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公開日: 2019.08.15 / 最終更新日: 2020.01.06

採用LPはつくるべき?メリットや基本的な構成から依頼先まで解説!

採用手法のひとつに採用ランディングページ(LP)があります。採用ランディングページの制作はトレンドになりつつありますが、果たして作るべきなのでしょうか?採用LPを作るメリットをはじめ、基本的な構成から依頼先までを詳しく解説します。

採用LPとは?


そもそも採用LPとは何なのでしょうか?採用LPとは、簡単に言うと人材採用に特化したランディングページのこと。応募までのプロセスをシンプルにし、応募者にとって必要な情報をまとめたページです。LPとはランディングページ(Landing Page)の略で、Webサイトに流入した時の最初のページを指します。

通常のWebサイトでは、「応募・申し込み」「資料請求」「問い合わせ」など、コンバージョンまでの流れをシンプルにするため、1ページに必要な情報をまとめて作られます。期間限定の消費者キャンペーンなどのWebページをイメージすると分かりやすいでしょう。採用LPは上記と似たような作りをしており、採用情報に特化した情報で制作されたページのことを指します。

採用LPをつくるメリットは?


採用LPを作るメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。採用LPを作ることで採用側・応募者側がそれぞれ得られるメリット、できることについて詳しく解説します。

自由な表現でメッセージを届けられる

採用LPは通常、会社全体のコーポレートサイトとは分かれて独立している存在です。独立した採用LPを作ることによって、メッセージやデザインのトーン&マナーなどを自由に表現できるというメリットがあります。それに加えて、求人広告のように制限がないのも良い点です。

コストを抑えて短期間で制作可能

採用LPは、求人専用のWebサイトを構築するよりもコストを抑えることができます。さらに、短期間で制作が可能です。ほぼ1ページで完結するので、コスト面と時間の両方においてメリットが大きいです。

ページ移動による離脱が少ない

LPはそのページ内で応募までを完結できることから、サイト訪問者の離脱が少なくなります。通常のWebサイトで発生する、ページ移動などによる離脱を抑えることができるからです。

ページ改善がしやすい

ページの改善がしやすいこともLPの大きなメリットです。ページの良し悪しを見分ける「ヒートマップ」を使えば、マウスの動き、ユーザーの目線の動き、滞在した時間などを調べることができます。

SNS広告やネット広告と連携可能

採用LPを作っておけば、Facebook、Twitter、Instagramなどのソーシャルメディアとの連携も簡単です。採用LPへのアクセスアップのため、誘導したいターゲットの属性やエリアなどを絞ってSNS広告やネット広告などを出稿できます。

採用LPの基本的な構成


採用LPには多くのメリットが存在することが理解できたでしょう。では、基本的な構成として採用LPにはどのような要素を盛り込むべきなのでしょうか?詳しく解説します。

採用LPに必要な要素

採用LPに盛り込みたい要素としては、ページのトップから「キャッチコピー」「会社の魅力」「求める人材像」「選考フロー」が理想的です。さらに、必要があれば「Q&Aの設置」「動画」を入れても良いでしょう。

ボタンは誘導しやすい位置に配置

採用LPにおけるコンバージョンとなるエントリー(応募)ボタンは、誘導しやすい位置に設置しましょう。最下部だけでなく、上記で紹介したそれぞれの要素の下に設置することで、気になったらすぐに応募できる状況を作ることができます。

採用LPの制作はどこに依頼するべき?


実際に採用LPを制作したい場合はどこに依頼すると良いのでしょうか?ここでは、おすすめの制作方法として「制作会社に依頼する」「クラウドワークスでフリーデザイナーに依頼する」の2つを紹介します。

制作会社

採用LPの制作経験がない、またはノウハウが少ない場合は、制作会社への依頼がオススメです。制作会社に依頼する場合は、集客やコンバージョンへのつなげ方など、マーケティングの観点でもアドバイスをもらうことができます。コンテンツも含めて依頼する場合はコストが上がりやすくなるので、どこまで自社で進めて、どこから外部に依頼するのかを明確にしておきましょう。

クラウドワークス

制作会社への依頼以外でオススメできるのは、クラウドソーシングサービスの活用です。コスト面でのメリットやデザイン修正での自由度が高いクラウドワークスの利用を検討してみましょう。多くのフリーランスデザイナーがワーカーとして登録しており、自社のニーズに合わせて絞り込み検索が可能です。コストを抑えながらも質の高いデザインが期待できます。

クラウドワークスを通して、実際にウェブサイト制作やLP制作を外注した企業事例はこちらの記事をご覧ください。
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まとめ

採用に関する手法の中でも、採用専門のLPを制作することは昨今のトレンドとなっています。人材不足が叫ばれる中では、採用も戦略的に行っていきたいものです。さらに、採用LPを作ることでコンバージョン率アップも期待できますので、ぜひ今回の記事を参考に採用LPの制作を検討してみてください。

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消費財メーカーでマーケティングを担当。消費者調査、コンセプト・商品開発、ブランディング、メディア戦略立案、販売戦略立案などブランドマーケティング全般、WEBマーケティングについてはオウンドメディア管理、SNSマーケティング、SEOなどを実務として経験。

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