マーケティング
公開日: 2018.04.10 / 最終更新日: 2020.01.06

ディスプレイ広告を始めるには?3ステップで今すぐスタート!

s_スクリーンショット 2018-04-09 16.24.45「ディスプレイ広告」という名前を一度は耳にしたことがあると思います。ディスプレイ広告は、自社のサイトに大勢の人を集客するための有効な手段として活用されています。

これから、Web広告で集客を検討されている方や、サイトの集客に悩んでいる方など、ぜひご参考にしてください。

ディスプレイ広告とは

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ディスプレイ広告とは、Webサイトやアプリの広告枠に画像などで掲載される広告のことです。Webページの決まった枠に、自社のWebサイトなどのリンクが貼られます。

ディスプレイ広告の特徴について

ディスプレイ広告は特徴を押さえることで、効果的な広告手段として活用することができます。どんな特徴があるのか、どのような商材に向いているのかをしっかり把握して集客に活用しましょう。

どんなユーザーに広告を届けることができるのか

ディスプレイ広告は、「顕在層」だけでなく、「潜在層」のユーザーへのアプローチにも優れている広告です。潜在層と顕在層については、下記のように考えるとイメージがつきやすいでしょう。

「潜在層」= そのうち商品、サービスを利用してもいいかな、と考えている「そのうち客」
「顕在層」= 今すぐに商品、サービスを利用したい「今すぐ客」

主流な広告手法である、リスティング広告との比較をして、違いをご説明します。

リスティング広告は、指定したキーワードが検索された場合に、検索画面に表示される広告です。リスティング広告を届けるユーザーは、自分の興味や関心が明確になっているので、「顕在層」へアプローチに優れた広告といえます。

リスティング広告についての詳細はこちら

リスティング広告だけだと、「今すぐ」何かをしたいユーザーにしかアプローチすることができません。ディスプレイ広告を使うことで、「今すぐ」だけでなく「そのうち」と考えているユーザーのニーズを掘り起こし、より多くのユーザーにサービスへの興味を持ってもらうことが可能になります。

潜在層って具体的にどんなユーザー?ディスプレイ広告が特に相性のいい商材もご紹介

では、具体的に「潜在層」のユーザーにアプローチする、というのはどういうことなのでしょうか?例えば、転職サービスの広告について考えてみましょう。

転職を考える方は、お仕事終わりの電車の中。休日の暇な時間。などふとした時に、転職について考える時があるかもしれません。「ふとした時」に意識をし始めて、徐々に意思決定をしていくものです。

リスティング広告を使うことで、「転職しよう」と決意したユーザーにアプローチすることは可能です。しかし、ディスプレイ広告をつかって潜在層にアプローチし、「ふとした時」を作り出すことで、より早く、より多くのユーザーを顧客とすることが可能になります。

ディスプレイ広告は、多くの商材で活用が可能ですが、特に向いている商材とそうではないものがあります。ディスプレイ広告と特に親和性の高い商材は、例えば「嗜好品」に属する商材です。嗜好品のように、今すぐ絶対に必要なものというわけではないが、ついつい買ってしまう。そのようなそんな商材は特にディスプレイ広告と相性がよく、成果を出しやすい商材といえます。

逆に、残念ながら、ディスプレイ広告でアプローチをするのには向かない商材というものもあります。それは、「緊急性が高く、検討期間が短い」商材です。例えば、水道工事や電気工事などが挙げられます。なぜなら、ユーザーはその時、「すぐ」に必要としている商材になるからです。

ディスプレイ広告で、ユーザーにアプローチしても、「そういえば水道工事をしてもいいな」と思ってもらえる可能性は低いので、ディスプレイ広告との相性は悪く、成果が出しにくい傾向があります。

ここを押さえれば効果が出る!ディスプレイ広告の始めるときのポイント

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ディスプレイ広告を始めるうえで、必ず押さえておきたいポイントをご紹介します。
3つのポイントを押さえることで、効果的な広告を開始することができます。

クリエイティブを用意する

ディスプレイ広告は画像が訴求のメインになります。ですので、まずは掲載するバナー画像を準備する必要があります。

ディスプレイ広告を初めて開始する際には、レスポンシブ広告を利用することをおすすめします。レスポンシブ広告とは、掲載枠にあわせて、自動的に画像と文字要素を組み合わせたクリエイティブを作成、出稿してくれる便利な機能です。
少ないサイズのクリエイティブだけで、多くの掲載面に広告を出稿することができます。

ディスプレイ広告を利用する際の主要なチャネルである、GDN、YDNそれぞれでレスポンシブ広告を開始する際に必要なクリエイティブのサイズは以下になります。

▪GDNの出稿に必要な画像サイズ
推奨サイズ:1,200×628
推奨サイズ:1,200×1,200

▪YDNの出稿に必要な画像サイズ
1200ピクセル ×628ピクセル、
300ピクセル×300ピクセル

もちろん、掲載枠に合わせたバナーを用意することで、より多様な訴求を行うことができるようになります。その他のバナーサイズに興味がある方は、下記を参照してみてください。

▼YDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)のバナーサイズを確認する
参照:https://promotionalads.yahoo.co.jp/online/display_start.html

▼GDN(Googleディスプレイネットワーク)に出稿するため画像サイズを確認する
参照:https://support.google.com/adwords/answer/7031480?hl=ja

ディスプレイ広告の成否を分ける最大のポイントはやはりクリエイティブです。質の高いクリエイティブ作成も重要ですが、どんなメッセージ効果的なのか、多くのパターンを試すことが、重要になります。大量のバナー作成は社内で難しい、という場合にはクラウドワークスを利用することもひとつの選択肢です。

ターゲットを決めて配信する

魅力的なクリエイティブを作成しても、ターゲットになるユーザーに広告が届かなかければ意味がありません。

ディスプレイ広告でターゲットを決める方法は
・ユーザーにターゲットする方法
・掲載枠(プレースメント)にターゲットする方法
の2つがあります。

・ユーザーにターゲットする方法:ユーザーの年齢や性別、などの絞り込みの他、興味関心をキーワードや、関連サイトをもとにセグメントし、広告配信を行うことが可能です。

・掲載枠(プレースメント)にターゲットする方法:どこのサイトに広告を出すかを絞り込むことができます。キーワードで関連するサイトだけに広告を出すことも、URL単位で決められたサイトにのみ広告を出すことも可能です。逆に、広告を掲出しないサイトを設定することもできます。

2つのターゲティングを組み合わせて広告を出稿することもできます。どちらのターゲティングを利用する際も「誰に広告を届けたいのか」を考えて絞り込みを行うことが重要です。

リターゲティング広告を活用

「リターゲティング広告」は、サイトに訪れたユーザーを対象に、広告を出す広告手法のことです。一度は興味を持ってくれたユーザーに再度アプローチすることで、成果の出しやすい広告手法になっています。

特に、リスティング広告を既に実施している方は、リスティング広告経由で一度商品・サービスに興味を持ってくれたユーザーにも、再度アプローチすることができるため、大きな効果を上げやすくなります。

まとめ

ディスプレイ広告で成功するための重要なポイントは
・どのようなターゲットに
・どのようなクリエイティブで
メッセージを届けるか、という点です。

内製で大量のバナーを作成し、結果を即座にフィードバックしながらテストを続けることが、クリエイティブ作成の際には最も成果がだしやすい方法です。

大量のバナーの作成を社内で行うことが難しい場合は、クラウドワークスで発注することも一つの選択肢です。多くのバナーを比較的低コストで作成することで、テストのスピードを速めることができます。コンシェルジュサービスを利用することで、始めてのクリエイティブ発注でも、サポートを受けながら気軽に発注まで行えます。

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