マーケティング
公開日: 2020.10.28 / 最終更新日: 2020.11.24

イベントマーケティングとは?メリット・デメリットや手法を紹介!

展示会やセミナーなどが該当するオフライン型のイベントは、顧客にリアルな体験を提供できることから、効果が再認識されているマーケティング手法のひとつです。この記事では、イベントマーケティングの概要、メリット・デメリット、代表的な手法5つを解説します。

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イベントマーケティングとは

イベントマーケティングとは、オフラインやオンラインでのイベントを通じて顧客との接点を作り、自社の商品やサービスを体験してもらい、ファンの育成や売上につなげるマーケティング活動のことです。インターネットがあたりまえのインフラになった現代では、オフラインだからこその価値を提供できるマーケティング手法として再び注目を集めています。

イベントはネット上では体現できないリアルな体験価値を提供できるほか、来場者と双方向のやりとりができるため、PR効果が高い特徴があります。それにくわえ、目的を持って来る潜在層に対してアプローチができるため、見込み客の獲得にもつながります。

一方で、感染症流行の影響によってオンライン型のイベントも隆盛してきているため、これからはオフラインとオンラインの特性を活かした融合型のマーケティング活動を通して効果的に体験価値を提供していくことが重要といえます。

こちらの記事では、イベントマーケティングで得られる効果について詳しくまとめています。実際の成功事例も紹介していますので、ぜひご覧ください。
関連記事:イベントマーケティングの効果は?事例や効果測定方法なども紹介

イベントマーケティングのメリット・デメリット

続いて、イベントを通してマーケティング活動を行うことのメリット・デメリットを紹介します。

メリット1:顧客にリアルな体験を提供できる

オフラインイベントは、顧客が実際に商品やサービスを体験できる点に大きな特徴があります。顧客はイベントを通して商品・サービスの利用価値、自分にとってのベネフィットをリアルに感じ取るため、インターネットを活用したオンライン型のイベントとはまったく異なる情報を提供することが可能です。

メリット2:見込み度の高い顧客にリーチできる

イベントには商品やサービスに興味をもつ人が多く集まるため、優良な見込み客にアプローチできる可能性が高くなります。また、インターネット上での接客とは異なり、直接接客によって購買意欲を刺激できるため、目標達成までのプロセスが効率よく進められることもあります。

デメリット1:イベントの告知活動が必要

イベントは集客が多ければ多いほど成果に影響する傾向が強いため、事前の告知活動は入念に行っておくことが重要です。このような告知活動に必要となる労力や時間、コストなどのリソースが必要となるのはデメリットのひとつです。

デメリット2:集客によって投資収益率が左右される

イベントが成功かどうか判断する指標のひとつに投資収益率(ROI)があります。これを算出することで投資費用に比べてどのくらいの利益を得られたかを計測することができますが、イベントの収益は集客数の多さに比例するため、仮に集客数が少なかった場合にはROIも低くなってしまい目標達成から遠のいてしまう可能性もあります。

多くの集客を叶えるために、以下の記事で紹介しているいくつかのポイントを押さえて集客方法を企画しましょう。
関連記事:成功するイベントの集客方法とは?興味を引く仕掛けや成功事例を紹介

イベントマーケティングの主な手法5つ

続いてイベントマーケティングの手法や種類について説明します。

参加型イベント

参加型イベントとは、顧客にデモンストレーションなどへ参加・体験をしてもらうことによって、自社商品やサービスを強く印象づけられる手法です。具体的には内覧会や試写会、試食・試飲会などが該当し、一般的に顧客の満足度やリピート率は高い傾向にあるのが特徴です。

セミナー

セミナーには、自社内で行う「自社セミナー」、他社と合同で行う「共催セミナー」のほか、インターネットを通じて行う「ウェビナー」などの種類があります。自社と共催のいずれにおいても、主催者と顧客の情報・意見交換を目的とした「情報提供型セミナー」、商品のPRを行って商談につなげる「顧客獲得型セミナー」の2種類にさらに分かれます。

セミナーを成功させるためにも、以下の記事で紹介している集客方法をぜひ実施してみてください。
関連記事:【厳選】セミナーの集客方法9選!おすすめのポータルサイトも紹介

ミートアップ

ミートアップとは、特定のテーマについて参加者同士で意見や情報交換を行うイベントのことで、交流会と同義で表現されることも多くあります。セミナーがリードの獲得を目的としているのに対し、ミートアップはブランディングや商品評価、企業の採用活動の一環として行われています。

展示会

展示会とは、自社商品やサービスを会場で発表し、認知度の向上やリードの獲得、商談を行う場のことです。自社のみで行う展示会もあれば、あるテーマのもとで複数社が同じ会場に集まって行う展示会もあります。後者の場合、集客は主催者が行い、参加企業は主催者側に出展料を支払うことが一般的です。

展示会にはブランディングとリード創出という目的のほか、既存顧客を招待してエンゲージメントを向上させるという目的もあります。

ユーザー交流会

ユーザー交流会とは、すでに自社の商品やサービスを利用している顧客を集めて行うイベントです。顧客との関係性を強化しながらエンゲージメント向上を図ることが主な目的です。顧客同士のナレッジ共有や情報交換により、解約の防止や利用頻度の増加、アッップセル・クロスセルなどを仕掛ける場としても有効です。

イベントマーケティングの企画を練るには?


イベントマーケティングの成功には、時代やターゲットのニーズに合った企画やコンテンツが欠かせません。また、目的に合った手法の選択や目標達成のための緻密な計画が必要なため、イベントマーケティングに知見のあるプランナーやマーケターの存在が必須です。

仮にイベントマーケティングに関するノウハウや人材などのリソースが不足している場合、クラウドワークスの活用がおすすめです。クラウドワークスとは国内利用者数No1のクラウドソーシングサービスで、インターネット環境さえあれば気軽にさまざまなプロへ仕事を依頼することができます。イベントマーケティングに長けた経験や実績が豊富なプロも在籍しています。

イベントの企画や運営だけ、レポート作成だけなど、業務を分割して一部のパートのみを依頼することも可能です。サービスを通して個人やフリーランスへ外注するため、イベント会社へ依頼するよりもコストを抑えられ、納期に対しても柔軟に対応してもらえることが多いです。

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まとめ

イベントは、リアルな体験の提供・リード獲得・ブランディングなどに効果的で、中にはオフラインとオンラインを組み合わせて行うことでさらに効果を高めるケースもあります。効果的なイベントマーケティングを行うための人材が不足している場合は、ぜひクラウドソーシングなどでプロを探してみてください。

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coolpolaris
広告代理店でマーケティングやストラティジックプランナー、ライター等を長年担当。専門は統合マーケティングコミュニケーションで、リサーチ実施・分析及びWEBも含めたトータルコミュニケーションプランの構築やブランディングを得意とする。WEBマーケティング経験も多数。

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