漫画LPは、ランディングページに漫画を活用する手法で、一般的なLPとは異なる点がいくつかあります。今回は、漫画LPの基本を解説しつつ、漫画をLPに組み込む方法や漫画LPで販促効果が高まる理由などを紹介します。漫画LPの依頼先や費用相場、料金の内訳などのコスト面についても紹介しますのでぜひ参考にしてください。
目次
漫画LPとは

漫画LPとは、商品・サービスを漫画を用いて紹介するランディングページのことです。もともとは紙媒体(雑誌・DMなど)において、教育系の子ども向け広告などに漫画が使われていましたが、近年ではLPなどのデジタル媒体でも漫画・イラストが活用されています。
一般的なLPとの違いは、以下のとおりです。
| 一般的なLP | 漫画LP | |
| ページ構成 | テキスト・写真・動画を用いる | テキスト・漫画などを用いる |
| 制作期間 | 2週間~2カ月程度 | 1~3カ月程度 |
| 制作料金 | 10~30万円 | 20~50万円 |
漫画LPの特徴は、テキストや写真だけのLPより視覚的にわかりやすく内容を伝えられることです。ストーリー形式で商材について説明するため、登場キャラクターの悩みに多くの人が共感しやすい商材(美容・健康・食品など)の訴求に適しています。
一方で、漫画は実物の再現が難しいため、形のある商材や空間などの訴求には向いていません。たとえば、洋服の色や着用状態、音楽教室の授業の様子などを伝えたい場合、実際の動きや質感、音を表現できる「動画」を使ったほうがイメージを明確に伝えられます。
動画広告やアニメーション制作については、以下のページをご参照ください。
関連記事:動画広告とは?基本知識や種類一覧からメリットや成功事例まで紹介
関連記事:アニメーション動画制作で情報発信!おすすめソフトや外注先も紹介
漫画をLPに組み込む方法

漫画をLPに組み込む方法は、「分散型」「集中型」の2種類に分かれます。以下で、それぞれの特徴や用途などを紹介します。
分散型
分散型は、LPのコンテンツとコンテンツの間に漫画を挟む方法で、「サンドイッチ型」と呼ばれることもあります。漫画を配置した前後どちらかで、漫画に関連するコンテンツを掲載したり、商品・サービスへの理解が深まるようにテキストや写真で補足したりするなど、LPを読みやすい流れを作るケースが一般的です。
①漫画を読んで興味を持つ
②コンテンツを読んで理解を深める
③漫画の続きを読む
新商品や新規サービスを認知させることでニーズを顕在化できるため、商品・サービスを知らないユーザー層を掘り起こす場合に有効な方法です。
集中型
集中型は、漫画を同じスペースに連続して配置する方法です。LPの冒頭(ファーストビュー)にまとめて漫画を配置するか、冒頭+1カ所の計2カ所に分けて配置するケースが多く、一気に漫画を読めるようにすることで精読率を高めることができます。
たとえば、ユーザーの悩みを解決できる商品・サービスに出会うストーリーにしつつ、詳しい解決策について説明したコンテンツで補完すれば、効果的にコンバージョンにつなげることが可能です。ただし、漫画の後のコンテンツが読み飛ばされる可能性があるため、ある程度は商品・サービスに興味を示している層へのアプローチに適しています。
漫画LPで販促効果が高まる理由

漫画LPで販促効果が高まる理由は、次のとおりです。
・視覚的に訴求できるため
・物語として共感しやすいため
・広告っぽさを抑えられるため
以下で、それぞれの理由について紹介します。
視覚的に訴求できるため
一般的なLPはテキスト主体の構成になりますが、読むことを手間に感じるユーザーがページを離れる可能性が高くなります。
一方で、漫画LPは文章をくまなく読まずとも、漫画を読むだけである程度は内容を理解できるため、ページが長くなりがちなLPと相性が良く、ユーザーが「考える」というストレスを感じにくいことが特徴です。ターゲット層に合うイラストにしたり、ファーストビューで興味・関心を惹いたりなど、漫画を活用して視覚的に訴求することができます。
物語として共感しやすいため
漫画LPでは、主人公やキャラクターを通して擬似体験ができるため、自分事として捉えやすく、商品・サービスのメリットを感情面からも理解してもらえます。物語としてユーザーの記憶に残り、文章だけのLPよりも「商品・サービスを使ったらどうなるか」を想像しやすいため、より興味・関心を高める効果が期待できます。
ターゲット層に合うイラストにすれば、自然と物語に入り込めて共感しやすくなるため、LPの商材と漫画のイラストの相性を考慮することが大切です。漫画広告を使ったプロモーション方法や、漫画広告で成功した企業事例については以下のページでまとめています。
関連記事:漫画広告を使ったプロモーション方法とは?メリットや企業事例も紹介
広告っぽさを抑えられるため
漫画LPはセールス色が薄まるため、多くの人に好意的に読んでもらえます。一般的なLPでは、商品やサービスについて企業の担当者・関係者が説明する流れになりますが、漫画LPでは物語の登場人物が商品・サービスを体験する流れになります。
この違いにより、ユーザーが向き合うのが「対企業」ではなく「対人物」となり、広告っぽさを抑えることが可能です。また、漫画の続きが気になって最後まで読みたくなるため、一般的なLPより離脱率が減り、結果としてコンバージョンにつながりやすくなります。
漫画LPの依頼先と費用相場

漫画LPは自作することも可能ですが、LP制作・漫画制作を外注するケースが一般的です。
| 依頼先 | 費用相場 |
| Web制作会社 | 30万円~ |
| 個人の漫画家 | 要相談 |
| クラウドソーシング | 10〜30万円 |
以下で、依頼先ごとの特徴や費用相場について紹介します。
Web制作会社
Web制作会社の中には、一般的なLP制作・漫画LP制作に特化した会社もあり、コンバージョンを重視したサポートが期待できます。LPに掲載する漫画制作のみ依頼することもできますが、 LP全体のデザインからシナリオ作成、コーディング、広告運用まで一貫して依頼することも可能です。ただし、制作会社によって得意分野が異なるため、自社の業種や漫画LP制作の商材に近い案件の実績があるかを事前に確認しておきましょう。
【費用相場】
・漫画LPの制作費:30万円~
個人の漫画家
LPで使う漫画やイラスト制作を、個人で活動する漫画家へ依頼することもできます。制作会社より安価に依頼できますが、個人によってクオリティや対応可能範囲が異なるため、事前に依頼する内容や料金などの打ち合わせを行う必要があります。
X(旧Twitter)などで過去に制作した漫画やイラストを公開していることも多いため、イラストの画風や雰囲気が気になる人がいたら、DM(ダイレクトメッセージ)で直接連絡してみましょう。
【費用相場】
・要相談(※個人によって料金設定に差があるため、依頼前に確認する必要があります)
クラウドソーシング
クラウドソーシングとは、仕事を外注したい人・受注したい人をインターネット上でマッチングするサービスのことです。さまざまな実績・スキルを持つ人材を広く探すことができ、漫画やイラスト作成、LP制作、コーディングなどを部分的に外注することもできます。
フリーランスの漫画家も登録しており、他の依頼先よりリーズナブルな料金で依頼できることが特徴です。漫画LPに関連する作業(コンテンツ制作・マーケティング・市場調査など)を依頼することもできるため、外注の窓口として多くの企業・個人が利用しています。
【費用相場】
・漫画LPの制作費:10~30万円程度
フリーランスの漫画家へ依頼できる制作物の種類や、フリーランスの漫画家の探し方・依頼方法などについては以下のページでまとめています。
関連記事:フリーランスの漫画家とは?頼める仕事や費用相場、依頼時の注意点も紹介
漫画LPの料金内訳

漫画LPの依頼料金は、「LP制作費」と「漫画制作費」に大きく分けられます。ここでは、漫画LP制作にかかる料金の内訳について紹介します。
LP制作費
LP制作費は、ランディングページの設計・制作にかかる費用です。主に、戦略設計や構成、ライティング、デザイン、コーディングといった工程があります。テンプレートを用いた簡易的なLPは10万円以下で依頼できますが、LP制作だけでなく、分析・運用のサポートや広告運用などをまとめて依頼すると100万円を超えるケースもあります。
LP制作にかかる費用の種類や、予算ごとに制作できるLPの事例、LP制作の流れなどについては、以下のページで詳しく紹介しています。
関連記事:LP(ランディングページ)制作の費用相場はいくら?費用の内訳や依頼先について解説
漫画制作費
漫画制作費は、ストーリー構成やキャラクターデザイン、作画などにかかる費用です。漫画のページ数や複雑さ、依頼先などによって費用が大きく異なりますが、カラーの場合は1ページあたり4~8万円が相場で、一般的な漫画制作より高額になります。
漫画制作を依頼する流れや料金相場、依頼時の注意点、費用を抑えるコツなどについては、以下のページで詳しく紹介しています。
関連記事:漫画制作の依頼費用、相場はいくら?金額を抑えるコツも
漫画LPの制作ならクラウドワークス

漫画LPの外注先はいくつかありますが、比較的安くスムーズに依頼できるクラウドソーシングを利用する方法がおすすめです。なかでも日本最大級の「クラウドワークス」は登録者数500万人を超えており、漫画家やイラストレーター、コーダー、マーケター、LP制作の経験豊富な人材などが多数登録しています。
登録ワーカーのプロフィール情報を見れば、漫画LPの制作実績やポートフォリオ、絵のタッチ(サンプルイラスト)、使用可能なツール、目安料金などを事前に確認でき、複数人を比較・検討しやすいことが特徴です。
オンライン上で、依頼内容の相談・契約・修正依頼・報酬の支払いなど、一連の流れがすべて完結するため、はじめて依頼する場合でもスムーズに依頼できます。短期のスポット契約で、コーディングやデザインなどの必要な作業のみ部分的に依頼することができ、気に入ったワーカーが見つかった場合は中長期的に依頼することも可能です。
【クラウドワークスでの発注事例】
・【広告漫画家募集】商業案件としての広告漫画制作:8〜16コマで3~5万円
・健康食品の漫画LP制作におけるディレクター募集:月額5万円~
・漫画LPやWeb広告、チラシなどに使う漫画制作:時給2,000円~
・LP制作代行(デザインやコーディング、修正対応など):予算15万円
・漫画LPのセールスライティングやシナリオを執筆できる人募集:文字単価2円~
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