業務効率化
公開日: 2019.03.15 / 最終更新日: 2024.03.15

【2024年】経理アウトソーシング(経理代行)とは?活用のメリットや外注会社の選び方を紹介

経理は企業にとって不可欠で重要な業務であると同時に、アウトソースしやすい業務でもあります。今回は、経理アウトソーシング(経理代行)のメリット・デメリットやアウトソーシングにおすすめの会社などを紹介します。

経理業務をアウトソーシングするメリット

経理業務をアウトソーシングメリットは企業の経営状況や抱えている課題によって様々です。以下では、多くの企業に該当する代表的なメリットを紹介します。

人件費、固定費を削減できる

経理業務の大きな特徴といえるのが、業務量に波があることです。月末や四半期締め、決算前などといった繁忙期がある反面、それ以外の時期の業務量は比較的安定しています。繁忙期には人が欲しいけれど、増員しても繁忙期以外の業務量には見合わないため採用を見送るケースも見られます。

繁忙期のみ経理業務のアウトソーシングを行うと、人材の募集・採用にかかる費用や毎月の給与、社会保険料などの人件費・固定費を大幅に削減することができます。

最新の法律に対応できる

経理業務に関連する法律は種類が多いだけでなく、予期せぬタイミングで改正・改定が行われます。毎年のように変更が生じる法律に対応するために、経理担当者は法律の勉強やシステムの設定変更などを行わなくてはいけません。

経理業務を外注すれば、アウトソース先の担当者が最新情報に基づいた対応をしてくれるため、自社内での対応が不要になります。

業務の安定化が期待できる

企業においては、人が増えれば教育・勤怠管理・育成が必要になり、人が減れば引き継ぎや業務分担の見直しを行わなければなりません。同時に、人材が増減する際には経理担当者が各種手続きを行う必要があり、本来の経理業務が圧迫されるケースもあります。

経理業務をアウトソースすれば、イレギュラーに発生する業務の影響を受けにくくなるため、業務の安定化につながるでしょう。

経理業務をアウトソーシングするデメリットは?

次に、経理業務をアウトソーシングするデメリットを紹介します。

社内にノウハウが蓄積しない

経理をアウトソーシングすると、効率面・費用面では大きなメリットが得られます。しかし、業務全般を外注するということは社内にそのノウハウが蓄積されないということでもあります。

そのため、新たに経理担当者を採用・教育しようという流れになった際などは、ノウハウ不足によって大きな労力が発生する可能性があります。

常に対応してもらえるわけではない

アウトソーシング先の担当者には、何かあった際にいつでも対応をしてもらえるわけではありません。緊急時や不測の事態、早急な経理処理が必要となる局面などがあっても、即時対応を依できないことが考えられます。

アウトソーシング会社の選び方

経理業務をアウトソーシングする際に最も重要なことは、自社が具体的にどのような課題を抱えており、どのような業務を発注したいのかという点です。アウトソーシング会社は自社のニーズを中心に考えて選ぶのが良いでしょう。

依頼する企業の規模やオペレーターの数、営業所の場所、得意とする顧客などを参考にすることで自社に合うかどうかを判断することができます。また、アウトソーシング会社のホームページなどで紹介されている過去事例も、具体的なイメージがつきやすく参考になるでしょう。

おすすめのアウトソーシング会社・サービス


経理アウトソーシングにおすすめのサービスを紹介します。

経理アウトソーシングセンター

経理アウトソーシングセンター」は経理業務の代行を専門に行うサービスです。株式会社アックスコンサルティングが運営しており、通常の経理業務にくわえて振込代行・年末調整代行など単発で発生する業務にも対応しています。
経理の実務経験3年以上のスタッフがそろっており、上場企業からの依頼も多数受けているという実績があります。

料金は100仕訳あたり月額17,000円、3名までの年末調整20,000円などとなっており、事前に無料相談もできます。
※料金は変動の可能性があるため、最新情報を確認してください。

メリービズ バーチャル経理アシスタント

メリービズ バーチャル経理アシスタント」は、メリービズ株式会社が運営するオンライン専属アシスタントサービスです。全国からスタッフを選りすぐり、ニーズに合わせて経理チームを構成してくれます。通常の経理業務のほか、会計システム導入支援などを依頼できるケースもあります。

依頼元企業に合わせたカスタマイズ方式となるため、料金は事前見積もりが必要です。

クラウドワークス


クラウドソーシング業界最大手の「クラウドワークス」を活用すれば、経理経験者やバックオフィス業務を得意とする人材などを広く探すことができます。必要な時間・業務・人数だけ発注できるため、不要なコストを抑えて外注できることがメリットです。また、NDA(秘密保持契約)を締結できるため、勤怠情報や売上データといった社外秘の情報を渡す場合でも安心して利用することができます。

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【クラウドワークスの発注事例】
・事務代行(データ入力や資料作成、リサーチ業務など):時給1,000円前後
・経理代行(仕訳や記帳、領収書の精算、給与計算など):時給1,000~1,500円
・秘書代行(決算書作成や振込代行、問い合わせ対応など):月額3~15万円

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クラウドソーシングTimes編集部
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