外注ノウハウ
公開日: 2021.08.21 / 最終更新日: 2023.04.10

おしゃれなデザインの看板ロゴを作るには?作成時の注意や費用も解説

店舗・企業などの看板ロゴがおしゃれなデザインだと人目を引き、イメージアップや宣伝効果なども期待できます。今回は、おしゃれな看板ロゴを自作する方法や制作前に確認すべきこと、外注する場合の依頼先や料金相場などを解説します。

おしゃれな看板ロゴを自作するには?

おしゃれな看板ロゴを自作したい場合、以下のような方法があります。

ロゴのサンプルやデザイン集を参考にする

おしゃれなロゴのアイディアを考える際には、ロゴのサンプルやデザイン集が役立ちます。
世界中のデザイナーが作成したロゴのギャラリーサイト(「Logopond」「LogoMoose」など)のほか、テーマ別・業種別・カラー別などに分けてロゴのデザインサンプルを掲載しているサイトもあるため、看板ロゴデザインの参考にするとよいでしょう。

アプリ、ソフトなどを使う

ロゴそのものを作成できるアプリや、ロゴ作成をサポートしてくれるデザインソフトを活用することもできます。
各社が「ロゴメーカー」「Logo Maker」などの名称で提供するロゴ作成アプリにはデザインのテンプレートやイラスト・写真などの素材が用意されています。

また、「Canva」「Vectr」などのデザインソフトは使いこなすにつれて自由度の高いデザインができ、有料プランへ申し込むとさらなる機能拡張も可能です。

看板のデザイン・制作前に確認すべきこと

看板ロゴを制作する際はいくつか注意点があるため、事前に確認しておきましょう。

類似デザインの有無

看板ロゴを制作する前に、類似デザインの有無を確認しましょう。他社のロゴや著名なキャラクターなどとデザインの類似があると商品・サービスのイメージや信頼性に影響するだけでなく、著作権の問題に発展する恐れがあります。
たとえ故意でなくとも、デザインの類似が指摘されて問題に発展するケースもあるため、事前に類似デザインがないかどうか十分にリサーチしておきましょう。

看板の設置ルール

看板を設置する際は、建築基準法に基づく「工作物の確認申請(看板の高さに関する申請)」や、各自治体の屋外広告物条例に基づく「屋外広告物申請(看板の面積に関する申請)」などが必要です。
さらに、看板の設置場所は自社や店舗の敷地内に限られており、公道への設置は禁止されています。

看板の設置ルールについては自治体ごとに違いがあるため、看板のデザイン・制作を行う前に確認しておきましょう。

看板ロゴデザインの依頼料金相場は?

ここでは、看板ロゴデザインを依頼する際の料金相場を紹介します。

ロゴデザインのみ依頼する場合

ロゴデザインのみを依頼する場合、依頼先によって料金設定に差があります。デザイン1点あたり1万円で請け負っている個人デザイナーがいる一方で、基本料金が20万円という大手のデザイン会社もあります。

看板ロゴのデザインは、視認性の高さ・覚えやすさなどといったポイントを踏まえて行う必要があり、依頼者の好みもさまざまです。そのため、費用が高い=クオリティが高いとも限りません。
いずれにしても、ロゴデザインの実績が豊富であり、事前に細かく打ち合わせ(デザインの方向性・イメージの共有など)が可能な依頼先を選びましょう。

依頼先別の料金相場については、次の見出しで詳しく紹介します。

看板の制作や設置も依頼する場合

看板ロゴのデザインとあわせて看板の制作・設置を依頼したい際には、看板本体の制作費用とデザイン費用・ロゴ部分のデザイン費用・工事費用などが必要となり、合計額の相場は50万~150万円ほどです。

一方、看板の制作のみを依頼する際には、看板の種類や素材が料金を左右します。木・鉄などといった一般的な素材を使って立て看板を制作する際の相場金額は10万~15万円ほどです。

看板ロゴデザインの依頼先は?

続いて、依頼先それぞれの特徴や料金相場を紹介します。

ロゴ作成会社

ロゴ作成会社とは、各種ロゴのデザインを主に手掛ける会社です。企業ロゴやブランドロゴとあわせて看板ロゴ作成も依頼することができ、デザインの提案数や修正回数などによって依頼料金が異なります。
ロゴデザイン1点あたり1万~10万円が相場ですが、オプション料金(著作権譲渡の費用など)が発生するケースもあるため、事前に見積を確認しましょう。

デザイン会社

看板ロゴにくわえて、ロゴを使ったグッズやチラシなどのデザインも幅広く依頼できるのがデザイン会社です。
料金は会社の規模や依頼内容によって異なりますが、ロゴデザイン1点あたり5万~30万円前後が相場です。著作権譲渡0円・キャンセル料0円・修正回数無制限などのサービスを提供しているケースもあります。

個人・フリーランス

独自性のあるロゴデザインにしたい場合は、フリーランスのデザイナーに依頼することもできます。
個人で活動しているデザイナーは知名度や実績(職歴・受賞歴など)によって料金相場が変わり、経験の浅いデザイナーはロゴデザイン1点あたり1万~10万円、実績のあるデザイナーは5万~15万円、有名デザイナーは50万~100万円前後が料金相場といえます。
個人のデザイナーに依頼する際は、事前にデザインサンプルや見積を確認しましょう。

クラウドソーシングサービス

クラウドソーシングサービスを利用して看板ロゴデザインを依頼することもできます。クラウドソーシングサービスとは、仕事を外注したい人・受注したいをマッチングするサービスのことです。看板ロゴデザインの経験があるデザイナーが登録していることを確認し、仕事を依頼するようにしましょう。
上記で紹介した依頼先よりは低料金で依頼できる傾向にあり、具体的な金額は個人と交渉のうえで決定するケースが多くなっています。

看板ロゴデザイン・看板制作の依頼は「クラウドワークス」へ

業界最大手のクラウドワークスには360万件を超えるロゴ制作の受注実績があり、12万人以上のデザイナーが登録しています。登録ワーカーの実績や評価はプロフィールから確認でき、デザインサンプルの送付をリクエストすることもできるため、自社の要望に沿う人材を探しやすいメリットがあります。複数のデザイナーによるデザイン案を見たい場合は、コンペ形式を使って看板ロゴデザインを募ることも可能です。

さらに、看板ロゴデザイン・看板制作をまとめて依頼できるデザイナーも多く、多様な形状や素材のリクエストにも対応してくれます。オンラインによるヒアリングや打ち合わせができるため、作成してほしい看板ロゴのイメージや納期を詳細に伝えることも可能です。

規約の範囲内であれば修正料金は発生せず、利用時にサービス登録料・手数料などの追加料金もかかりません。コストを抑えながらクオリティの高い看板ロゴを制作したい方におすすめです。

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まとめ

看板ロゴは自作することができますが、作成前にはいくつか確認事項があります。看板ロゴを外注する場合、依頼できる範囲や料金は依頼先によって異なるため、事前に確認しましょう。看板ロゴ制作と看板制作をあわせて依頼したい場合や、複数のデザイン案を募集したい場合などは、クラウドソーシングサービスを活用して看板ロゴデザインを依頼する方法もあります。

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coolpolaris
広告代理店でマーケティングやストラティジックプランナー、ライター等を長年担当。専門は統合マーケティングコミュニケーションで、リサーチ実施・分析及びWEBも含めたトータルコミュニケーションプランの構築やブランディングを得意とする。WEBマーケティング経験も多数。

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