「クラウドワークスはやめたほうがいい」「稼げない」といったネガティブな意見もありますが、クラウドワークスを上手く活用し、安定した収入を得ている人もいます。今回は、クラウドワークスはやめたほうがいいと言われる理由や、クラウドワークスに向いている人・向いていない人の特徴、高収入を得るためのコツなどを紹介します。
目次
ネットで見かける「クラウドワークスはやめたほうがいい」の真相

クラウドワークスは日本最大級のクラウドソーシングサービスであり、ユーザー数は500万人を超えています。一方で、GoogleやSNSで「クラウドワークス」と検索するとネガティブな口コミを見かけるケースもあり、利用することに不安を感じる人もいるかもしれません。
【ネガティブな口コミの例】
・低単価の仕事がある
・継続案件を獲得しにくい
・案件のライバルが多い
まず、「クラウドワークスはやめたほうがいい」と言われる理由の1つは、初めから条件の良い案件を獲得することが難しいためです。
例えば、記事制作は1文字あたり1~8円程度が相場なので、1000文字の記事を執筆すると1,000~8,000円の報酬となります。しかし、報酬が相場より低いライティング案件を多く受注した人は「クラウドワークスでは稼げない」という印象を抱くかもしれません。
高単価の案件では、ワーカーの実績やスキルが重視されることが多く、経験が浅いうちは応募してもなかなか受注に至らない傾向にあります。きちんと受注実績がある人・評価が良い人に依頼したいと考える発注者が多いことがわかります。
そのため、「将来的に高単価案件を受注するために、まずは単価が低めの案件で多くの経験を積むことを優先したい」と考える人にとっては、ステップアップを見込んだうえで「稼ぎにくい期間」が発生するケースもあるようです。
クラウドワークスに向いていない・やめたほうがいい人の特徴
次に、クラウドワークスに向いていない人の特徴をいくつか紹介します。
クライアントとの交渉が苦手な人
クラウドワークスに限らず、フリーランスとして仕事をする際にはクライアントとの交渉が発生します。
案件の内容や条件、連絡手段などはクライアントによって異なりますが、臨機応変な交渉やコミュニケーションが苦手な人にとって、クラウドワークスはやや不向きといえそうです。
オンラインでのやりとりが苦手な人
クラウドワークスで受注した業務を行う際は、オンライン上で連絡を取るケースが多くなります。チャットツールやWeb会議サービスを用いて仕事の報告・連絡・相談などを行うため、オンライン上でのやりとりが苦手な人には不向きな側面があるといえます。
すぐに高収入を得たい人
クラウドワークスには比較的低単価で簡易的にこなせる仕事から、高いスキルが求められる高単価の仕事まで幅広い案件があります。
前述の通り、高単価の案件は競争率が高く、クライアントから採用されるためには実績を積む必要があるため、すぐに高収入を得たい人には向いていないといえるでしょう。
クラウドワークスに向いている人の特徴
一方で、クラウドワークスに向いている人には以下のような特徴があります。
スキルや経験を積みたい人
クラウドワークスに向いている・稼げる人の特徴として、長期的にフリーランスとしての活動を考えている・スキルや経験を積みたいと考えているといった点が挙げられます。
経験を積みながらスキルを磨くことで高単価の案件を獲得できる確率も高まるため、クラウドワークスで安定的に収入を得やすくなります。
自由度の高い働き方をしたい人
クラウドワークスはオンライン上でやりとりが完結するため、平日の夜や土日などの空き時間を有効活用して稼ぐことも可能です。時間や場所を問わず、単発・長期のどちらでも受注できるため、自由度の高い働き方をしたい人はクラウドワークスに向いています。
自己管理ができる人
クラウドワークスは、在宅勤務で自由度の高い働き方ができますが、その分自己管理能力が求められます。納期に間に合うように自分でスケジュールを組んだり、体調管理に気をつけたり、1週間でやるべきタスクを計画したりなど、自己管理がつきものです。そのため、自分で決めたことを遂行できる人はクラウドワークスに向いているといえます。
クラウドワークスで高収入を得る方法の例
クラウドワークスで安定した収入を得たい人、高収入を目指したい人におすすめな方法のひとつがプロクラウドワーカーに認定されることです。
プロクラウドワーカーとは、クラウドワークスが認定する仕事のプロフェッショナルのことで、以下のような基準で認定されます。
【プロクラウドワーカーの基準】
・総合評価(4.8以上)
・納品完了率(90%以上)
・スカウト数(5回以上)
・獲得報酬額(月間200位以内)
・コミュニケーション評価(4.8以上)
プロクラウドワーカーに認定されると、以下のようなメリットがあります。
・プロクラウドワーカー認定マークが付与され、クライアントの目に留まりやすい
・プロクラウドワーカーリストに表示されるため、露出と知名度が高まる
・クライアントから信用されやすく、案件に応募する際に選ばれやすい
クラウドワークスは登録者数が多いことから、クライアントに選ばれるためには他のワーカーより目を引く要素があると有利です。
プロクラウドワーカー認定前と認定後を比較して「契約単価が42%UPした」という調査結果もあるため、稼げるかどうか心配な人や、今よりさらに稼ぎたい人はプロクラウドワーカーを目指してみるとよいかもしれません。
クラウドワークスではどんな案件が募集されている?
ユーザー数が500万人を超えるクラウドワークスには、仕事を探している「受注者」だけでなく、仕事を依頼したい「発注者」として登録している企業・個人も数多くいます。
そのため、日々さまざまな仕事が掲載されており、稼働条件や報酬が気になった案件があればスムーズに応募することが可能です。
また、ワーカー(受注者)としてのプロフィール情報をきちんと入力し、受注実績を積んでいると企業側からスカウトされるケースもあります。
実際にどのような仕事・案件が掲載されているか、ごく一部を紹介します。
【クラウドワークスの掲載案件(一例)】
・Webコンテンツ制作(記事執筆や編集、校正など):時給1,200~2,000円前後
・事務代行(データ入力や書類作成、経理・会計など):時給1,200~1,800円程度
・翻訳業務(ビジネス資料の翻訳、オンライン商談の通訳など):時給2,000円~
・自社ブランドのキャッチコピー提案:アイデア採用で5,000円~3万円程度
・イラストやアイコン、企業ロゴなどのデザイン制作:3万円~
・YouTube動画の作成や編集:1本あたり8,000円~
・Webコンテンツで使う画像の加工や編集:1枚あたり1,000円~
・声優やナレーション業務:数分程度の収録で5,000円~
・ホームページ制作(Webデザインやコーディングなど):20万円~
・アプリやシステム開発、機能追加:30万円~
そのほか、希望の職種・条件などを入力して仕事を絞り込み検索することもできますので、現在募集中の案件をチェックしてみるのも良いでしょう。
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まとめ
登録ワーカーの中には、「軽い気持ちで始めてみたけど、結果的に副業収入やフリーランスとしての独立につながった」など、自分のスキルを活かして高収入を得ている人もいます。プロクラウドワーカーに認定されると、さらに高単価の案件を獲得できたり、スカウトされたりするケースが増えるため、コツコツと案件をこなして実績を積んでみましょう。






