今回は、「庭師」へ仕事を依頼する際の料金相場を紹介します。
庭の樹木の管理・剪定を中心に請け負う「植木屋」に対し、庭師には剪定にくわえて庭そのもののデザイン・プロデュース・相談などを幅広く依頼できるという特徴があります。
庭師への依頼に必要となる費用の種類や金額、料金をおさえるコツなども解説しますので、あわせて参考にしてください。
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目次
庭師へ依頼する際の料金相場
庭師(あるいは植木屋)1名に1日がかりで庭木の剪定を依頼した場合、日当2~3万円が相場です。首都圏や都市部以外であれば、日当1万円前後から依頼できるケースもあります。
1日(8時間ほど)の作業で2~3万円という料金設定は高いと感じるかもしれませんが、庭木の剪定には専門的なスキルが必要であり、高所の枝を剪定する際には危険も伴うことを考慮すると、妥当な金額といえるでしょう。
庭師にかかる費用の種類や内訳については、次の章で紹介します。
庭師にかかる費用の種類と相場
庭師へ仕事を依頼する際にかかる費用は、主に人件費です。その他の費用については、依頼先や依頼内容によって発生する場合・発生しない場合があり、金額もそれぞれです。
以下、詳しく紹介します。
人件費
庭師にかかる人件費の算出方法は、主に3種類(日当制・時間制・出来高制)です。
【日当制】※1日8時間労働の賃金として算出する場合
・無資格の庭師に依頼する場合:日当1万円~
・造園技能士などの有資格者に依頼する場合:日当1万5,000円〜3万円
【時間制】※時給換算の場合
・1時間あたり2,000〜3,000円
【出来高制】※作業内容によって算出する場合
・3m未満の低木の剪定:1本あたり2,000〜5,000円
・3~7m未満の中木の剪定:1本あたり3,000円〜2万円
・7m以上の高木の剪定:1本あたり2万5,000円〜
・高さ2m以内の生垣の剪定:幅1mあたり2,000〜4,000円
出張費用
居住地の付近に庭師がいない・高度なスキルを持つ庭師に頼みたいなどの理由で遠方の庭師へ依頼する場合、出張費用がかかることがあります。
50km以下の移動距離であれば、1回あたり3,000~6,000円が出張費用の相場です。
駐車料金
剪定に使用する機材・剪定によって出たゴミ類などを運搬するために、軽トラックが必要となるケースがあります。自宅に広めの駐車スペースがあれば費用はかかりませんが、近くのコインパーキングなどを利用してもらう場合、駐車料金を依頼者側が負担することが一般的です。
枝・葉・ゴミ類の処分費用
庭木の剪定によって切り落とされた枝や葉などの処分費用は、軽トラック1台分で4,000~5,000円が相場です。荷台のコンクリートパネル(約60cm)を立て、通常より多くのゴミ類を搬送・処分してもらう場合は、軽トラック1台分で8,000円~1万5,000円ほどの費用がかかります。
機材使用料金
高木の剪定にはクレーン車や高所作業車を使うことがあります。こうした特殊車両が必要な場合、機材使用料金(重機のレンタル料)がかかります。
費用相場は、ショベルカー1台であれば1日あたり2~5万円、クレーン車1台は1日あたり10~20万円前後です。
オプション料金
芝刈りや草刈り、樹木の消毒(病気や害虫から樹木を守るための作業)など、庭木の剪定以外の作業にはオプション料金がかかります。
【オプション料金の目安】
・芝刈り:1㎡あたり200円~
・草刈り:1㎡あたり200円~
・庭木剪定後の消毒:1,000〜3,000円
また、高スキルな庭師・経験豊富な庭師を指名して依頼する場合にも追加料金が発生するケースがあるため、事前に問い合わせてみましょう。
庭師の料金を安くする方法
続いて、庭師の費用を安くする方法をいくつか紹介します。
依頼時期を冬季にする
12〜3月の冬季は、落葉樹であれば葉が落ちており、乾燥した気候によって樹木の水分が少なくなるため剪定しやすいという特徴があります。
剪定にかかる時間が短くなるだけでなく、樹木の水分量が少ない=廃棄するゴミ(枝・葉など)が軽くなることから、費用を抑えることができます。
ゴミは自分で処分する
庭木剪定後のゴミが比較的少ない場合、自分で処分すると費用を抑えられます。
しかし、枝や根を小さくカットして捨てる必要がある場合はチェーンソーなどの道具が必要となり、かえって処分費用や庭掃除の手間が増えるので注意が必要です。また、ゴミ処理場までの運搬もしなければならないため、基本的には業者に任せたほうが安心です。
依頼したい作業に合った庭師を選ぶ
庭師にも得意分野があるため、得手としない作業を依頼すると想定より料金・時間がかかることがあります。同じ料金で依頼するのであれば、有資格者のほうが高い費用対効果が期待できます。
例えば、庭木の剪定を依頼する場合は「造園技能士」の有資格者に、樹木の健康状態をチェックしながら手入れしてほしい場合は「樹木医」の有資格者に依頼すると良いでしょう。
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明朗会計の庭師を選ぶ
庭木の剪定や草刈り、造園のデザインなど、庭師に依頼できる内容は多岐に渡るため、必要な作業のみ依頼すると費用を抑えられます。なかにはざっくりとした作業内容で見積もりを提示している場合もあるため、トータルでかかる費用や細かい内訳を明示している庭師を選びましょう。
なお、作業後の料金トラブルを防ぐために、オプション料金の有無や金額を事前にチェックすることも重要です。
おすすめの庭師が見つかる依頼先
庭師を探す方法はいくつかあります。ここでは、おすすめの庭師が見つかる依頼先について、それぞれの特徴や料金の目安を紹介します。
専門業者
居住地の近くに専門業者(造園会社・植木屋など)があれば、庭師を派遣してもらうことができます。業者ごとに得意分野や対応可能範囲が異なるため、過去の受注実績や事例をチェックして自分の要望やイメージに合った作業を依頼できそうな業者を選びましょう。
依頼内容によりますが、庭師(あるいは植木屋)1名に、1日がかりで庭木の剪定を依頼した場合、日当2~3万円前後が料金の目安です。
シルバー人材センター
シルバー人材センターとは、主に60歳以上の人材をさまざまな業種へ派遣している公益法人です。これまで培った経験やスキルを生かして定年退職後も働きたいという方が登録しています。
原則として市区町村ごとに設置されているため、居住している地域にあるシルバー人材センターに連絡すれば、庭師を紹介してもらうことができます。
依頼できる作業は、庭の樹木剪定や植木の手入れ、除草作業などで、日当の相場は5,000~1万円(時給1,500円~)ほどです。
ホームセンター
庭木剪定を取り扱っているホームセンター(カインズなど)へ依頼する方法もあります。立ち木や生垣の剪定、樹木の伐採・抜根、草苅り・芝刈りなどのさまざまな作業に対応しており、作業内容ごとに料金体系が決まっています。
庭木の剪定作業は1本あたり4,000円~、伐採の場合は1本あたり6,000円~が料金の目安です。植木鉢の入れ替え・お墓の手入れ・エアレーション(※)などのオプションも豊富にあるため、要望に合わせて細かい作業まで任せられます。
(※)芝の通気性や透水性が良くするために、土に穴を開けて肥料などを撒く作業のこと
クラウドワークス
庭師を探す方法はいくつかありますが、クラウドソーシングサービス(※)を利用する方法もおすすめです。
なかでも日本最大級の「クラウドワークス」には、庭師や植木屋、ガーデンデザイナーなどの多彩な人材が登録しています。
各ワーカーの経歴やスキル、受注実績をプロフィールからチェックできるため、複数のワーカーを比較・検討しながら庭師を選べる点が大きなメリットです。
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「植木の手入れ全般を任せられる人」「造園デザインを得意とする人」などの条件に合わせて、適した人材を検索・スカウトすることも可能です。保有資格を条件とした絞り込み検索もでき、造園技能士・庭園管理士などの有資格者を探したい場合に便利です。
また、全国各地にワーカーがおり、近隣在住の庭師を探すこともできるため、出張料金をかけずに依頼できます。また、簡単な庭木剪定などであれば料金を交渉のうえで相場より安価に依頼することも可能です。
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