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公開日: 2021.06.14 / 最終更新日: 2021.07.09

フリーランスの漫画家とは?発注できる仕事や依頼時の注意点も紹介

ビジネスシーンでイラストや漫画を作成したいとき、フリーランスの漫画家へ依頼する方法があります。今回は、フリーランスの漫画家に頼める具体的な仕事内容や依頼方法、発注時の注意点などを詳しく解説します。

フリーランスの漫画家とは

最初に、フリーランスの漫画家の仕事内容や収入などを説明します。

主な仕事内容

フリーランスの漫画家の主な仕事内容は、週刊誌などの紙媒体やWebサイトに掲載する漫画を描くことです。読み切り・単発の漫画だけでなく、人気の漫画家になると連載を持つ場合もあります。また、書籍の挿絵やイラストの作成、キャラクターデザインなどを手がけるフリーランスの漫画家もいます。

近年では、「文章よりも絵の方が興味を惹きやすく、視覚的に情報を伝えやすい」という点に着目した企業が、広告やリクルート関連の資料、商品の説明書などに使う漫画やイラストをフリーランスの漫画家へ依頼するケースも見られます。

一般的な収入(手取り)

フリーランスの漫画家への報酬は、漫画やイラストの原稿料で計算されることが一般的です。カラーページの漫画は1ページ1万円、モノクロページでは1ページ5,000円~が相場です。書籍の表紙や挿絵のイラストは1枚あたり5,000円前後である場合が多く、漫画家の知名度やイラストのサイズなどによって金額が左右されます。

漫画家の収入は上記のような仕事をどれだけ受けたかによって決まり、紙媒体やWebで連載を抱えると、月収で20万~25万円程度となります。さらに書籍が販売されると、印税収入も期待できるようになります。

働き方・仕事の受け方

インターネットやSNSの普及により、Web上で仕事を受けるフリーランスの漫画家が増加傾向にあります。仕事用のSNSアカウントを開設し、DM(ダイレクトメッセージ)で依頼を受け付けるほか、自分のポートフォリオを掲載したサイトの問い合わせフォームなどを通じて仕事を受注する方法も一般的です。

クリエイター事務所や漫画制作企業などに登録して活動しているフリーランスの漫画家の場合、所属事務所・企業を通して仕事を受注します。また、別の職業と兼業で漫画家をしているフリーランスもいます。

いずれの場合も自宅を仕事場にしている人が多く、収入や仕事量に応じてアシスタントを雇ったり起業したりするケースもあります。

フリーランスの漫画家には何を依頼できる?

フリーランスの漫画家へは、企業広告や会社案内のパンフレット、商品やサービスの取扱説明書などに使う漫画・イラストのほか、自社サイトやSNSで使用するアイコン、企業オリジナルのキャラクターや関連グッズのデザインなどを依頼できます。

また、CMやPVの撮影を行う際に台本の役割を果たす「絵コンテ」の作成依頼も可能です。

関連記事:漫画制作を依頼するには?動画漫画制作の工程や相場もまとめて解説!

フリーランスの漫画家へ依頼する際の注意点

続いて、フリーランスの漫画家へ仕事を依頼する際に注意したい点を説明します。

連絡手段の確保

前述の通り、フリーランスの漫画家は仕事の受注方法が個人によって異なります。そのため、確実に連絡が取れる方法を事前に確認しておくことが重要です。不規則な生活リズムの漫画家もいるため、連絡を取りやすい時間帯などを聞いておくのも良いでしょう。

納品形式や納期の確認

依頼前には、納品形式や納期を決めておきましょう。紙の原稿で納品するのか、データで納品するのか(その場合、フォーマットや形式、サイズはどうするのか)などを決め、伝達漏れのないようにすることが重要です。また、納期をこちらから提示する場合・先方に見積もってもらう場合のどちらにおいても、厳守を前提として話を進めましょう。

契約内容の確認、書面化

正式に契約を行う段取りとなったら、契約内容や報酬の取り決めを契約書へまとめ、両者合意の元にとりかわすことをお勧めします。特に、依頼内容・修正の可否や回数・納期・報酬額などは必須事項です。書面化しなかったことによってトラブルに発展するケースもあるため注意しましょう。

漫画家の募集・発注に便利な「クラウドワークス」

自社のニーズに合った漫画家を探すのであれば、日本最大級のクラウドソーシングサイト「クラウドワークス」の利用をお勧めします。多数の漫画家がクラウドワークスに登録しており、詳細な経歴や受注実績、ポートフォリオなどをシステム上で確認できるので、希望に合うワーカーを見つけやすいのが特徴です。サンプルイラストを確認したい場合、クラウドワークスのシステム上でリクエストや送受信が可能です。

仕事の発注・業務連絡・納品手続き・報酬の支払いまで、すべてオンライン上で完結するためトラブルが起こりにくく、別途連絡手段を確保する必要もありません。成果物の検収基準・報酬額などについては募集要項や個別メッセージ上へ明記して記録しておけるため、契約上のトラブルが起こりにくい点もメリットです。

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まとめ

フリーランスの漫画家に依頼する際は、トラブルにならないように連絡手段や納期・納品形態を明確にして、契約内容を明記することが大切です。クラウドワークスなら、自社のニーズに合った漫画家を多くのフリーランスの中から探すことができ、全てオンライン上でやりとりが完結します。依頼を検討している方は、フリーランスの漫画家が多く登録している「クラウドワークス」をぜひご検討ください。

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広告代理店でマーケティングやストラティジックプランナー、ライター等を長年担当。専門は統合マーケティングコミュニケーションで、リサーチ実施・分析及びWEBも含めたトータルコミュニケーションプランの構築やブランディングを得意とする。WEBマーケティング経験も多数。

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