マーケティング
2019.06.06
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動画広告とは?基本知識や種類一覧からメリットや成功事例まで紹介

自社商品やサービスのプロモーションのひとつとしてインターネット動画広告を検討している、または実施しているという企業は多いです。今回は動画広告の基本知識や種類をはじめ、動画広告を出稿することのメリット、成功事例をまとめて解説します。

そもそも動画広告とは?


インターネット環境の整備やデバイスの普及により、「動画を見て情報を得る」ということが一般的になってきました。マーケティングにおいて、動画は重要なチャネルのひとつになりつつあります。ここでは動画広告の基本的な情報について紹介します。

Youtubeなどの動画媒体で流される広告

動画広告とは、「Youtube」などの動画サイトで、コンテンツが始まる前やその合間に数秒間流れる広告ビデオのことを指します。インターネット環境の整備に伴い「動画」コンテンツ自体が一般化したことにより、現在は通常のウェブサイトやFacebook、Instagramといったソーシャルメディアでも動画広告が配信されるようになりました。

Facebook動画広告のメリットや企業の成功事例は、こちらの記事をご覧ください。
関連記事:Facebook動画広告の効果は?特徴や投稿方法から事例まで解説

市場規模が伸びている

動画広告の登場後、市場規模は現在まで拡大しており、2020年には2,900億円、2024年には4,957億円まで拡大すると予測されています。そして、そのほとんどはPCではなくスマートフォンによる視聴です。

今後も高速データ通信の5Gや更なるデバイスの普及によって拡大が予測されるため、重要なプロモーション媒体のひとつとして早期に取り組み、知見を蓄積したいと考えている企業も多いでしょう。

動画広告を配信することによって得られる効果は?


動画広告を配信することによって得られる効果を紹介します。動画広告は、「静止画と比べて情報が多い」「コンテンツとして興味をひきやすい」「効果測定しやすい」という3点のメリットが期待できる特長があります。

静止画と比べて多くの情報を伝えることができる

静止画や単純な文章の羅列と比較すると、動画は多くの情報を伝えることが可能です。「情報量」という観点の比較だけではなく、「商品の使い方」「効果など、文章では説明しにくいもの」「ブランドコンセプトやメッセージ」なども、映像という手段を使うことで魅力的、かつシンプルに伝えられるでしょう。

興味のない人にもアプローチできる

YouTubeを視聴している際、いつのまにか全く違うジャンルの動画を見ていた、という経験はありませんか?静止画と比較すると、動画広告はその動きや音声、ストーリーなどを活用することにより、もともとの興味関心が低い人にもアプローチしやすいという利点があります。

テレビCMと比較して詳細な効果を測定できる

テレビCMは「最初の認知拡大」という点では現代においても有効なメディアのひとつですが、その後に購入に至ったか、という検証は難しいままです。一方、インターネット上の動画広告であれば、分析機能を使って「消費者の反応」「どこまで視聴されたか」「どのくらいの割合でコンバージョン(購入や入会など)に至ったか」を検証することができます。

YouTubeに動画広告を出す方法や料金などは、こちらの記事をご覧ください。
関連記事:YouTube動画広告の効果は?種類別の料金や出稿方法を解説!

動画広告の種類一覧は?


動画広告には複数の種類が存在します。大きく分けて「インストリーム広告」「インバナー広告」「インリード広告」の3種類です。それぞれ、広告の大きさや広告の出現の仕方などに違いがあります。ここでは、動画広告の種類一覧とその特徴について紹介します。

映像と音声で伝える「インストリーム広告」

「動画広告」と聞いて一番に浮かぶものが「インストリーム広告」である人は多いでしょう。YouTubeなどで、動画の前や合間の数秒間にインサートされる動画広告を指します。料金体系により異なりますが、数秒後にスキップできるもの、最後まで強制的に視聴することが必要なものなど、いくつか種類があります。

インストリーム広告のポイントは、このあとに紹介するインバナー広告などとは異なり、大画面で表示できる点でしょう。最近はブランドメッセージなどを伝える長尺の動画広告も増えてきています。

バナーで動画を流す「インバナー広告」

通常のウェブサイト上のバナー枠に表示されるのが「インバナー広告」です。インディスプレイ広告とも呼ばれています。YouTubeなどの動画専用サイトに訪問していないユーザーにも配信することが可能なので、ウェブサイトを閲覧しているだけのユーザーにも自然に接触できるという点が大きな特長です。

スマホ向けの「インリード広告」

インリード広告は、動画広告の中では最も新しいフォーマットです。スマートフォンで視聴されることを前提にしており、ユーザーがスクロールしていき動画広告が画面に入ったら再生がスタートする、という仕組みです。画面上で急に動画が再生されるので、一般的な静止画バナーと比較すると目をひきやすいという特長があります。

動画広告の成功事例は?

実際の成功事例として、「マウスコンピューター」「メルセデス・ベンツ」「野村アーバンネット」の3社の事例を紹介します。それぞれの成功ポイントから、自社の動画広告戦略に活用できる点を見つけてみてください。

認知拡大を狙った「マウスコンピューター」


出典元:マウスコンピューター

「バンパー広告」という言葉はご存知ですか?YouTube広告の一種で「スキップ不可」かつ「6秒間」という短い時間でアプローチする手法です。バンパー広告を有効活用して認知拡大に成功したのが、「マウスコンピューター」というパソコンの製造・販売を行う会社です。伝達している内容は「ビジネスパソコンならmouse!」のみですが、インパクトがあり耳に残る広告になっています。

新しい顧客層を獲得した「メルセデス・ベンツ日本」


出典元:メルセデス・ベンツ日本

メルセデス・ベンツといえば、ハイクオリティな高級車として有名なブランドですが、新たな顧客層をターゲットに「スーパーマリオ」を活用した動画広告で話題になりました。スーパーファミコンのゲームを通してマリオに親しみがある30代を狙い、ベンツの車がマリオとともにステージを進んでいく内容です。

途中から実写になり、実際にマリオが車から出てくるシーン、キノコにぶつかりゲームオーバーのサウンドとともに終わるという構成も懐かしさを感じさせます。

視聴者を巻き込んだ「野村アーバンネット」


出典元: 野村アーバンネット

視聴者から実際のストーリーを募集して制作されたのが、不動産会社「野村アーバンネット」の動画広告です。娘が家を出る最後の日を描いたストーリーと、「家には待つ人がいる、温かさがある」というクレジットによってブランドメッセージを伝達した広告となっています。2分間という長尺の動画にも関わらず、150万回再生を記録しました。

まとめ

今回は動画広告というテーマで、動画広告の基礎知識やメリット、種類、それぞれの特長、成功事例について紹介しました。動画広告は、伝達量や効果測定ができる点でこれからも注目されるプロモーションのひとつです。今回の記事を参考にぜひ動画広告にチャレンジしてみてください。

PR動画の作成に興味がある方はこちらの記事がおすすめです。
関連記事:拡散されるPR動画とは?人気動画の作成方法と事例を徹底解説!

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Yukifun26
消費財メーカーでマーケティングを担当。消費者調査、コンセプト・商品開発、ブランディング、メディア戦略立案、販売戦略立案などブランドマーケティング全般、WEBマーケティングについてはオウンドメディア管理、SNSマーケティング、SEOなどを実務として経験。

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