外注ノウハウ
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公開日: 2021.05.17 / 最終更新日: 2021.06.14

中国語翻訳をビジネスへ活用!依頼費用の相場や外注に必要な知識とは

海外に取引先や支社・営業所などを持つ企業の場合、業務上で翻訳を必要とするケースがあります。今回は、中国語翻訳を使うビジネスシーンや翻訳を外部へ依頼する際の料金相場、依頼時の注意点などを説明します。

中国語翻訳を活用したいビジネスシーン

ビジネスで中国語翻訳を活用したいシーンとして、現地(中国国内)の取引先企業や顧客、自社営業所の現地人スタッフなどと電話やメールでやり取りをする場合が挙げられます。挨拶や簡単な日常会話であれば、定型のフレーズを覚えておいたり、簡易的な通訳サイトやアプリで対応したりすることができます。

顧客との商談や会議の場では専門性の高い語句やビジネス用語なども使われるため、中~上級者レベルの翻訳スキルが必要となります。

このほか、現地スタッフ向けの業務マニュアルやビジネスソフト操作マニュアルを中国語で作成したい場合、現地企業の製品・サービスの説明書を日本語に訳したい場合などにも翻訳が必要です。

中国語翻訳の費用相場とは?

中国語翻訳が可能な人材が社内にいない場合、外部へ依頼することになります。ここでは、中国語翻訳を外注する際の費用の算出方法、料金の相場などを紹介します。

翻訳費用の算出方法

翻訳依頼に必要な費用として、翻訳を担当する人に支払う「翻訳料」、ネイティブチェックを担当する人(高度な中国語スキルを持つ人・中国語を母国語とする人など)に支払う「校正費用」などが挙げられます。仲介者がいる場合、「手数料」が必要となることもあります。

翻訳料や校正費用は「1文字あたりの単価(文字単価)」で提示されることが多く、「文字単価×文字数」という計算式で算出されることが一般的です。相場金額は以下で紹介します。

日本語を中国語へ翻訳する場合

日本語を中国語に翻訳する場合、翻訳料のみの相場は1文字10円前後です。そこへネイティブチェック(校正)費用が加算されると、文字単価の相場は15円~20円程度になります。翻訳依頼先の料金体系によっては翻訳料に校正費用が含まれているケースもあるため、事前に確認してみましょう。

翻訳専門の事業者を利用する場合や、仲介者を通して個人の翻訳者へ依頼する場合、別途手数料を請求されることもあります。

中国語を日本語へ翻訳する場合

中国語を日本語に翻訳する場合、翻訳料+校正費用の目安は1文字15円ほどです。日本語を中国語へ翻訳する場合と相場金額はそれほど変わりませんが、「同じ意味を表す文章であっても、日本語と中国語では文字数が異なる」という点に注意が必要です。

また、日本語を中国語へ翻訳する場合と同様に、仲介者への手数料が必要となる場合があります。

費用が相場より上がるケースとは

翻訳費用が相場より高くなるのは、主に以下のようなケースです。

まず、専門性の高い文章の翻訳を依頼するケースです。医療、法律、知的財産、経済などのように「翻訳にあたって高度な専門知識が必要となる文献・書類等」を依頼したい場合、単価アップ・オプション料金の発生などを見込んでおいた方が良いでしょう。

このほか、スキルが高い翻訳者に依頼する場合、納期を短く設定したい場合、複数人によるクロスチェックを希望する場合なども料金は上がる傾向にあります。

また、「翻訳を請け負う際の最低金額」であるミニマムチャージによって翻訳料金が高くなるケースもあります。仮にミニマムチャージが5,000円に設定されているとすると、20円の文字単価で2,000文字の翻訳を依頼する場合であっても、文字単価×文字数で算出した4,000円ではなく、ミニマムチャージの5,000円が請求されることになります。

中国語翻訳で知っておくべきこと

続いて、中国語翻訳にあたって知っておくべき点・注意したい点をいくつか紹介します。

簡体字・繁体字への理解

中国語には、中国本土やシンガポールで公用語として使われる「簡体字」と、台湾や香港で使われている「繁体字」があります。繁体字はさらに、北京語由来の「台湾繁体字」と広東語由来の「香港繁体字」に分かれます。簡体字・台湾繁体字・香港繁体字にはそれぞれ特徴があり、同じ意味でも異なる漢字を用いる場合や、同じ言葉でも意味のニュアンスが異なる場合などがあります。中国本土出身者の中には「繁体字の意味はわかっても読めない」という人もおり、中国語の多様性がうかがえます。

中国語翻訳を行う(または依頼する)際には、まず言語的な特性を理解しておくことが重要です。

日本語・日本文化との相違点

中国語・中国文化と、日本語・日本文化との相違点を把握することも必要です。

中国のビジネスシーンでは、日本よりもいわゆる“面子”を重視する商習慣があります。また、本名とは別のイングリッシュネームを名乗る機会が多いこと、初対面の相手に対する呼び名(男性は「○○先生」、女性は「○○小姐」「○○女士」)があることも覚えておくと良いでしょう。さらに、日本語ほど複雑ではないものの、中国語にも敬語表現や謙譲表現が存在します。

より自然で違和感のない翻訳を目指したいのであれば、言語・文化面における日本との違いを知っておきましょう。

音声翻訳の際の注意点

中国語の音声翻訳では、「声調」の知識が必須です。

「声調」とは、発音時に用いるイントネーションのことで、一般的な中国語には4種類の声調(四声)があります。さらに多くの声調が存在する地域もあり、同じ音を持つ言葉であっても声調が違えば全く異なる意味になってしまうため注意が必要です。

中国語翻訳はどこに依頼すべき?

日常会話レベルの中国語翻訳であれば、中国語を学んだことのある個人や中国人留学生などへ依頼することができます。

一方、ビジネスの場で使う文書・資料などのように、フォーマルな表現や正確な翻訳が求められる文章については、翻訳を専門に行っている個人や事業者への依頼が適しています。専門知識を必要とする翻訳であれば、その分野のスペシャリストであり中国語にも精通している人物や翻訳会社などに依頼すると良いでしょう。

このほか、中国語翻訳に対応できる個人を探せるクラウドソーシングサービスを利用する方法もあります。中でも、語学スキルの高い人材が多数登録している「クラウドワークス」では、個人のプロフィールから翻訳実績を確認することができます。

「簡体字」や「繁体字」などの条件を指定して検索できるほか、在日のネイティブを探すことも可能です。中国の商習慣や文化を踏まえた翻訳を期待できるだけでなく、音声通訳や同時通訳の依頼にも役立ちます。

翻訳料金(報酬)は個人と交渉のうえで決めることができ、校正費用や仲介手数料、ミニマムチャージなどは発生しません。規約内であれば追加料金なしで修正依頼ができるため、一定以上のクオリティを確保しやすいというメリットもあります。

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まとめ

中国語翻訳を行う(もしくは依頼する)には、日中両国の言語・文化などに関する知識が必要となります。正確で誤解のない翻訳を求められるビジネスシーン、専門性の高い文書などにおいては特に注意しましょう。中国語翻訳を外注する際には、料金相場や注意点を踏まえつつ適した依頼先を探すと良いでしょう。

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coolpolaris
広告代理店でマーケティングやストラティジックプランナー、ライター等を長年担当。専門は統合マーケティングコミュニケーションで、リサーチ実施・分析及びWEBも含めたトータルコミュニケーションプランの構築やブランディングを得意とする。WEBマーケティング経験も多数。

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