マーケティング
公開日: 2019.09.14 / 最終更新日: 2020.08.19

販促のためのPOPとは?作り方や種類、制作のコツを紹介!

商品の売り場でよく見る販促POPですが、実際に制作する前に作り方や種類などを押さえておきましょう。コツがわかっていると、より効果的なPOPを制作できます。今回の記事では、POPの種類、作り方、制作のコツについて紹介します。

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販促POPとは?その役割は?


まずはPOPの基礎知識、設置する背景を理解していきましょう。

購買意欲を高める販促物・広告をさす

POPとは、英語の「Point of Purchase」の略。ピーオーピーやポップと言われ、販促物のひとつです。スーパーマーケットやドラッグストアなど、売り場において消費者の購入意欲を高めるために使われる手段です。ほかの販促物とは異なり、購入の直前に消費者にアプローチできる特徴があります。

店頭にてアテンションを高める

POPの役割は大きく言うと「購入意向を高めること」ですが、「店頭にてアテンションを高める」ためにも用いられます。物があふれている店頭においては、いかに「目立ち度」を獲得するかというポイントが重要だからです。消費者の購買行動の流れとして、まずは認知、そして検討が行われます。第一ステップである認知を獲得し、購買の選択肢に入ることが重要です。

購入の後押しをする

POPは購入の後押しをする手段としても使われます。たとえば、パッケージに記載されていない商品の魅力を紹介したり、使った人からの口コミの紹介、獲得した賞など、意思決定の際に後押しする要素をPOPで伝えることができます。

販促POPの種類とは?


販促POPの代表的な種類を見ていきましょう。

スイングPOP、現物POP

店頭において商品の近くに設置されることが多いのは「スイングPOP」や「現物POP」です。スイングPOPはPOPの中でももっとも広く使われる手法のひとつで、一方の現物POPは実際の商品を手にとって見ることができるように作られるPOPです。

ポスター

ポスターは主に店内などで使われ、比較的簡単に作ることができるツールです。伝える内容としては、特定の商品の訴求だけでなく、店舗全体のプロモーションやキャンペーン情報の伝達として使われることも多いです。

チラシ

チラシはセール情報などに使われるイメージが強いですが、特定の商品を紹介する販促物としても活用できます。お客さんの手元でじっくりと見てもらえる媒体なので、多くの情報を伝えられる点がメリットです。

販促POP制作のコツとは?


ここでは販促POPの制作のコツについて「情報の優先順位を明確にする」「イメージを活用する」「メタファーや擬音語を活用する」の3点を紹介します。

情報の優先順位を明確にする

まず、販促物とはあくまでも購入の後押しをサポートする媒体であることを理解しておきましょう。雑誌など、ほかの媒体のようにじっくり読んでもらえないという想定で情報の優先順位を明確にし、シンプルなメッセージにすることを心がけましょう。

イメージを活用する

写真やイラストの活用を検討しましょう。上述したとおり、POPとはじっくり読んでもらう媒体ではありません。パッと見ただけで伝えたいことが伝わるPOPが効果的です。

メタファーや擬音語を有効活用する

コピーを検討する際は、メタファーや擬音語を有効活用しましょう。たとえば「~~のような」「さらさら」「しっとり」など、使った感覚をイメージできる言葉は効果的です。

販促POPデザインの作り方とは?


販促POPは自社内でも制作することが可能です。社内にノウハウがないけれど急ぎで用意したい、という場合は外注する方法もあります。

エクセルやワード、手書きなどで手作りする

なるべく制作費を抑えたい場合は、エクセルなどを利用して自分で制作することが可能です。また、手書きでPOPのデザインをすることもオススメです。手書きによる効果は、親近感が湧いたり、オリジナリティをアピールできるので目に留まりやすかったりするのがメリットです。特に「使用者の口コミ」などを伝えたい場合は手書きのほうが効果的です。

クラウドワークスで外注する

制作費を抑えつつ、オリジナルのPOPを制作したい場合、クラウドソーシングサービスのクラウドワークスを活用するのもおすすめです。「販促POP」と絞り込み検索をすると、過去にPOP制作の経験を持つ個人や、デザイナーとして活躍中の個人がたくさん表示されます。また、「コンペ形式」を利用して複数のアイデアを一気に集めることも可能です。ニーズによって使い分けてみましょう。

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POP制作などをクラウドワークスで外注化すると、社員がコア業務に専念する時間を作ることができ、POP自体も満足度が高いものができあがります。こちらの企業事例もぜひご覧ください。
関連記事:クラウドソーシングだからこそ繋がりのきれない関係。デザイン発注する上での考え方と有効なコンペ活用方法とは:株式会社吉村

販促POP専門の会社に依頼する

販促POPを初めて制作する場合や、制作経験がまだ少ない場合は、販促POP専門の会社の活用を検討しましょう。プロに任せることで、より効果的なPOPが期待できます。また、種類についても、目的やターゲットから適切なアドバイスをもらうことができます。

まとめ

今回は、販促POPというテーマで、POPの種類、作り方、制作のコツについて紹介しました。販促POPは購入の意思決定において、重要な役割を果たすツールです。ぜひ今回の記事を参考に、効果的な販促POP制作に挑戦してみてください。

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消費財メーカーでマーケティングを担当。消費者調査、コンセプト・商品開発、ブランディング、メディア戦略立案、販売戦略立案などブランドマーケティング全般、WEBマーケティングについてはオウンドメディア管理、SNSマーケティング、SEOなどを実務として経験。

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