マーケティング
公開日: 2016.06.27 / 最終更新日: 2020.11.12

Web集客につなげるブログ活用法とは?成功のコツを徹底解説!

Web集客のためにホームページを立ち上げたものの、一向に効果が出ないということはありませんか?そんな時に考えてみたいのが、Web集客のためのブログの活用。文字数の多いコンテンツ更新は難易度が高いという場合にもおすすめです。そこで今回は、Web集客につなげる企業のブログ活用法を解説します。

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Web集客に結びつかない決定的理由


せっかくWeb集客を狙ってホームページを作成しブログを始めても、新たな顧客獲得になかなか結び付かないという例は多いようです。

2015年版の中小企業白書(経済産業省)によると、中小企業の60%以上が自社製品の紹介や集客のためにホームページを開設しているものの、約半数近くの企業がその効果をあまり感じられないと回答。その一方で、売り上げ拡大や営業のためのIT投資に積極的に取り組み、高収益につなげている中小企業も存在します。では、Webサイトが集客に結びつかない原因はどこにあるのでしょうか?

新たな顧客を開拓し販売経路を広げるのが、ホームページ作成の目的のひとつであるはずです。それでもWeb集客につながらないのは、自社製品のアピールだけになっている、情報を更新していない、ターゲットの興味を引く情報がない、SEO対策に無頓着…など、いくつかの要因が考えられるでしょう。

このほかにも、ターゲット目線に立っていない「自己満足」ブログや、欲しい情報にたどり着きにくい構造になっているブログなども、Web集客に結びつかない原因です。潜在的な顧客獲得のためには、検索上位に表示されなければなりません。そのために必要なのが、コンテンツやブログによるSEO対策です。

Web集客にブログを活用する目的


Web集客のためには、ターゲットが欲しい情報を提供するコンテンツを充実させて、更新を続けることが必要です。そのために注目したいのが、ブログの活用です。実際、自社製品に関する固定したコンテンツに、ブログなどの動的コンテンツをうまく組み合わせて集客力を上げている企業も存在します。では、Web集客につながるブログとはどのようなものでしょうか?

ブログの目的

そもそもブログの目的とは、興味を持ったターゲットにサイトを訪れてもらうことと、既存の客にそのサイトのファンでいてもらうこと。ブログを運営するということは、ターゲットを引きつける情報を発信するためだということを忘れてはいけません。そのため、内輪ネタやサイトのテーマと関係のない内容、宣伝ばかりのブログにならないよう注意しましょう。

ブログのメリットとデメリット

ブログのメリットは、新製品の情報やサービスなど最新の情報を手軽に発信でき、親近感を持ってもらえること。興味を持つ人が多ければSNS(ソーシャルメディア)での拡散も狙え、潜在客の掘り起こしにも有効です。一方、デメリットは、ブログを更新し続けないと信用を失いかねないこと。この点に注意して、Web集客にブログをうまく活用していきましょう。

Web集客のためのブログ活用4ステップ


ブログをWeb集客につなげるには、ターゲットのニーズを満たしているか、SEO対策ができているかという2点を意識する必要があります。ここでは、企業ブログなど、ビジネスでブログを活用したい方のために、Web集客で使える重要なポイントを紹介します。

ブログのコンセプトを決める

見切り発車でブログを始めると、最初こそ書ける内容が出てくるものの、次第に書く内容が思いつかなくなり更新頻度が少なくなっていく…。このような企業のブログは多いです。そもそもこうなってしまう原因は、ブログのコンセプトが決まっていないから。つまり「ブログで顧客に何を伝えたいのか?」が決まっていないからです。

特に企業として発信していくブログは、ブログを読んだあとにどのような行動をしてほしいのか明確にしておくことが大切です。何を伝えたいのか、どのような人に向けて発信したいのか。このようなコンセプトが決まっていない状態で始めても、誰に書いているのかが伝わりません。一本の芯が通ったようなコンセプトを決めましょう。

ブログ担当者にブログの目的を共有

ブログを始める場合、たいていはブログの担当者を設けることが多いです。この担当者がブログのノウハウやメリットをしっかりと理解していれば良いですが、あまり知識のないままだとブログの重要性を分かっておらず、ブログの継続が疎かになりかねません。

そのため、ブログの担当者にはブログを始める目的を共有しておくことが大切です。ブログの目的は何でしょうか?集客するため?販売するため?自社商品やサービスを知ってもらうため?それとも、ブランディングのためなのでしょうか?この部分を共有し、そうすることでどのようなメリットがあるのかもしっかり伝えてください。

ペルソナとカスタマージャーニー設定

ブログのコンセプトにも通じることですが、ブログを活用してWeb集客につなげるには、ターゲットのニーズに合う内容になっている必要があります。ターゲット設定が広すぎてしまうと、ブログの内容が薄く、結果として誰の心にも響かない内容になってしまいます。そのために必要なのがペルソナ設定です。

ペルソナとは、性別や年齢、居住地、年収などの基本的な情報だけでなく、考え方、ライフスタイル、趣味、休日に必ず行うことなど、本当に実在する人かのように細かく設定をしていくことです。たとえば、「男性、エンジニア、30代」という大まかな設定では「この人はどのような悩みを抱えているのか?」が分かりません。

ペルソナを設定し、1人の人間として存在していそうなレベルまで人物像を設定することで「抱えている悩み」が分かり、そうなることで記事を書く上で大切な「キーワード」が決まってきます。ペルソナ設定をしたら、次にカスタマージャーニーマップを作りましょう。ペルソナの心理や行動のプロセスを設計していくことで、ペルソナが起こす次のステップに関する記事も発信でき、心理変化がもたらされることで契約や購買につながるからです。

ペルソナの設定やカスタマージャーニーについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。あわせてご覧ください。
関連記事:ペルソナの作り方とは?詳細な作成方法やBtoB向けの注意点を解説
関連記事:カスタマージャーニーとは?作成する3つのメリットと作り方を解説!

悩みの解決につながる記事にする

個人が発信するブログとは違うため、書きやすいことや好きなことばかりを発信するのではなく、ペルソナが抱えている悩みに基づいてキーワード設定したものをベースにし、記事を書いていきます。ターゲットがブログの記事をどのようにして発見するのかといえば、悩みや知りたいことを検索したからです。そのため、解決方法や詳細情報をしっかりと記事でまとめておくことで、サイトの訪問につながります。

Web集客のためのブログ記事作成方法


うまくWeb集客につなげていくためにブログを活用したいと思っていても、そもそも文章力が備わっているライターがいなければそれを叶えるのは難しいでしょう。では、社内にリソースがない場合はどうしたら良いのでしょうか。

社内で文章力をつけて対応していく

社内にライターがいない場合、いまから文章力を磨いていくことで、すべて社内で対応していくことができます。時間はかかりますが、そこで培っていくノウハウはやがて会社の財産になるはずです。文章力をつけていく上でのポイントはたくさんありますが、たとえば以下のようなものがあります。

・悩みの解決につながることがわかるタイトル、見出しの設定
・どの記事も文章のトーンや表記ルールを統一する
・SEOを意識し、記事が検索結果の上位に表示されるようにする

いくらクオリティの高いブログ記事を作成していても、そのキーワードをターゲットが検索したときに記事が検索結果上位に表示されず、ほとんどターゲットの目に触れないようでは書いている意味がありません。それを避けるために重要なのは、SEOを意識したブログ記事作成です。

SEOにおけるキーワードの選び方とその流れ、キーワード選定のポイントはこちらの記事で詳しく紹介しています。また、キーワードと似た言葉に「クエリ」がありますが、SEOの指標として重要となるので、こちらもあわせてチェックしてみてください。
関連記事:SEOでキーワードの検索順位を上げるには?選び方のコツを解説!
関連記事:検索クエリとは?3つの分類やツールを使った調べ方を徹底解説!

プロのフリーランスや個人に依頼する

上でも紹介したとおり、まったくノウハウがない状態から社内で文章力をつけていくのは一定の時間がかかり、プロセスも膨大と言えます。人材リソースを割けない、時間に十分な余裕がない場合、最初から外注してしまうのも手です。近年では、多くの企業がクラウドソーシングでプロのフリーランスや個人に記事作成を依頼しています。

クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい企業とプロの個人がインターネット上でつながることで、仕事の発注から納品までを完結できるサービスです。全国のフリーランスや個人に依頼できるのがメリットで、相手と一度も会うことなく取引ができます。

ブログ記事作成ならクラウドワークス


クラウドソーシングを活用してリソースを確保する企業が増え、近年ではメジャーな労働力確保の手段となっていることに伴い、クラウドソーシングのサービスも多くなってきています。数あるクラウドソーシングサービスの中でも「クラウドワークス」がおすすめできる理由を紹介します。

豊富な取引実績と圧倒的ユーザー数

クラウドワークスの取引額は国内ナンバー1で、300万人を超すユーザーが利用しています。大企業や政府をはじめとする全国70万社以上に利用されているため、安心してお仕事を依頼することができます。

クラウドワークスでブログ記事の作成を依頼する企業も多く、こちらのリンクを開くとたくさんの案件がリアルタイムで募集をかけていることが分かります。ほかの企業はどのようにして募集しているのか、報酬額はどのくらいにしているのか、実際にチェックしてみてはいかがでしょうか。

ブログ記事作成のお仕事一覧ページを見る

CWコンシェルジュで安心発注


クラウドワークスには「CWコンシェルジュ」というサービスがあります。クラウドワークスを利用するには、まず登録する必要があり、そのあとに発注したいお仕事の募集文面を作成し、募集開始をする流れとなります。しかし、お仕事の募集は、慣れていないと何かと分からないことやつまづくことがあるかもしれません。

そのような時には、ぜひCWコンシェルジュに電話をしてみてください。募集文面を作成するコツや、自社にマッチした人材を見つける方法など、いろいろな疑問を専門オペレーターがヒアリングさせていただきます。依頼したいお仕事はあってもいろいろと面倒そう…と思っているならば、まずは相談してみてはいかがでしょうか。

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なお、クラウドワークスの登録がまだの方は、登録から初めての発注までの流れをまとめたこちらの記事をご覧ください。この記事を見れば登録から発注までスムーズにできます。ちょっとしたポイントもまとめています。
関連記事:【クラウドワークス】企業が『発注者(クライアント)』として会員登録~仕事依頼まで行う流れを解説

利用料、登録料、個人の選定は無料

クラウドワークスでは利用料や登録料はかからず、お仕事の募集から応募者の選定まですべて無料です。発注者側に支払いが発生するのは依頼相手と契約してからです。契約後はまず「仮払い」が必要ですが、この時点では相手に報酬は支払われず、相手がお仕事を納品し、発注者が内容を検品したあとに支払われます。

まとめ

Web集客はうまくブログを活用することで安定したものにできます。十分効果を引き出すためには、ターゲットの悩みを解決する内容であることはもちろん、更新頻度を落とさないことも大切です。SEO対策のテクニックも駆使し、決して自己満足にならないブログで集客につなげていきましょう。

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