をもつ。

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