業務効率化
2018.11.16
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今注目のRPAの仕組みとは?期待できる効果と活用方法を解説!

業務効率化を図る手段の一つとして、「RPA」が注目されています。人間の代わりに業務を自動で行ってくれる「RPA」とはどのようなものなのでしょうか。「RPA」とは何か解説したうえで、仕組みや効果にも触れていきます。

RPAとは

ソフトウェアロボットによる自動化

「Robotic Process Automation」の頭文字をとったものが RPAといいます。RPAとは業務を自動で処理してくれるソフトウェアロボットのこと。

具体的には、これまで人間がパソコンを使って行っていたアプリケーションを使った業務を、作業手順を登録することによって自動化するものです。一定のルールのもとで運用されている定型業務に導入しやすいとされています。

RPA とEXCELマクロとの違い

業務の自動化というと、EXCELマクロによる自動化もあります。EXCELマクロは、EXCELのなかで行う複数の作業手順をデータとして保存しておくことで作業をオートでやるというものですが、ワークシート上の業務を自動的に処理するにとどまります。

これに対して、RPAは、RPAはPC上のほぼすべてのアプリケーションを対象にできることが異なる点と言えるでしょう。

RPAの段階と対象業務は?


RPAにはクラス1からクラス3まで、3段階の自動化レベルがあります。

クラス1

クラス1は定型業務を自動化できる段階です。RPAには狭義と広義の意味があり、狭義でのRPAはクラス1を指します。

たとえば、Webから情報を自動取得して、EXCELのフォーマットに入力をする、画像からOCRを利用してテキストを抽出するといった作業が挙げられます。クラス1のRPAの導入は、人的ミスを防げることが利点です。

クラス2

クラス2は、AIの自然言語解析や機械学習、画像解析や音声解析といった技術を活用することで、一定の判断を必要とする一部の非定型業務の自動化も可能とするものです。

非構造化データの読み取ることができ、メール文面から必要な情報を抽出し、見積り書を自動作成、さらにログの分析や売上予測などもできます。

クラス3

クラス3は高度な自律化といわれる段階です。自然言語解析や機械学習などの技術によって、プロセスの分析を自動的に行い、自ら意思決定をするものです。顧客対応を行うヘルプデスクをはじめ、天候を考慮した仕入れ管理などの分野で活用できるとされています。

ただし、クラス3の段階はまだ技術的に難しく、実用化は進んでいません。

RPAを活用するには

RPAツールを導入する

RPAを導入する際には、個別にシステム開発を依頼するのではなく、RPAツールを導入するのが主流となっています。

業務効率化を図るためには、新たな基幹システムを開発することも考えられますが、RPAツールを導入した方がコストを抑えられることできます。ただし、企業に合わせてカスタマイズが必要なケースが多いです。

シナリオを作成する

RPAツールを導入する際には、操作手順を命令するためのシナリオ作成が必要です。

ITベンダーの作業者に依頼しなくても、プログラミング知識のない人が簡単にシナリオ作成ができるRPAツールが広まっています。実際に作業を行なって記録すると、自動でフローが作成され、感覚的な操作で編集ができるといったものになります。

RPAツールに認識させる仕組み


RPAツールでPC操作を認識させる仕組みとして、主なものを挙げていきます。

画面内の位置で指定する

画面内の位置で指定する方法は、スクリーンやアプリケーションの枠内で、座標軸などによって場所を指定するものです。

シンプルなやり方ですので、多くのアプリケーションにと対応していて、高速処理ができる点はメリットです。ただし、ウィンドウサイズの変更に対応できず、アプリケーションの画面表示の変更や、画像解像度の違いに応じて処理をすることが難しいことが難点です。

画像で指定する

アイコンなどの画像を認識させる方法は、画面のどの位置にアイコンが表示されても対応することが可能です。解像度やアスペクト比の変更による多少のアイコンの形状の違いには、技術に対応できます。

ただし、複数の同じ画像があると認識できません。また、アプリケーションのバージョンアップなどにより、指定していたアイコンの画像が変わった場合も認識ができなくなります。

構造的にオブジェクトを認識させる

構造的にオブジェクトを認識させる方法は、テーブルや属性を指定し、HTMLなどのコードから検出して、対象となるオブジェクトを認識させるものです。

アプリケーションのデザインや対象となるオブジェクトの表示位置が変わっても対応できる方法です。ただし、アプリケーションによっては認識できない状況も起こり得るため、動作検証の実施が必要です。

RPAを導入することによる効果

コアな業務にリソースを投入

RPAの導入によって、定型的な非コア業務に要する時間を大幅に削減することができます。コア業務に人的リソースを集中させ、販促活動に注力することがで、売上アップにつながることがメリットです。

人件費の削減

RPAの導入によって、入力業務などこれまで人の行っていた事務作業を削減することができます。

RPAツールの導入にはコストがかかりますが、複数の人間を必要とする業務などでは、それを上回る人件費の削減効果が期待できます。

データがより正確に

単純な入力作業が続くと、ヒューマンエラーが起こりやすいことが課題となりますが、RPA導入することで正確性が担保されます。また、RPAで処理できる作業量は人間2~5人程度の仕事量に相当することからも、生産性の向上も実現できます。

まとめ

RPAを導入することで、単純な作業に割く時間を削減し、コア業務に人的リソースを集中させることができます。働き方改革などにより生産性の向上が求められている今、RPAの導入によって、複数のアプリケーションを使った作業の自動化を図ることを検討してみましょう。

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クラウドソーシングTimes編集部
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