発注者必見!クラウドソーシングに必要なテレマネジメント能力とは?

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クラウドソーシングは便利なサービス。しかし……

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クラウドソーシングは、インターネットを使ってさまざまな仕事を発注できるアウトソーシングサービスです。その利便性から、クラウドソーシングをアウトソース先に選ぶ企業が増えています。しかし、クラウドソーシングの力をビジネスに活かしたいのであれば、ただクラウドソーシングサイトに登録して受注者を募るだけでは上手くいきません。発注側であるクライアントには、顔の見えないワーカーたちをまとめ、品質管理やスケジューリングを行うテレマネジメント能力(遠隔管理能力)が求められます。このページでは、従来の外注方法とクラウドソーシングとの違いと、クラウドソーシングに必要なテレマネジメントについてご説明します。

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クラウドソーシングと従来のアウトソーシングの違い!

まず従来の外注方法には、クライアントは委託先に制作のすべてを一任できるという特徴があります。たとえば制作会社にパンフレットの制作を依頼するとしましょう。制作会社はデザイナーやカメラマンといった人材の招集をはじめ、制作スケジュールの管理、品質管理、印刷など、パンフレット制作に必要な手配をすべて行ってくれます。クライアントは途中経過にタッチすることなく、望む成果物を得られる点がメリットです。
一方クラウドソーシングでパンフレットを作る場合は、「制作過程のどこからどこまでを、誰に任せるのか」をクライアントが決めなければなりません。クラウドソーシングにいる人員は横のつながりがない群衆、つまり制作会社のようなチームではないためです。クライアントは制作過程を把握したうえで、群衆の中から案件に必要な人材をピックアップし、自分に協力してくれるチームを作ります。そして彼らが無事、案件を達成できるように、スケジュール管理や品質管理といったマネジメントを行います。
「丸投げはできないが、自らマネジメントを行うことで、魅力的な人材を見つけることができたり、仲介業者に払うコストをカットできる」点がメリットです。

クラウドソーシングに必要なテレマネジメント能力とは?

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では、クラウドソーシングに必要なマネジメント能力について見てみましょう。まず第一に必要となるのが、「どんな仕事を、誰に、どこまでやってもらうのか」を明確化する、プロセス管理です。たとえば上記のパンフレットの例をもう一度挙げると、「パンフレットを作りたい」だけでは、ワーカーは困ってしまいます。パンフレットを作るには、紙面のデザインを考える、写真をとる、文章を書くなど、複数のスキルが必要です。
そしてそれらのスキルをすべて所持しているクリエイターはきわめて稀なので、各クリエイターに仕事を分担することになります。「会社案内のパンフレットを作りたいので、ライターに、会社理念をまじえた文章を書いてもらいたい」「新サービスの案内パンフレットを作りたいので、デザイナーに、紙面のデザインをしてもらいたい」というように、各人材に仕事を割り当て、案件の流れを管理できるかどうかをまず確認してみましょう。もし成果物に関する制作知識が心許なく、スケジューリングが難しいようであれば、ディレクターを雇うことをおすすめします。

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クラウドソーシングではワーカーとの連携が鍵!

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またクラウドソーシングでは、チームに投入したワーカー全員とクライアントとの間で、成果物のイメージを共有することが大切です。クライアントの持つイメージを全体で共有することで、制作過程のブレをおさえ、ニーズに合った成果物を作ることができます。クラウドソーシングを利用して制作にあたる際には、成果物のサンプルやレギュレーションの設定など、「共通認識の形成をスムーズにするツール」を用意しておきましょう。

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クラウドソーシングを活用しよう!

従来の外注方法とクラウドソーシングとの違いと、クラウドソーシングに必要なテレマネジメントについてご説明しました。上記の内容を参考に、ワーカーたちのよきリーダーになってみてはいかがでしょうか。


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