外注ノウハウ
公開日: 2021.12.23 / 最終更新日: 2024.01.04

【2024年】資料作成の相場を大紹介!資料作成代行サービス徹底比較

資料作成の費用相場は、パワーポイント資料であれば1スライドあたり3,000円~1万5,000円程度、マニュアル作成であれば1点あたり20万円~が目安になります。依頼する資料の種類(業務マニュアル・企画書・プレゼン資料・エクセル資料など)や、依頼する工程によってかかる費用が大きく異なることが特徴です。今回は、外注する資料の種類ごとの費用相場やおすすめの依頼先、依頼先ごとの費用感などを紹介します。

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資料作成の費用相場【種類別】

まずは、作成を外注する資料の種類別に費用相場を紹介します。

各種マニュアル

業務マニュアル・システムやツールの操作マニュアル・製品の取扱説明書などといったマニュアル類の作成を外注する場合、企画構成費や原稿作成費、画像作成費などがかかります。依頼内容やページ数などによって相場は変わりますが、初期費用として20万円~が目安です。

【外注費用相場】
・マニュアル1点あたり:20万円~

マニュアル作成で依頼できることや、外注費の内訳などについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

関連記事:マニュアル作成の外注費、相場はいくら?費用対効果の高い依頼先は?

企画書

企画書とは、商品開発・販路拡大などの具体的な計画をまとめた資料のことです。外注する場合は、デザイン費やグラフ作成費、パワーポイントのアニメーション作成費などのオプション料金が発生するケースもあり、企画の構成から依頼する場合はその分費用がかかります。

【外注費用相場】
・企画の構成が決まっている場合:5万円~
・企画の構成から依頼する場合:8万円~
・デザイン費(1ページにつき):1万円~
・企画書へ挿入するグラフの作成費(1点):5,000円~
・パワーポイントの企画書で使うアニメーションの作成費:1万円~

企画書と提案書の違いや、優れた企画書を作成するコツなどについては、以下の記事を参考にしてください。

関連記事:優れた企画書とは?作成のコツや代行依頼のメリット、費用相場も紹介

プレゼン資料

プレゼンテーションに使う資料を外注する場合は、自社で作成した原案をもとにブラッシュアップを依頼するケースと、新規のプレゼン資料作成をゼロから依頼するケースがあります。プレゼン資料の内容やページ数、求めるクオリティなどによって料金が変動するため、事前に外注先と打ち合わせをして見積もりを確認しましょう。

【外注費用相場】
・既存プレゼン資料のブラッシュアップ:基本料金1万5,000円~2万円(ページ単価:5,000~7,000円)
・新規プレゼン資料の作成:基本料金3~4万円(ページ単価:7,000~10,000円)

エクセル資料

Excel(エクセル)で作成する資料には、ドキュメントやリスト、マクロ・関数・VBAを用いたブックなどさまざまな種類があります。各資料の新規作成のほか、既存ドキュメントのブラッシュアップやメンテナンス、既存資料へのデータ入力、グラフや表の自動作成など、資料の種類に応じた作業を依頼することができます。
対応可能な資料の種類や作業範囲などは外注先によって異なるため、事前に確認を行いましょう。

【外注費用相場】
・エクセル資料へのデータ入力:100文字あたり20円~
・VBAを用いたブックの開発:5~10万円

エクセル資料のさらに詳しい費用相場やおすすめの依頼先については、以下の記事で詳しく紹介しています。

関連記事:エクセル作成の依頼先6選!外注の相場金額も公開

パワーポイント資料

PowerPoint(パワーポイント)には無料のテンプレートが用意されているため、資料を自作することもできますが、クオリティの高い資料を作成したい場合は外注がおすすめです。スライドの数やアニメーションの有無、納期などによって料金が大きく変わるため、事前に外注先の見積もりを確認しましょう。

【外注費用相場】
・各種資料作成費:1スライドあたり3,000円~1万5,000円

パワーポイント資料の作り方のコツや、デザインを外注する場合の費用相場については、以下の記事で詳しく紹介しています。

関連記事:相手に伝わるパワポ資料とは?良いデザインの例や作り方を詳しく解説

資料作成におすすめの依頼先6選

ここでは、おすすめの依頼先ついて、特徴や料金体系などをそれぞれ紹介します。

DDpartners

DDpartnersは、合同会社ソフィアメリオが運営する資料作成代行サービスです。依頼できるのはパワーポイントの資料で、プレゼン用のスライドから決算書まで多様な種類に対応しています。
新規の資料作成・既存資料のブラッシュアップなどに合わせた料金プランを用意しており、ページデザイン制作、グラフやイラストの作成、アニメーションや効果音の設定、ナレーション収録、翻訳、印刷作業など、パワーポイント資料に関するさまざまな依頼も可能です。

【料金の例】
・基本料金1万円+ページ制作費3,000円~1万2,000円(1ページにつき)
・テンプレート案追加:1案あたり15,000円
・イラスト作成:オプション料金にて対応可能 など

ドキュメントプラス

ドキュメントプラスもパワーポイントの資料作成代行を請け負う会社です。作成資料のクオリティに満足できない場合、何度でも修正を依頼することができるのが特徴です。他社より比較的リーズナブルな価格設定となっており、作成を依頼する資料のページ数が1~4ページの場合は基本料金が無料です(※ページ数が5ページを超える場合は5,000円の基本料金が発生します)。

【料金の例】
・10ページ以内のパワーポイント資料作成:1ページあたり3,000円
・基本料金:5,000円(依頼ページ数5ページ以上の場合)

株式会社フォームズ

株式会社フォームズには、企画書・プレゼン資料・営業資料などの作成代行を依頼できます。新規資料の企画・構成・デザインのほか、既存資料のデザイン・レイアウト修正のみの依頼にも対応しています。
依頼内容に合わせた料金プランが用意されており、依頼者側が用意すべき素材(参考資料・画像・既存資料のデータなど)を指定される場合もあるため、事前に依頼内容を相談して確認しましょう。

【料金の例】
・企画構成費:5万円~(または制作費の25%)
・制作管理費:全体費用の10%
・スライド制作:スライド1つあたり5,000円~
※詳細は問い合わせが必要

クラリテ株式会社

クラリテ株式会社は、資料作成代行にくわえてデータ入力や翻訳、テープ起こしなどの事務作業全般も頼める会社です。作成代行を依頼できる資料には、プレゼン資料・講演資料・報告書・企画書などの種類があり、パワーポイントやワード、エクセルなどの形式に対応しています。また、VBA・マクロの新規作成や、既存のVBA・マクロの修正などを依頼することもできます。

【料金の例(過去事例参照)】
・パワーポイント資料の作成、編集、ブラッシュアップ:1資料あたり7万円(10~15スライド程度)
・Wordの報告資料・企画書作成:15万円(30ページ程度)
・VBA、マクロの作成・利用マニュアル作成:約10万円

ココナラ

ココナラは、さまざまなスキルを売買できるマーケットです。プレゼン資料や企画書のほか、特定業種の資料(建築設備の計画書・医療系の研修資料など)を作成できる人材を探すことなどができます。ワード・エクセル・パワーポイント・Keynoteなどのジャンルに対応しており、資料作成代行やデザイン制作、文章の添削、企画構成のアドバイスなどを依頼することも可能です。

【料金の例】 ※料金は依頼内容によって変動し、見積もりが必須の場合もあります
・資料作成代行:1ページあたり4,000円~(5枚以上で発注可能など)、パワーポイント資料1点あたり15万円など

タスカル

タスカルは、株式会社Colorsが運営するオンラインアシスタントサービスです。経理・秘書などの事務作業やWebサイトの運用代行など、自社の日常業務をオンラインで委託することができます。バックオフィス業務全般に対応しているため、資料作成やデータ集計、文字起こし、デザイン制作などを依頼でき、期間ごとに料金プランが用意されています。資料作成や、自社のノンコア業務などを中長期的に外部化したい場合にもおすすめです。
料金プランは以下の3通りありますが、超過分は10時間単位で加算されるため注意しましょう。

【料金の例】
・3カ月プラン:4万4,000円~
・6カ月プラン:3万3,000円~
・年間プラン:2万7,500円~

なお、本記事に記載した料金の税抜・税込表示は各事業者の公式情報に準じた記載としてありますが、変更の可能性があります。詳細な料金を知りたい場合は、各事業者へ問い合わせてください。

資料作成を外部に依頼するメリット・デメリット

ここでは、資料作成を外部委託するメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。

メリット

①社内の生産性が向上する

資料作成を社内で行う場合、企画の立案や原稿の執筆、グラフやイラストの作成といった多くの工程があり、手間と時間がかかります。資料作成を外注すれば、これらに対応する社員の負担が減り、空いた時間でコア業務に集中できるため、生産性向上につながります。

②クオリティの高い資料を作成できる

資料作成のプロに依頼することで、社員がコア業務と並行しながら作る資料より、クオリティの高い資料を作成できます。デザイン性・メッセージ性に優れた資料なら、顧客や上司、クライアントなどの興味・関心を引くことができ、高い訴求力が期待できます。

③資料の確認・修正の手間が減る

社内で対応する場合、資料の作成者と上司による確認作業が必要です。プロに外注すると、誤字・脱字やケアレスミスなどの心配がなく、確認・修正の手間がかかりません。また、依頼先に企画を確認してもらい、第三者視点の意見を取り入れられることもメリットです。

デメリット

①資料作成を丸投げはできない

資料には多くの種類があるため、依頼先にも得手・不得手があります。資料作成を丸投げしてしまうと、想像していたものとは違った資料が納品されるケースもあり、とくに初めて資料作成を依頼する際は丸投げできないことがデメリットです。資料で使う素材・データなどを社内で用意し、打ち合わせのときに依頼内容や完成イメージを具体的に伝えるなど、事前準備や確認の手間がかかります。

②情報漏えいのリスクがある

依頼する資料によっては、社内の機密情報(売上データ・顧客情報など)を依頼先へ渡すケースも少なくありません。機密情報が外部に流出してしまうと、依頼側である自社の社会的な信用を失う可能性があります。情報流出を防ぐために、どんなセキュリティソフトを導入しているか、第三者機関が認定する「プライバシーマーク」を取得しているかなど、依頼先のセキュリティ対策について確認しましょう。

資料作成の依頼先を選ぶポイント

資料作成の依頼先を選ぶ際は、以下のようなポイントをチェックしましょう。

対応可能範囲

依頼先の中には、ゼロからの資料作成は請け負っておらず、既存資料のブラッシュアップのみ依頼可能なケースもあります。資料作成の依頼先を選ぶ際は、自社の要望に対して、どれくらい柔軟に対応してくれるかが重要です。
また、社内のレギュレーションを更新することで、資料作成のマニュアルが変わる場合もあるため、仕様変更や急ぎでの依頼などにもスムーズに対応してくれる依頼先を選ぶようにしましょう。

資料のクオリティと納期

クオリティの高い資料を作成できるか、どれくらいの期間で納品されるかは、資料作成の依頼先を選ぶ際に外せないポイントです。資料のクオリティや納期は、依頼先の実績やサンプルを確認すれば、制作の流れやスピード感がわかり、各社のスキルレベルも把握できます。
初回依頼の無料期間を用意している依頼先の場合は、試しに少量の資料作成を依頼し、クオリティと納品スピードをあわせて確認することが可能です。

依頼料金

一般的に、資料のクオリティが高いほど、依頼費用も高額になります。自社で資料作成をすべて行った場合と比較し、クオリティとコストの費用対効果を検討したうえで、適切な価格帯の依頼先を選びましょう。依頼側が資料の骨子(企画構成や原稿の下書きなど)を用意しておくと、工数が減る分、依頼料金が安くなる場合もあります。
なお、依頼先によってオプション料金の有無や範囲が異なるため、契約前にきちんと料金の見積りを確認しましょう。

資料作成の依頼なら「クラウドワークス」

インターネット上で仕事を依頼したい人・受注したい人をマッチングするクラウドソーシングサイトを活用して資料作成代行を依頼する方法もおすすめです。

業界最大手の「クラウドワークス」は、480万人を超える登録ワーカーのなかから希望の資料を作成してくれる人材を検索・募集することができます。単発や少額の依頼・短納期の依頼にも対応しており、クオリティの高い資料をスピーディに作成してもらうことが可能です(参考:HPなどに掲載できる15ページ程度の資料を1週間で依頼する場合…相場金額は3万円ほど)。

【資料作成関連の発注事例】
・助成金の資料作成、申請の代行(社会労務士の有資格者限定):3~5万円
・営業職向けのコンプライアンス研修資料のブラッシュアップ:3万円~
・資料作成やバックオフィス業務をリモートで対応できる方募集:時給1,300円~

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そのほか、複数のワーカーへ異なる資料を同時発注したり、資料のデザインをコンペで募集したりとさまざまな使い方が可能です。登録料・案件掲載料は無料で、着手金や基本料金などを支払う必要もないため、資料作成の窓口として利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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クラウドソーシングTimes編集部
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