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公開日: 2019.01.28 / 最終更新日: 2020.01.06

BtoBとBtoCの違いは?それぞれの特徴や市場規模を徹底解説!

マーケティングの担当者でなくても、ウェブサイトの運用に関わっている方なら一度は聞いたことのある言葉、BtoB、BtoC・CtoC・BtoG。何がどう違うのか、わかりますか?この記事ではBtoB、BtoC・CtoC・BtoGの違いを中心に、Eコマースの世界を詳しく見ていきましょう。

BtoB、BtoC・CtoC・BtoGの違いとは

BtoBコマースの意味とメリット

法人を対象にしたEコマース(電子商取引)です。営業が介在し、特定顧客を対象にしたビジネスで、パートナービジネスが成り立つ点と、広告やDM送付、セミナー実施など投資資本が明確なので、ROIを測定しやすいという2つのメリットがあります。

BtoCコマースの意味とメリット

個人を対象にしたEコマースです。BtoBのように担当者と決裁者が異なるわけではないため、直接商品を売り込める点がメリットであるほか、不特定多数に向けて広く販売できる点もメリットの一つです。

BtoGコマースの意味とメリット

政府や自治体などの行政を対象にしたEコマースです。インターネットを通じた電子入札などの取引やコンサルティング、備品・消耗品の取引などが対象となります。公的機関との取引のため、企業や個人との取引よりも安定性がある点がメリットであると言えるでしょう。

CtoCコマースの意味と特徴

個人と個人のEコマースです。フリマアプリなどが一般化し、この形態の取引はますます増えています。自分の要らなくなったもの捨てることなく売却して現金化できることが利点ですね。

個人と個人の取引と言ってもフリマアプリのように企業が間に入って手数料を取っているケースがほとんどですが、この仲介する企業によって取引のルール化やスムースさが保たれており、安心して取引が行えます。

他にも、ウェブマーケティングの手法を広く知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:ウェブマーケティングの手法・種類とは?認知から購買行動までを解説

Eコマースの市場規模は?


Eコマースの市場規模は年々増加傾向にあります。

BtoB、BtoCともに増加が続く

BtoCの市場規模は、2010年の段階では7兆円規模でしたが右肩上がりで増え続け、2017年には16兆円を超える規模にまで成長しました。一方BtoBはというとこちらも2013年には265兆円規模だったものの、2017年には317兆円まで成長しています。

EC化率も引き続き進展

取引全体から、ネットを介した取引の割合を示すEC化率も年々増加の一途をたどっています。BtoCでは、2010年の段階でわずか2.84%にとどまっていたものの、2017年には約2倍となる5.79%にまで伸長。BtoBにおいても、2013年の26.1%から、29.8%と全取引の約3割を占めるまでにEC化率が上昇しています。

近年急速に成長するCtoC市場

日本では最近になって一般化し始めたCtoC取引ですが、まず本場であるアメリカの数字を見ていきましょう。アメリカでは2007年の時点でCtoCの流通規模が4兆6000億円でしたが、2017年には倍に近い8兆8400億円まで成長しています。

一方日本でも2016年時点でフリマアプリの市場規模が3052億円だったのに対し、翌年は4835億円規模と1.6倍に成長。20代以下の若年層の利用者が圧倒的に多く、今後も成長が見込まれています。

越境電子商取引も拡大

越境、いわゆる国を超えたEC市場の規模も拡大傾向にあります。これはAmazonなどのマーケットプレイスの発達で、海外商品を安心して購入できる土台が出来上がりつつあるためです。

世界の越境EC市場の規模は、2014年の時点で2330億ドルでしたが、2017年の時点で5300億ドル、今後も成長が見込まれており2020年には1兆ドルにも手が届く規模になると予測されています。

出典元:
経済産業省 電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました~国内BtoC-EC市場規模が16.5兆円に成長。国内CtoC-EC市場も拡大~
経済産業省 平成29年我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)

BtoBとBtoC、取り組むならどっち?


もしあなたが企業のマーケティング担当者で、これから新しい商品を開発し、売りに出すとなった場合、BtoBとBtoCのどちらを選ぶと良い仕事ができそうでしょうか。

BtoB、BtoC両方に対応する企業も

最近ではBtoBとBtoCのどちらか一方を選択せず、自由なスタンスでマーケティング活動を行う企業も出てきています。

それを可能にするのはEコマースを取り巻くテクノロジーの進化です。ピンポイントで見込み客を選抜できる広告テクノロジー、外勤の営業なしでも、ウェブサイトやダイレクトコールセンターがその代わりをするといった、営業から販売に至るまでのシステム化などを要因として挙げることができるでしょう。

両方のマーケティング知識を深めよう

BtoBもBtoCも両方対応できる企業が誕生するなかで、どちらかに特化するという判断では時代の移り変わりについていけなくなる可能性を秘めています。

これからを生きるマーケティング担当者がすべきことは、BtoB、BtoC両方のマーケティング知識、ノウハウを得ていくことではないでしょうか。そのためにはまず両者の違い、もっと言えば「売り方の違い」を深して理解し、より厚みのあるマーケティングが実現できるようにしましょう。

まとめ

ここまでBtoBとBtoCの違いについて、それぞれの特徴や市場規模を見てきました。市場規模やマーケティング戦略、テクノロジーの変化の只中にあるなかで、市場規模だけは間違いなく年々伸びています。

この状況はチャンスでもあり、乗り遅れた場合に大きなピンチを迎える火種となるかもしれません。そうした事態を避けるためにも、より深い知識と実践から得られるノウハウを蓄積していくことをお勧めします。

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nikkson
IT会社でウェブ広告の作成から運用、分析まで一連の流れを担当。 運用、クリエイティブディレクターの経験から、 多角的な目線でウェブマーケティングに鋭く切り込む。

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