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このような企画を外部に向けて行うのが初めてで
不明な点が多く、何をすればより良くなるのか不明点がありますので
アドバイスいただける方がいらっしゃいましたら教えて下さい。
企画案はこちらにあげております。
「自分でペイントした作品で作品集を作る」というワークショップです。
詳細 http://udoyoshi.com/blog/?p=8705
私達は「日本語を書く」和様というジャンルの書をやっています。
(みなさんが「書道」と呼ぶものは、中華式の唐様というもので明治以降 主流になったものです。)
床の間もなくなり、書を所有する理由がなくなりつつあるので
雑貨、衣類に日本語を書いたものを所有してもらうアプローチを考えています。
「日本語のファッションや雑貨ってカッコ悪い」と思う人もいますが
英語圏の人が英語デザインのファッションや雑貨を普通に活用できるということは
日本語デザインだってもっと活用できるんじゃないかと思っています。
特に、私が出会う日本好きの外国女性は「ひらがなはクール」と
日本独自の文字である「ひらがな」に大変興味を持っています。
(漢字は間違いタトゥーや中国のイメージがあるようで日本通女性に人気はあまりないようです。)
日本語は漢字が3割程度しかなく、7割がひらがなかカタカナです。
しかし、毛筆では、江戸時代までは続け字、明治以降は唐様となり、漢字カタカナ名交じり、
漢字ひらがな交じりになったのは、戦後教育からで、実は、ひらがなの毛筆はほとんど研究されていません。
そのため、みなさんも「相田みつを」氏の作品しか思いつかないと思います。
(他にあるのですが、庶民に読めないので気付かれてない)
全世界の人に、私の和様という書のスタイルを知ってもらうためにも
日本語という文字をしってもらうためにも
一番いいのは目に触れる、生活に使えるように、
利用価値拡大のだめにハードルを下げることも必要かと思います。
その「ハードルを下げたもの」が今回の企画です。
もし、みなさんが書道教室の主宰で
このような企画をする立場ならどのようにしますか?
私が今、困っているのは集客です(皆さん困っていると思いますけども)。
まずはモノを作っていいなと思われることですよね。
方法としては、クラウドワークスで、デザイナーさんやクラフト作家さんとでコラボするのはいかがですか。
企画案の中の写真いくつか拝見しましたが、正直、ピンときません。
毛筆ひらがなをモチーフに、暖簾とか日除けか、なにかアイデアをコンペでもいいので出してもらっては。
早速のご返答ありがとうございます。
>正直、ピンときません。
ここ大事ですね。
>毛筆ひらがなをモチーフに、暖簾とか日除けか、なにかアイデアをコンペ
ここに登録して日が浅いので、どのようなカタチがいいのか、もう少しサイト研究も必要です。
私なら、ママ&子どもをターゲットにした企画を提案したい、と思うかも…。
機動力があるのは、子育て中で日中の行動が可能な、ママさん達かな、と考えます。お子さんのアイテムをママが作る、というイベントが好きなお母さんは、今、増えていますからね。土日に開催するならお父さんも参加できるでしょうし。
私は今現在、とある学習塾の広報&トータルプロデュース・・・というのでしょうか、ブランディングからwebの展開まで手がけていますが、学習塾で子育てサークル&カフェという試みで、そこに簡単な企画を提案したりしています。セミナーやワークショップなどが、今、子育てママ世代にウケているので、そういった方面からアプローチしたくなりますね^^
子どもの食事エプロンやスタイに、お母さんがペイントして、最後にお子さんの手形や足形もオマケにポン、みたいな。
そうすると小さな赤ちゃんも作品に参加できますし、お母さんもけっこう嬉しかったり・・・
あとは、「ひらがな」を活用して、テキスタイルや印刷物の「模様」を作るワークショップとかがあれば、個人的にやってみたいなあ。あ、主催者側の目線からは外れてしまいますが。
外国の方が「ひらがな」に魅了されるのは、言語としてではなく単純に「デザイン」として見ているからだと思うんですよね。日本人は「文字」としての印象のほうが強いので、「デザイン」として見ることで「ひらがな」の良さを再確認できたらまた違うのかな、と。
一般のかたをターゲットにした、優しいワークショップもいいですが、ある程度デザインに精通した方たちにターゲットを絞った、専門的なワークショップがあっても楽しそう^^
>イベントが好きなお母さんは、今、増えていますからね。土日に開催するならお父さんも参加できるでしょうし。
>子どもの食事エプロンやスタイに、お母さんがペイントして、最後にお子さんの手形や足形もオマケにポン、みたいな。
今回は、そういうイメージを持っています。
大人だと名前入りは恥ずかしいですが、子供のデニムやバッグに名前が入っていたらカワイイなと思っています。
なんでもできるから、どこに絞るのがよいのか困っています。
(複数やってもいいのですが技術やノウハウがあっても通常の教室メインなので営業が苦手です)
>言語としてではなく単純に「デザイン」として見ているからだと思うんですよね。
日本人から見たアルファベットもそうだと思います。「fruit」と書いたTシャツはOKでも「果物」と書いたものは抵抗ある人がおおいかと思います。その辺の感覚の違いは、まだまだ未開拓分野で、夢も市場もありますが、リスクも高いです。
>「ひらがな」を活用して、テキスタイルや印刷物の「模様」を作るワークショップとかがあれば、個人的にやってみたいなあ。
ファッションに取り入れられるようにしていきたいので、そういう試みはしています(ひらがなの「ん」をランチョンマットにたくさん書いたものなど)。
ペイントは簡単なように見えて、印刷したように見せるには10センチ程度の1文字でも1時間位かかります。
雑に書くと落書きに見えてしまうので、すごく細部を丁寧にしていかないといけないですが、完成したら感動します。
集客面で考えると、参加することで得るメリットが少ない、もしくはわかりにくいのが一番の問題かと思います。
現在の企画案では得られるものは「ちょっと変わったデザインの小物」と「製作する知識」だけなのですが、参加費は安くなく道具も必要な上に付随してコンテストがついています。この状態だと「気軽に」と考える方は少ないと思われます。
企画案の方向性が「気軽に」と「本格的に」二方向にぼやけている感じがするので、思い切ってどちらかに振ってしまったほうがいいと思います。
(下記のどちらの企画も魅力を普及させる目的は一緒です)
「気軽に」にふるなら下記のような感じ。
・参加者が得られるメリット「作り方」と「完成した小物」
・参加費は3000円程度に下げる
・時間を2時間までにする
・作るものはハンカチやスマホケースなど用意された材料(デザインはパターンの中から選択するか、自由)
・道具や材料を主催者側ですべて用意する
→参加費の赤字分は今後も続けたいと思った人向けに道具を売ったり、教室にかよってもらったりすることでカバーする
「本格的に」にふるなら下記のような感じ。
・参加者が得られるメリット「名誉」と「副賞」
・審査員に名の通った人を呼ぶ(地域の有名な人か、書の先生でいいと思います)
・コンテストに賞と副賞を設ける
・制作した作品は一定期間人通りのあるところに展示する(web上にも掲載)
→作品を見た人が「作ってみたい」と思った時に問い合わせができるようにLINEやTwitter、Facebookアカウントを一緒に掲示する
最後に「書道」というと「練習が必要」「高尚な趣味」というイメージがあります。また仮名の書なら「高野切」のイメージが強いです(「とめはねっ!」という漫画があり、私はそれで書の知識と魅力を知りました)
書の入り口として企画を機能させるには、書道教室というのは伏せてしまい、「珍しいデザインの小物ワークショップ」を全面にした方が良いのではないでしょうか。魅力を感じれば「練習」は自分でやりたいと思うようになると思いますし、それから書道教室の紹介でも遅くないと思います。
書の魅力の普及、応援してます!
>参加することで得るメリットが少ない、もしくはわかりにくいのが一番の問題かと思います。
> 企画案の方向性が「気軽に」と「本格的に」二方向にぼやけている感じがするので、思い切ってどちらかに振ってしまったほうがいいと思います。
こういうご意見はありがたいです。整理してみます。
>「本格的に」にふるなら下記のような感じ。
私はこっちの方です。
ただ、自由度を制限することで精度は上げられますが
作品集にするというコンセプトは捨てないといけなくなりますね。
> ・参加者が得られるメリット「名誉」と「副賞」
コンテストは諦めていいです!
>「書道」というと「練習が必要」「高尚な趣味」というイメージがあります。また仮名の書なら「高野切」のイメージが強いです
そうですね。昭和には今のIT長者のような人たちや日展のような権威を作ったので良かったのですが
昭和後半から、そのマーケティングが通用しにくくなって、逆に足かせになっているのでは?と思っています。
お茶でいう「今は、茶道があるから、抹茶が売れない。」という状態に似ていると思います。
「とめはねっ!」で興味をもっていただけているのはすごく良い影響を漫画がになっているんですね!
>書の入り口として企画を機能させるには、書道教室というのは伏せてしまい、
全く問題無いです。が、自分のサイトでしか告知する手段がないので表に出ちゃいますね。
適切にフィーを取っていただけて募集していただける方がいるなら任せたいのですが
集客は中々大変です
正直、何をされたいのかピント来ませんし、仰っているほどの困った感も伝わってきません。
イベントを組む以上はあれもやりたい、これもやりたいと言う気持ちはよくわかりますが、
そういうスタンスで臨むとフォーカスがぼけてしまいます。
展示会などもそうですが、お金をかける以上はこれもアピールしたいし、
ここに至る苦労を知ってもらいたい、そこから派生することの発展性もアピールしたい等々。
お気持ちはよくわかりますが、フォーカスを一点にしたほうが良いと思います。
どういう素材(布地・プラ・木etc・・・)に、どのような染料(墨汁・インク・耐光性塗料・
etc・・・)で作品を作り上げて行く過程で親子のコミュニケーションに最適で、日本語の
ルーツなり構造なりを勉強して行くことができます。
と、物事を単純化して訴求することが大事だと思います。
集客はお弟子さん達にお願いしてチケット購入を、と言うのが基本だと思います。
そうではなくもっと本格的に集客し幅を広げて行きたいとお思いでしたら、スポンサーを
見つけるしかありません。
ひらがなの持つ歴史なり、美学なりを訴求するのでしたらフォントメーカーや教育産業の
企業に協賛もしくは、彼らのイベントに導入をお願いする方法ですね。
具体的にいうならモリサワなりベネッセと言うような企業に持ち込み企画をするしかないと
思います。
どちらも業界向けの展示会に複数参加していますし、教育的切り口からでしたら可能性は
あると思います。
但し彼らも年間の計画予算はすでに決まっていますし、担当者は新規のイベントを入れこんで
出世の邪魔になるようなリスクを冒そうと言う人間は少ないのでかなり難しいですが。
蛇足ですが、お弟子さん達によるフリーディスカッションでアイデアを出してもらうのも
一つの方法です。
書いた平かな(筆のようですが)をスキャニングして3Dプリンタで出力するとかね。
イベント業界離れて5年になりますが、少しは参考になりますでしょうか?
以前イベント企画の仕事をしていました。
ハンドクラフトなどのワークショップ系のイベントの場合、
お客さんが参加したいかどうかの大きな決め手となるのが、
出来上がった作品に後々使いみちがあるかどうかです。
そうでなければ、イベントそのものが楽しくても作った作品が
「ゴミにしかならないので参加するだけムダ」ということです。
↑けっこうショッキングですが、老若男女問わず
手作り系ワークショップを選ぶときの本音のようです。
有料なら、なおさらです。
そこで、大切なのは、30分〜1時間くらいで初心者でも
ある程度の完成度のもの(見栄えの良いもの)ができるように工夫することです。
書や絵なら、おしゃれなフレームをつけるなどでも良いと思います。
あと、季節感も大事です。
例えば、お正月やお節句用の飾りとして使えるものなどは
確実に使い道があるので、こういうものが作れるワークショップは人気が出やすいです。
ご参考になれば幸いです。
shaseさん
アドバイスありがとうございます。
>フォーカスを一点にしたほうが良いと思います。
他の方もおっしゃって頂いていますが、その通りです。
今回「作品集にする」かどうか、が分かれ目になりそうです。
作品集となると20点、ソコソコの品質のものが必要ですので
長尺、高付加価値になってしまいます。
>スポンサーを見つけるしかありません。
スポンサーを見つけるのがアーティスト活動の近道なのは伝統なので仕方ないですが・・・
まだ、力不足ですね-。
>モリサワなりベネッセ
具体的に教えていただけて助かります!
>担当者は新規のイベントを入れこんで出世の邪魔になるようなリスクを冒そうと言う人間は少ない
そこは、そういうところから呼んでもらうように実績を作ることを目標にしますね。
>お弟子さん達によるフリーディスカッションでアイデアを出してもらうのも一つの方法です。
書展では実施しています。こういう企画も相談するのもいいなと思いました。
hiranoさん
ありがとうございます!
>出来上がった作品に後々使いみちがあるかどうかです。
その自由度を作りすぎちゃいましたかね。
当初、素体をTシャツに絞っていたのですが、
デニムに比べると完成度を上げるのが難しいと私は感じたので変更したのですが・・・。
①デザインを募集(2h以内に素人がペイントできそうなデザイン)
②参加者が選ぶ(採用されたものにフィーを払う)
③作品集にする(かどうかは悩むけど・・・)
①参加者を募集
②参加者のプロフィール似あわせたデザインを募集(2h以内に素人がペイントできそうなデザイン)
(採用されたら参加費からフィーを支払う)
こっちのパターンはどうですか?
こんばんは。
すいません、前回のレスで「作るもの」について書いたので
そちらにフォーカスさせてしまいましたが、
それを決める前に、イベントとしてもっと大事な部分が抜けている気がします。
一連のレスとイベント案内を拝見して、正直な印象を言わせていただくと、
「書」への思い入れは非常に良く伝わってくるのですが、
他の方も指摘されているように、
イベントそのものの基本コンセプトや方向性がよくわからないです。
参加する人の動機付けが見えてこないというか…。
そういう意味で、参加するかどうかの決め手として「作るもの」に触れたのですが、
言葉足らずでしたね。申し訳ありません。
そこで、説明を足しますが、
イベントの企画を「木」に例えると、
ワークショップで作るものの素材やデザインは「枝葉」です。
枝葉の部分を考える前に、根っこや幹にあたる基本コンセプトをしっかり作り込む必要があります。
こういうイベントを企画するにあたって、まず詰めておきたいのがこんなことです。
・イベントの目的
(とにかく少しでも多くの人に知ってもらう、それとも通常教室への誘導をねらうのか、など)
・御社単独で主催するのか、それとも共催者や後援を求めるのか、
もしくは、
・地域イベントやデザインフェスタのようなイベントの1部として行うのか、
・1回きりの単発にするのか、それとも毎年/通年で行っていきたいのか、
・どれぐらいの規模(1回の定員 x 回数)でやる(できる)のか、
・誰をターゲットに何を訴求したいのか
(親子であれば何歳以上の子供なのか/とにかく楽しんでもらうのか、それともガチで学ばせるのか、など)
こうしたことを固めていくと、ある程度会場の雰囲気もイメージできるようになります。
作品の素材やデザインを決めるのは、それからです。
基本コンセプトから見直すとなると、
現在 考えられていることと大きく変わってしまうかもしれませんが、
予算設定の上でも大切なことだと思います。
少し辛口になってしまいましたが、
イベントはプランニングの一定期間が過ぎればやり直しや変更がききません。
せっかくの費用と労力が報われるよう、よくご検討ください。