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公開日: 2022.05.17 / 最終更新日: 2025.01.03

【2025年】結婚式動画の費用相場と注意点!後悔しないためのポイントまとめ

結婚式では、新郎新婦の入場やお色直しの待ち時間、招待客の余興など、さまざまなシーンで動画を活用します。これらの動画は、ソフトやアプリで作成したり、専門の業者に作成を依頼したりするケースが一般的です。
今回は、結婚式動画の種類や費用相場、動画の作成方法、作成時の注意点などを紹介します。

結婚式で使う動画の種類は?

はじめに、結婚式で使う動画の種類をいくつか紹介します。

オープニングムービー

オープニングムービーとは、披露宴が始まる前や新郎新婦が入場するときに流す動画のことです。「本日は私たちのためにお集まりいただきありがとうございます」という新郎新婦の挨拶を流したり、ムービー内に新郎新婦入場までのカウントダウンを入れて場を盛り上げたりします。

また、披露宴の終了後などに「エンディングムービー」を流すこともあります。招待客に感謝を伝える映像を事前に準備しておくケースもありますが、結婚式・披露宴中に撮影した映像をその場で編集してエンディングに流すこともあります。

プロフィールムービー

プロフィールムービーとは、結婚式の招待客へ向けて新郎新婦の生い立ちや馴れ初め(なれそめ)を紹介するための動画です。
お色直しなどで新郎新婦が離席するタイミングで流すことが一般的です。

友人・知人からのメッセージ動画

友人・知人からのメッセージ動画は、結婚式に参加できなかった友人、新郎新婦が出会うきっかけとなった知人、新郎新婦の職場やサークルのメンバーなどから事前にメッセージを寄せてもらい、それを編集して作成します。

披露宴のプログラムにあらかじめメッセージ動画の上映を組み込んでおくケースもありますが、新郎新婦へのサプライズとして用意するケースもあります。

余興に使う動画

このほか、披露宴内での余興で動画を使用するケースもあり、ビデオレター・キャンドルリレー・フラッシュモブ・手品など、余興の種類や動画の使い方はさまざまです。

新郎新婦のいずれか(もしくは双方)が教師や指導者である場合、教え子からの祝福メッセージや門下生の演奏・ダンスなどを動画にまとめて流すケースもあります。

結婚式動画の作成方法と費用相場

次に、結婚式動画の作成方法や費用相場を紹介します。

ソフトやアプリを使って自作する

動画作成ソフトやアプリを使えば、パソコンやスマホで結婚式動画を自作できます。ソフトやアプリは、無料で動画を作成・編集できるものや、ダウンロード自体が有料のものアプリ内課金が用意されているものがあります。

さまざまな種類があるため、パソコンやスマホのスペックに合わせて、使いやすいソフト・アプリを選びましょう。

動画作成に使えるソフトやアプリは、以下の記事にも紹介されています。

関連記事:プレゼン動画作成・活用のコツ!外注費用の相場も紹介

友人に依頼する

新郎新婦の友人に動画の作成・編集を得意とする人がいれば、結婚式動画の作成を依頼できるケースもあります。

このような場合、実費(ソフト購入費・有料素材費など)に加えて、気持ち程度の金額であってもお礼を渡すのがベターとされています。動画作成にかかる費用としては5,000円~1万円程度が相場であるため、少し上乗せして謝礼を渡すことが一般的です。

結婚式場に依頼する

多くの結婚式場は挙式・披露宴の実施にくわえて動画作成を請け負っており、動画の撮影や編集、DVD作成などを依頼できます。費用相場は5~30万円程度で、依頼内容(動画の長さ・本数・種類など)に応じて料金が変動します。

映像の仕上がりやDVDの装丁がきれいであること、結婚式映像のノウハウや担当人材が豊富であることなどがメリットといえますが、費用は割高になる傾向にあります。

フリーランス、業者などに依頼する

フリーランスの動画編集者や動画制作会社などへ結婚式動画を依頼する方法もあります。動画で使う写真の数や、動画の長さなどによって費用は変動しますが、プロフィールムービーの作成を依頼した場合の相場は3~10万円程度です。

結婚式動画を作成する際の注意点は?

ここでは、結婚式動画を「自作する場合」「依頼する場合」に分け、それぞれの注意点を紹介します。

自作する場合の注意点

結婚式場によって動画の再生環境が異なるため、自作した動画の仕様・規格が合わないと再生できないことがあります。そのため、動画を再生するうえでアスペクト比(※1)やセーフゾーン(※2)、ファイル形式(MP4・MOV・MPEG-2など)等に制限がないかどうか事前確認が必要です。

また、第三者が動画に登場する場合、上映時には本人の承諾を得る必要があります。映っているシーンを使ってよいか、結婚式の最中に動画を流してよいかなどの確認をしておかないとトラブルに発展するケースもあるので注意しましょう。

そのほか、動画内で使用する音楽の著作権にも注意が必要です。著作権の管理事業者(ISUM)と契約している結婚式場であれば、販売済みの楽曲を動画のBGMに使って良いケースがほとんどです。
一方、市販のCDなどを複製してリミックスする場合は、複製利用の申請が必要です。

(※1)アスペクト比とは、動画の横・縦の比率のことです。スタンダードの画面サイズは4:3、ワイド画面なら16:9など、いくつかのパターンがあります。

(※2)セーフゾーンとは、「異なる機器・端末を使って動画を再生した場合でも、確実に見ることができる映像の範囲」を意味します。セーフティゾーン、セーフティエリアなどとも呼ばれます。見切れを防ぎたいテロップや映像は、セーフゾーン内に収める必要があります。

依頼する場合の注意点

動画の作成期間は2週間~1カ月程度であることが一般的です。そのため、結婚式の日程から逆算して依頼スケジュールを決める必要があります。依頼する側・される側の諸事情によって遅延が発生することもあるため、余裕のあるスケジュールで依頼しましょう。

動画作成の依頼先によっては、動画の撮影機材、演出方法、修正の回数などに応じてオプション料金がかかることもあります。動画の完成イメージや撮影方法などを事前に打ち合わせし、オプション料金の有無やトータル費用の見積もりを確認しておくことが重要です。

また、依頼先選びに迷ったら、個人情報の取り扱い規定がしっかりしている外注先を選ぶと安心です。NDA(秘密保持契約)を締結できるかどうか、個人情報の取り扱いや映像の管理方法がどうなっているかなどの点についても事前に確認しておきましょう。

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発注後の追加料金・オプション料金などは発生しないため、依頼内容や予算、スケジュールに合わせて動画作成を依頼することができます。また、規約の範囲内であれば、無料で修正依頼もできるため、コストを抑えながらクオリティの高い動画作成を依頼したい場合に役立ちます。

結婚式動画を急ぎで作成してほしい・決まった分数やフォーマットで作成してほしい、CGやアニメーションを使った動画にしてほしい、依頼相手とNDA(秘密保持契約)を締結したいなど、細かいリクエストを相談することもできます。

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