国内のクラウドワーキング事情

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はじめに

クラウドワーキングは、ここ数年で認知度を上げている「新しい働き方」です。海外ではすでに浸透しているところもありますが、国内でも徐々に広がりを見せています。

引用元:写真素材 足成

クラウドワーキングの歴史は実は長い

国内でクラウドワーキングが注目を集めるようになったのは2012年頃からですが、クラウドワーキングの歴史は長く、米国ではインターネットが高速に普及し始めた90年台後半から始まっています。国内では2008年頃から参入する企業が増えています。2012年ごろから注目を集めるようになった要因のひとつとしては、2011年の東日本大震災の発生で、会社中心だった従来の価値観が崩されたことも挙げられています。

2013年度のクラウドソーシング市場は246億円

矢野経済研究所の調査では、2013年度のクラウドソーシング市場は246億円との結果が出ています。国内の他市場の規模と比較すると、まだまだ成長途中の市場であるということが伺えます。また、IT企業は開発系の案件でクラウドワーキングを利用する事例が多いのに対して、他の産業での利用があまり伸びていないという現状もあります。一方で、一定の分野に特化したものとして、音楽やアートをテーマにしたものなど、ユニークなクラウドワーキングサービスもあり、今後はITだけに留まらない幅広い用途が期待されている市場でもあります。

都市部と地方部での拡がりの差

引用元:写真素材 足成

クラウドワーキングは、地方に住む人々にも就労の機会を提供するものとして非常に有効なワーキングスタイルです。都市部と地方部の経済格差の解消にも役立つとされています。しかしながら地方部ではまだあまり広まっていないというのが現状です。クラウドワーキングサービスの提供側でも、地方への普及を目標として取り組みを行なっている企業があります。例として、クラウドワークスは岐阜県と提携し、日本全国への広がりを促進しています。過疎化の進む都道府県や自治体にとって、クラウドワーキングに着目した施策の展開で地域活性化や経済の浮揚にもつなげられると、今後の拡がりが期待されています。

まとめ

引用元:写真素材 足成

クラウドワーキングは、企業や個人、地域にとらわれない「新しい働き方」です。その普及によって現在の日本が抱える地域格差等の問題の解決に繋がると言われており、国を挙げての普及活動も検討されています。現在はまだ発展途上のクラウドワーキングですが、着実に成長を続けている市場です。今後の展開から、目を離せませんね。


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