外注ノウハウ

公開日: 2019.02.06 / 最終更新日: 2022.10.21

翻訳費用の相場は?英語以外の言語やフリーランスへの発注費も紹介

ビジネス文書を英語へ翻訳したり、インバウンド対応のために飲食店で多言語メニューを用意したりなど、外国語翻訳の需要は増えています。今回は、翻訳料金の算出方法や外国語翻訳の料金相場、フリーランス翻訳者への発注費、翻訳を外注する方法などを紹介します。

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翻訳料金の算出方法とは?


翻訳料金の算出方法は、出来高制・原語カウント制の2種類です。

出来高制は伝統的な算出方法で、外国語を日本語へ翻訳する場合は「400字詰めの原稿用紙の枚数×翻訳単価」で料金を算出します。日本語を外国語へ翻訳する場合は、A4用紙1枚あたり180~200の単語があるとみなし、翻訳料金を算出します。

【出来高制の算出方法】
・外国語→日本語への翻訳:日本語の訳文の枚数(1枚400文字)×翻訳単価
・日本語→外国語への翻訳:外国語の訳文の枚数(1枚180~200単語)×翻訳単価

出来高制は、訳文(翻訳後の原稿)の文字数・単語数がどれくらいになるか予測しにくいため、見積もりの時点より原稿枚数が増えることがあります。また、翻訳者のスキルによって訳文の文章量が変わり、文章を長めに翻訳するクセがある翻訳者もいるため、翻訳料金を事前に把握しづらい算出方法であるといえます。

そこで、近年メジャーになっている算出方法が原語カウント制です。原語カウント制は、原文(翻訳前の原稿)の文字数・単語数をカウントして翻訳料金を算出します。原文の内容を変更しないかぎりは翻訳料金がいくらになるか予測しやすいため、多くの翻訳会社が採用している算出方法です。

【原語カウント制の算出方法】
・外国語→日本語への翻訳:外国語の単語数×翻訳単価
・日本語→外国語への翻訳:日本語の文字数×翻訳単価

訪日外国人からの問い合わせ対応や、海外ユーザー向けのコールセンター業務代行を依頼したい場合などは、外国語の通訳を依頼することもできます。通訳の利用シーンや料金相場などについては、以下のページを参照してください。
関連記事:通訳の相場はいくら?シーン別や言語別、その他のコストなども紹介

翻訳費用の相場


ここからは、翻訳費用の相場を紹介します。

英語やその他の言語の翻訳費用相場

翻訳の料金相場は、以下のとおりです。(一般社団法人・日本外交協会の翻訳価格表を参照しています。)


出典元:日本外交協会 翻訳価格表

上記の翻訳価格表をみると、英語とベトナム語は同じような翻訳料金(翻訳単価15~18円程度)ですが、フランス語・スペイン語・ポルトガル語・ドイツ語・イタリア語は翻訳料金が高くなり、ロシア語はさらに相場が高いことがわかります。
なお、外国語翻訳の料金相場は、翻訳する文書の種類によっても異なります。文書の種類ごとの翻訳単価は以下のとおりです。(一般社団法人・日本翻訳連盟の英語翻訳の発注価格を参照しています。)


出典元:日本翻訳連盟

専門分野の知識が必要になる文書(医学・IT関連など)の翻訳を依頼する場合は、翻訳単価が高くなる傾向にあります。なかには、特許明細書のように英日翻訳より日英翻訳のほうが料金が高いケースもあるので注意しましょう。

英語のスピーチやインタビューの音声データをもとに、英語のテープ起こしを依頼したい場合は、以下のページを参照してください。
関連記事:英語のテープ起こし、料金相場はいくら?

英語以外の言語の翻訳を依頼する際の料金相場は、それぞれ以下の記事に詳しくまとめてあります。

◆中国語中国語翻訳をビジネスへ活用!依頼費用の相場や外注に必要な知識とは

◆韓国語韓国語翻訳の料金相場

◆スペイン語スペイン語翻訳の料金相場

◆フランス語フランス語翻訳の料金相場

◆ベトナム語ベトナム語翻訳の料金相場

◆ポルトガル語ポルトガル語翻訳の料金相場

◆イタリア語イタリア語翻訳の料金相場

◆ドイツ語ドイツ語翻訳の料金相場

◆ロシア語:ロシア語翻訳の料金相場

フリーランス翻訳者に発注する相場

フリーランスとして活動する翻訳者へ依頼する場合、比較的安い料金で翻訳を発注できます。具体的な翻訳単価は、以下のとおりです。

・日英翻訳:単価5~8円
・英日翻訳:単価8~11円
・日中翻訳:単価6~8円

例えば、原語カウント制で200文字の日英翻訳を依頼すると、料金相場は1,000~1,600円です。フリーランス翻訳者は個人によって実績やスキルに差があるため、経験豊富なフリーランス翻訳者に依頼する場合は、上記の料金相場より高額になることもあります。
フリーランスの翻訳者を探す方法については、記事の後半で詳しく紹介しています。

翻訳を依頼するときの注意点


ここでは、翻訳を依頼するときの注意点をいくつか紹介します。

ネイティブチェックの有無

翻訳後の文章を読んだときに、「意味はわかるけど言い回しが不自然」「なんとなく違和感がある」と感じたことはないでしょうか。これは、翻訳する言語のネイティブスピーカーによる「ネイティブチェック」が行われているか、行われていないかの違いです。

ネイティブチェックは、外国語の文法やスペル、日本語であれば漢字や送り仮名も含め、不自然な言い回しなどを修正して読みやすい文章にする作業です。ネイティブチェックがないと、公的な文書の信頼度が下がったり、原文が正しく翻訳されなかったりするため、翻訳にネイティブチェックが含まれているか、ネイティブチェック料金が別途かかるかを事前に確認しましょう。

その分野に関する専門知識

医療・金融・財務・特許などの専門文書の翻訳を依頼する場合は、翻訳そのもののスキルはもちろん、専門分野の知識を持つ翻訳者へ依頼することが重要です。例えば、専門用語を日本語へ訳すべきか、もしくは英語表記のままのほうが一般的なのかなど、翻訳者に知識・経験がないと不自然さが出ることになりかねません。翻訳者の得意とする専門分野や、どのような専門分野の翻訳実績があるかをきちんと確認してから依頼しましょう。

フリーランスならプロフィールを確認

翻訳会社を仲介せずに、フリーランスの翻訳家へ直接依頼する方法もあります。この場合、プロフィールや経歴などをきちんと確認しましょう。過去にどのような分野、どれくらいの量の翻訳を行ってきたのかが重要です。また、個人で翻訳しているのか、チーム体制で翻訳作業に対応しているのかによって、料金や納期、翻訳のクオリティが変わるので注意が必要です。

翻訳を外部に依頼する方法


翻訳を外注する際は、翻訳会社に翻訳者をアテンドしてもらう方法と、個人の翻訳者を自分で探して依頼する方法があります。

翻訳専門の会社に依頼する

翻訳専門の会社は、「翻訳会社 英語」などで検索すれば簡単に見つけられます。翻訳会社によっては、過去の実績から文字単価平均を公開していたり、事前に翻訳対象の文書をアップロードすることで大まかな見積もりを出してくれたりするところもあります。料金の算出方法や文字単価はもちろん、どのような分野に強い(または多くの実績がある)会社なのかを見極めて依頼をすることで、クオリティの高い翻訳を担保できるでしょう。

関連記事:翻訳を依頼したい会社・サービス4選!依頼の流れや料金も解説

個人に依頼する

個人の翻訳者へ依頼する場合は、SNSなどで直接連絡を取りあって依頼するため、仲介手数料がかかりません。翻訳にかかるコストを抑えられたり、相手が個人という性質上、納期などを柔軟に対応してもらえたりすることがメリットです。
ただし、個人とのやりとりとなるため、トラブルが起きた場合は自社で対応する必要があり、翻訳のクオリティや報酬の決め方などは相手次第といえます。個人のプロフィールや経歴などをしっかりと確認し、自社のニーズにマッチした翻訳者を見つけましょう。

翻訳の依頼なら「クラウドワークス」へ

翻訳を外注する方法はいくつかありますが、クラウドソーシングサービス(※)を利用する方法がおすすめです。なかでも業界最大手の「クラウドワークス」は登録ワーカー数が400万人を超えており、プロの翻訳者やフリーランス翻訳者が多数登録しています。

クラウドソーシングサービスを通して仕事を受注し、勤務する人のことを「クラウドワーカー」と呼びます。クラウドワークスは、そのようなクラウドワーカーをはじめとする総ユーザー数が業界No.1です。
英語や中国語の翻訳者だけでなく、フランス語、ドイツ語、韓国語、タイ語などを翻訳できる人材や、バイリンガルの翻訳者を探すこともできます。映像翻訳や出版翻訳を得意とする翻訳者や、通訳経験者もいるので、翻訳を依頼する目的に合わせて絞り込み検索することも可能です。

実際にどのようなクラウドワーカーが登録しているのか知りたい場合は、下記リンクをご覧ください。

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Yukifun26
消費財メーカーでマーケティングを担当。消費者調査、コンセプト・商品開発、ブランディング、メディア戦略立案、販売戦略立案などブランドマーケティング全般、WEBマーケティングについてはオウンドメディア管理、SNSマーケティング、SEOなどを実務として経験。

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