クラウドソーシング発注者は気をつけて!ワーカーが困惑する指示とは

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クラウドソーシングでやってはいけない指示とは?

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クラウドソーシングは、クライアントとワーカー、双方の話し合いに基づいて、様々な作業内容を依頼できるアウトソーシングサービスです。「どんなものを作るか」がクライアント側のニーズに委ねられているので、自由度の高い発注が可能となっています。しかし一方で、ワーカーにどのように指示を出したらいいのか分からず、困ってしまうこともあるのではないでしょうか。そんな時はまず、クラウドソーシングでワーカーを困惑させてしまう指示の特徴を知り、トラブルを避けることから始めてみましょう。以下に、ワーカーが困りやすい指示を3パターン、まとめてみました。

引用元:無料写真素材 写真AC

クラウドソーシングのNG指示1:「とりあえず作ってみて」

ワーカーが困ってしまいやすい指示の1パターン目は、「とりあえず作ってみて」と、明白な指示をしないまま先方にまかせてしまうことです。明るくない分野の外注をする際には、自分の望む成果物のイメージがはっきりとつかみにくいため、このような指示をしがちになってしまいますよね。しかし、「とりあえず作ってみてほしい」というこの指示は、ワーカーを困惑させる可能性が高いといえます。

クライアントのニーズを掴めないままデザインやライティングなどの制作を行えば、ワーカーのスキルが高い場合でも、ニーズをとらえきれない曖昧なものしか作れなくなってしまうでしょう。

どんなものを作ってほしいのかが明白になっていない場合は、すぐに契約・指示出しをするのではなく、ワーカーと相談する機会を設けることをおすすめします。クラウドワークスのお仕事相談所を使って質問したり、あるいは発注の依頼文に「相談にのってほしい」旨を記載するとよいでしょう。クラウドソーシングは、クライアントとワーカー、双方の協力によって成り立っています。わからないことがあれば相手の助力を得るのも、有効な手段です。

クラウドソーシングのNG指示2:「前言撤回」

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ワーカーが困ってしまいやすい指示の2パターン目は、「前言撤回」です。当初の打ち合わせで決めていた指示内容を撤回すると、作業中のワーカーはいままで制作した過程を捨て、大きく軌道を修正しなければならなくなります。「クライアントのニーズに応えること」はワーカーの職務ではありますが、何度も仕様が変更になれば、ワーカーはクライアントのニーズがわからなくなるばかりか、クライアント側への不信感にもつながってしまうでしょう。

なお、報酬の範疇をこえた修正が何度も出ると、報酬価格の再設定などの交渉が発生する可能性もあります。一度ワーカーに出した指示はできるだけ変えないで済むように、発注前には要求定義をまとめておくとよいでしょう。

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クラウドソーシングのNG指示3:「サービスで○○もやってほしい」

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ワーカーが困ってしまいやすい指示の3パターン目は、「サービスでこの仕事もやってほしい」です。クラウドソーシングでは時に、案件を進めていくうちに、当初の予定にはなかった作業が発生してしまうことがあります。しかしワーカーとクライアントは、発注前に定められた要求定義と報酬価格に合意したうえで契約を結んでいます。よって、契約後に発生した追加作業に関しては、もう一度ワーカーとクライアントの間で、報酬についての相談をする必要があるでしょう。

なお、ワーカー側から報酬に関して申し入れるのは、先方に失礼になるのではという恐れから、なかなか切り出しにくい面があります。追加の作業が発生した時の報酬に関しては、できればクライアント側から速やかに提案することをおすすめします。

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クラウドソーシングのNG指示を覚えておこう

ワーカーが困りやすい指示を3パターン、ご紹介しました。クラウドソーシングでは、クライアントのニーズに沿って、さまざまなものを作ることができます。しかし、ニーズを明らかにしないままワーカーに一任したり、何度も指示を変更したりといったNG指示を出してしまうと、クラウドソーシングの利点を活かせなくなってしまうかもしれません。ワーカーの好意的な協力を得て、魅力的な作品を作ってみてはいかがでしょうか。


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