データ入力は本当に楽な仕事なの?

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アルバイトの募集でよく見かけるデータ入力の仕事は、時間単価1,000円以上の高単価のうえに、
「誰でも簡単!」「すぐに覚えます」というキャッチフレーズがセットになっています。
「働く曜日や時間帯を選べるし、楽ならやってみよう!」
ところが、本当にそうかどうかは別の問題ですね。

データ入力は、どうして簡単、楽、誰でも出来るというフレーズで紹介されるのでしょうか?
データ入力の業務によく見られる、「誰でも簡単」のキャッチフレーズを深読みしてみましょう。

データ入力業務ってどんなことをしてるの?


引用元:pixabay.com

業務でどのようなことを行っているのかを、よく確認する必要があります。
求人募集では、簡単!誰でも出来る!とされていますが、
そんなに楽な仕事がどうして通年の大量人材募集をしているのかは、疑問です。

業務の半分は事務処理など

簡単な仕事は、一部あるというケースがあります。たとえばデータ入力の仕事自体は、確かに簡単、楽な仕事だったりします。
指示された通りにデータを打ち込む業務です。しかしながら通常は、それだけが業務なわけではありません。

業務はデータ入力のみ、と決まっているわけではありません。
顧客の電話対応、事務処理、または清掃作業やコピー対応、
資料整理など、付帯する業務の方が大量というケースです。
「聞いている話と違う」となり、なかなか人が定着しない実情があります。
半分は事務スタッフのようなポジションなのに、
データ入力として求人をかけているケースも、よく見受けられます。

メイン業務は電話対応

または、最初からコールセンターのテレフォンオペレーターで求人をしているケースです。
顧客対応の電話がメイン業務ですが、電話内容をデータ入力する作業があるので、データ入力大量募集!としてるケースです。
データの入力のみを希望している人なら、話と違うとなってしまいます。

また、顧客の電話受付はクレームを受けることも多いため、退職率も高い傾向にあるようです。
電話の受付という業務自体は、やってみれば大変ですが、「誰でも電話は受けられる」という解釈も成り立つので、
簡単、楽チン、などのキャッチフレーズで人を集めるようです。
しかしながらコールセンターでのデータ入力は時間単価は高く、1,500円前後が相場です。稼ぎたいという人には適しています。

テストで落ちる人もいます

簡単ですよ、と募集をかけておきながら、面接時にタイピングのテストが待っていたりします。
どの程度のパソコンスキルがあるのかをチェックされます。たとえば入力のスピードなどを測定されて、
一定の基準に達していないと判断されてしまい、
「誰でも出来るっていうから面接に行ったけど、面接が通らなかった…」という人もいます。

ある程度のタイピングが出来る人だけを選びたい企業の気持ちも、分かります。
幅広く求人をかけて、条件にあった人を採用する方法です。
たとえばデータ入力なら、1分間におおむね50文字以上の日本語を入力できれば、
平均的な採用の目安と覚えておきましょう。ブラインドタッチがスムーズになるレベルは、
1分間に100文字以上です。

人間関係や、残業に疲れる人も


引用元:pixabay.com

とにかく大量のスタッフを1か所に集めて、大量の仕事をさばくので、人間関係に疲れる傾向にもあるようです。

データ入力業務の職場の主流はコールセンターです。
コールセンターは女性スタッフの割合が100%に近い職場も多いため、
女性同士の争いがよく発生するようです。様々な年代の女性が在籍しています。
様々な噂話や、悪口や意地悪などが自然発生しやすく、
職場の環境になじめないという人も多いようです。

または大量のデータを処理している職場なら、
1日のデータ入力ノルマが700件、800件という場合もあります。
とにかくパソコンの前に座りっぱなしで常に入力作業をしているため、
腱鞘炎になる、腰痛になる、目が悪くなといった具体的な症状を伴う人も多くいます。
そのような職場では残業も常態化していることも多く、本当に疲れる…という理由で辞める人も少なくありません。

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※このページに掲載している画像は他サイトより引用しています。
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