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公開日: 2020.06.19 / 最終更新日: 2024.04.04

【2024年】パワーポイント作成代行のおすすめを紹介!依頼先の選び方や注意点も解説

パワーポイント(PowerPoint)にはさまざまな機能がありますが、想定より資料作成に時間がかかってしまう、搭載機能を使いこなせないといった悩みも少なくありません。パワーポイント資料作成に課題を抱えている場合、資料作成の代行サービスを利用する方法も選択肢のひとつです。今回は、パワポ作成代行を使うメリットや費用相場、代行先の決め方、資料作成代行を利用する際の注意点などを紹介します。

パワーポイント資料作成をを使うメリット


まずは、パワーポイント資料の作成代行を利用するメリットを紹介します。

コア業務に集中できる

完成度の高いパワーポイント資料を短時間で作成するには、画像やグラフの挿入・配置手順、全体のレイアウトやアニメーションの設定などといった操作に慣れていることが前提となります。

しかし、ワードやエクセルとは違って不慣れな人が少なくないパワーポイントでの資料作成は、完成までに時間がかかり、本来行うべきコア業務の工数が確保できないというケースが少なくありません。その点、代行を依頼すれば、社員が資料作成に充てていた時間をコア業務へ回すことができ、企業の生産性向上にもつながります。

質が高い資料を作成できる

パワーポイント資料作成の代行を請け負う個人や会社の多くは、パワーポイントの機能や効果的な資料作成方法を熟知しています。そのため、パワーポイントの長所を生かした高クオリティな資料の作成が可能です。社内会議で行うプレゼンなどのほか、競合他社も多数参加するコンペなどにも通用する資料がほしい際には、作成代行を依頼すると良いでしょう。

汎用性の高い資料を作ってもらえる

パワポ作成代行を利用すると、同じような内容の資料を作成するときにデザイン(テンプレート)を使い回せることもメリットです。パワーポイントにはスライドを再利用・複製するための機能があり、一度テンプレートを作れば、次にパワポ資料を作るときに作業を効率化できます。

ただし、代行先によってはデザインの使い回しを不可としている(テンプレート制作用の料金プランを別途用意している)場合もあるため、事前に許可をとってトラブルを回避したり、使い回しやすいデザインを依頼したりといった相談が必要です。

パワーポイント資料を作る手順やコツについては、以下のページで詳しく紹介しています。

関連記事:【初心者OK】パワーポイントの作り方とは?手順やコツをやさしく解説

パワーポイント資料作成代行の費用相場

パワーポイント資料作成代行の費用相場は、依頼するページ数やデザインの複雑さ、納期などによって変わりますが、1ページあたり2,500円~1万円程度が目安です。オプションが豊富に用意されているケースが多く、資料で使う素材(文章や画像、グラフなど)を自社で用意するか、一からパワポ資料を作成してもらうかによって料金が大きく異なります。

なお、数万円の基本料金が発生したり、10万円以上の発注のみ請け負っていたりなど、代行先によって料金体系が異なる点に注意が必要です。複数の代行先に問い合わせを行い、相見積もりをとって料金やサービス内容、オプションの種類などを比較・検討したうえで代行先を決めるようにしましょう。

依頼内容 費用相場
パワーポイント資料作成 1ページあたり2,500円~1万円程度
テンプレートのデザイン制作 1ページあたり3~5万円程度
図やグラフの作成 1点あたり3,000~5,000円程度
アニメーションの設定 1万円~
企画構成の立案 5万円~

資料の種類別の費用相場や、資料作成の代行サービスを選ぶポイントなどについては、以下のページを参照してください。

関連記事:資料作成の相場を大紹介!資料作成代行サービス徹底比較

パワーポイント資料作成の代行先の決め方

資料の使用用途や自社の状況によって、パワポ資料作成の代行先の決め方が異なります。以下で紹介するポイントをもとに「何を重視するか」を明確にし、適した代行先を選びましょう。

納品が早いか

納期を重視する場合、最短でいつ納品できるか、特急料金がどれくらい発生するかが選ぶポイントになります。納期は代行先によって異なり、即日納品や夜間対応をしていることもあり、フリーランスなら土日対応可能という場合もあります。急ぎで納品してほしい場合は、依頼手続きが煩雑でないか、速やかにこちらの意図を汲んで資料の完成イメージを提案してくれるかなどを確認し、短納期でスムーズに依頼できる代行先を選ぶようにしましょう。

料金が安いか

料金を重視する場合、1ページあたりの料金が選ぶポイントになります。ただし、1ページあたりの料金が安いと、通常の工程がオプションになっている場合もあるため、費用が安いかどうかはオプション料金を含めた金額で判断することが重要です。複数の料金プランを用意している場合は、対応範囲や修正回数、デザインの工程(図やグラフの作成、アニメーション設定など)が通常の料金プランに含まれるかどうかを確認しましょう。

クオリティが高いか

クオリティを重視する場合、パワーポイント資料作成に関する実績やノウハウがあるかどうかが選ぶポイントになります。パワポ資料を作成する際は、ライティングやデザイン、レイアウトなどのスキルが求められますが、資料作成の担当者によってクオリティに差があるので注意が必要です。過去に作ったパワポ資料をサンプルとして提示してもらったり、パワポ資料作成の実績や利用者のリピート率などを事前に確認するようにしましょう。

とくに、パワーポイントで営業資料を作成する際はデザインが重視されます。優れたデザインの営業資料の作り方やコツについては、以下のページで詳しく紹介しています。

関連記事:営業資料はデザインが重要!優れたデザインの条件や外注のコツも解説

パワーポイント資料作成の主な代行先


実際にパワーポイント資料の作成を依頼できるのは、次のような代行先です。

ビジネス資料作成代行サービス会社

ビジネス資料作成代行サービス会社では、企画書や提案書、商品カタログなど、ビジネス全般で使用する資料の作成代行を行っています。パワーポイントの資料だけではなく、他のソフトやツールで作成する資料もあわせて依頼したい場合などに利用するとスムーズです。

パワーポイント資料作成専門会社

パワーポイント資料作成専門会社は、パワーポイントを用いた資料の作成に特化した会社です。そのため、パワーポイントのさまざまなノウハウを持っており、資料の制作実績も豊富な場合が多数あります。有料の素材やオプションツールが充実しており、高いクオリティの資料を期待できますが、そのぶん料金が割高になるケースもあります。

クラウドソーシングサービス

クラウドソーシングサービスとは、仕事を外注したい人・受注したい人をインターネット上でマッチングするサービスのことです。フリーランスの高スキル人材などが多数登録しているため、パワーポイントに関する知識が豊富な人や、プレゼン資料作成に十分な実績のある個人などを広く探すことができます。比較的安くスムーズに依頼でき、人選・契約・成果物の納品・報酬の支払いなどの一連の流れがオンライン上で完結することが特徴です。

おすすめのパワーポイント資料作成代行先

ここでは、おすすめのパワーポイント資料作成の代行先について、それぞれの特徴や料金体系を紹介します。

パワポデザイナー

パワポデザイナーは、電話やメールで問い合わせるだけで資料作成を代行してくれるサービスです。パワポ資料の制作実績が600社以上もあり、企画書や提案書、営業資料や決算説明資料、講演やセミナー資料など、さまざまなパワポ資料作成に対応しています。また、資料作成だけでなく、既存資料のブラッシュアップを依頼することも可能です。10ページ以下は同じ料金であり、依頼枚数が増えるほど1ページあたりの料金が安くなるため、ある程度の枚数のパワポ資料作成をまとめて依頼する際に適しています。

【費用の目安】
・スタンダードプラン(1~10ページ分の料金:6万7,500円~)
・プレミアムプラン(1~10ページ分の料金:9万円~)

オッズファクトリー

オッズファクトリーは、パワーポイントの資料作成・動画制作を請け負うサービスです。パワポ資料作成の経験豊富なグラフィックデザイナーやWebデザイナーが担当するため、クオリティーの高い資料を作成してもらえます。ナレーションの収録やBGM制作、進行管理などを含めた料金プランのため、1ページあたり8,000円~2万2,000円程度と高額になりますが、アフターサポート(1年間無償の修正対応など)も充実していることが特徴です。公の場で使う資料や、社外向けの本格的なパワポ資料を作りたい場合に適しています。

【費用の目安】
・パワポ資料作成(販促・営業資料・セミナー資料など):30万円~
・官公庁などのプレゼン資料作成:要相談

オリファイ

オリファイは、マイクロソフトのMVPパワーポイント部門受賞者(※日本のMVP受賞者は数人)が資料作成を代行してくれるサービスです。見やすい・わかりやすいだけでなく、「成果が出るパワポ資料」を売りとしており、仕上がりに満足できなかった場合は全額返金保証をしています。文章やアピールポイント、キャッチコピー、写真・イラストなどを自社で用意する必要がなく、ヒアリングと独自の情報調査によってクオリティの高い資料をゼロから作成してもらえるため、パワポ資料作成の工程を丸ごと任せたい場合におすすめです。

【費用の目安】※最低依頼料金は10万円~
・パワポ資料作成:1ページあたり1万円~
・アニメーション設定:1ページあたり3,000円~
・テンプレートのデザイン制作:3万円~
・資料の企画構成:10万円~

クイックボードデザイン

クイックボードデザインは、1ページあたり1,650円からパワーポイント資料作成代行を依頼できるサービスです。企画書やプレゼン資料、営業資料、研究・論文発表用の資料などのほか、マニュアルやチラシ、学会ポスターといったさまざまなパワポ資料作成を依頼することができます。パワポ資料の英語翻訳を依頼することもでき、既存資料のブラッシュアップの場合はスペイン語にも対応しています。即日納品や特急便での納品にも対応しているため、パワポ資料作成を安く・早く仕上げたい場合におすすめです。

【費用の目安】
・パワポ資料作成:1ページあたり1,650~4,180円(A4横向きのスライドの場合)

パワーポイント資料作成代行時の注意点


パワーポイント資料の作成代行を依頼する際は、以下のような注意点があります。

「伝えたいこと」の方向性を固める

どのようなシチュエーションで、誰に向けて作る資料なのかによって、適した伝え方が異なります。例えば、決算・売上を報告する資料なら、数値やグラフを多めに使って推移を明確にする、商品のプレゼン資料なら、何パターンもの画像や見やすいフォントで特徴・メリットを際立たせるなど、資料で伝えたいことの方向性を固めてから依頼しましょう。

相手に伝わるパワポ資料の作り方やコツ、良いデザインの例などについては、以下のページでまとめています。

関連記事:相手に伝わるパワポ資料とは?良いデザインの例や作り方を詳しく解説

認識のすり合わせをしっかり行う

パワポ資料作成代行を依頼する際は、実際に資料を作成する担当者と打ち合わせを行うことも重要です。資料の内容やスケジュール感に関する認識のすり合わせができていれば、想定と異なる資料が納品されたり、納期に間に合わないほど大幅な修正が発生したりする事態を避けることができます。また、資料作成の工数やデザイン修正にかかる料金を抑えるために、資料で使う素材やデータを社内でできるだけ用意しておくと良いでしょう。

データの取り扱いに注意する

作成してほしい資料の種類にもよりますが、依頼時に社内の機密事項や個人情報にあたるデータの貸与を行う場合があります。より具体的で訴求力の高い資料を作成するためには必要なことですが、取り扱いには十分に注意しましょう。「資料作成後には速やかに破棄・削除を行う」など、貸与データの取り扱いについては事前に取り決めをしておくと安心です。

パワーポイントの資料作成代行は「クラウドワークス」がおすすめ

パワポ資料の作成代行は、比較的安くスムーズに依頼できるクラウドソーシングサービスを利用する方法がおすすめです。なかでも業界最大手の「クラウドワークス」は登録者数480万人を超えており、さまざまなスキル・実績を持つ人材が多数登録しています。

クラウドワークスを利用すれば、パワーポイントに関する豊富な知識や高い資料作成能力を持つ人、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)やパワーポイントプレゼンテーション技能認定の有資格者などを探すことができます。小ロットから発注できるため、既存資料のブラッシュアップのみや、図やグラフの作成などを部分的に依頼することも可能です。また、NDA(秘密保持契約)を締結できるため、売上データや顧客リストといった社外秘の情報をパワポ資料で扱う場合でも安心して利用できます。

【クラウドワークスでの発注事例】
・営業用のパワーポイント資料作成:10ページで1万円程度
・パワーポイントで使う図やグラフの作成:8ページ分で3,000円程度
・パワーポイントのデザインテンプレートの作成:1ページあたり2万円程度
・議事録や社内向け資料などのスライド作成代行:時給1,000~1,500円

そのほか、クラウドワークスではExcel(エクセル)の資料作成を依頼することもできます。エクセル作成代行に依頼できることや費用相場、外注する際のコツなどについては、以下のページで詳しく紹介しています。

関連記事:エクセル作成の依頼先6選!外注の相場金額も公開

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まとめ

社内におけるパワーポイントの資料作成に課題を抱えているのであれば、作成代行を依頼するのもひとつの方法です。ポイントを踏まえて代行先を選べば、十分な知識とスキルを持つ担当者による質の高い資料が期待できます。コスト・スキル・連絡などの面に優れたサービスを利用すればパワーポイント以外の業務も幅広く依頼することが可能なため、一度検討してみてはいかがでしょうか。

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クラウドソーシングTimes編集部
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