デザインのスキルについて

こんにちは。

お見受けするところ、まったくのデザイン初心者の質問者さんのようですが、まず、イラストレーターやPhotoshopのソフト操作スキルと、デザイン（これも突き詰めれば様々あります）とは別と考えてください。


私含め、多くのデザイナーが仕事があるのも「●●は出来るのですが、デザインができないのですよ〜」という依頼が世の中結構あるからです。そうでなければ、テンプレートに文字入力だけ当てはめて誰でも整ったページを完成できます。

つまり、テンプレートにそって見出しの位置や、リード文のブロックを配置して揃え整える簡単な割付、それを配色するというのは、私の経験則からしても、未経験のOLさんでもセンスを自発的に育んでこられた方は特に勉強しなくても十分に可能でした。

ただ、出来るのはそこまでです。キレイにセンターに文字を揃える、ブロックを紙面に三分割で割り付けてその上に写真を配置する、こういうレイアウトの例題で最初は練習します。webなら、ヘッダー、イメージ画、ナビバー、サイドボックスとメインコンテンツ、フッターとボックスを並べていく練習をします。基礎の第一歩の部分ですから、ここまでは出来ると思います。

本当に必要とされるデザインの表現能力というのは、もっと難しいものでして、こればかりは勉強と実践を積み重ねるしかないと思います。独学だけだと「かっこいい」「きれい」にだけ終止する間違った方向に行きかねないので、やはり通信教育であっても誰かに学ぶほうが良いとは思いますが、デザインをモノにするには数年計画で考えられた方がいいと思います。

若い子が勘違いして作っている作品をみるのですが、残念ながら一般の依頼者様は、若い子と同じように「パッと見の印象」「好きか嫌いか」しか、わかられていないのです。だから、なぜ、このデザインは成立しているのか、あるいは破綻しているのか、説明がつかないのですね。それでは、オブジェクトをキレイに並べましたというだけになりますし、こういったネット公募案件の場合、だれでも仕事欲しさに応募してしまいますから、得てして、そういった雰囲気の良いイメージ写真を採用しただけのデザインや、キレイに整えただけのデザインでも採用されてしまうケースがあります。

しかし、webでもグラフィックでも情報をデザインするということは……と語りだすと、私に限らずベテランの人はみな飲み屋談義に花をさかせてしまうので、この辺で控えますが、考え方として、ソフトのスキルを身につける。それと別にデザインを実践も踏まえて勉強する。両輪必要と考えてみてください。デザインは結構深いので、簡単に身につきません。数をこなさないといけないし、決して表層の飾りの事をデザインと言っているわけでありません。

参考になれば幸甚です。

こんにちは、はじめまして。

私はスイスタジオさんのわかりやすいコメントに同意します。

デザインのスキルと使用するソフトウエアはほとんど関係がありません。
デジタル上で考えを表現するためのソフトウエアはインクスケープでも良いと思いますよ。
そんなことは気にするだけ時間の無駄だと思います。
デザイン手法を身につけるのには本来はソフトすらいらないと思います。

もしもコンペに参加、提案して見事選ばれたのに「発注者さんから絶対にaiフォーマットでなくてはいけない」などと不運にも言われてしまったのであれば、その時はご相談ください。
私でよろしければいつでも変換してお戻しさせていただきます。

はじめまして、TRUMPHOUSEと申します。

デザインの勉強をするのであれば、インクスケープでも問題ないと思います。
勉強という点に絞れば、使用する道具や方法よりも本人のやる気と根気が大切です。
Macをお使いならPixelmatorというソフトも良いという評判を聞いています。

副業として…というのであれば、それなりのスキルがあればインクスケープでも問題ありません。
作ったデータをIllustratorやDTPソフトに読み込んだり、印刷に出しても問題ない、
たとえ問題が出た場合でも回避する方法を考える事ができる、程度のスキルは必要になります。
これはインクスケープに限らず、Illustratorであっても同じことが言えます。

こちらで質問しているという事は、ここのコンペや何かに応募して勉強をと思ってらっしゃるのかもしれませんが、
コンペでは個別に批評がつくわけでもありませんし、
評価が付いたとしてもデザイン的に優れているからという理由ではなく、単なる個人の好みだったりしますし
初心者の方が勉強する環境としてはまったく向いていないと思います。