企業インタビュー
公開日: 2016.09.01 / 最終更新日: 2020.01.06

たった一人でメディアの立ち上げ!継続して毎週20記事以上を集めるコツ:株式会社NRT

image00昨年7月に富裕層メディア 『executivelife』(:https://www.exelife.jp/) を立ち上げ、富裕層が人生をより愉しく過ごすためのエンターテイメント情報メディアを運営する、成田隆志様。

良いコンテンツを集めるために工夫されている点や、ライターさんの応募が集まらない時の対処法について代表取締役の成田隆志様にお話をお聞きしました。

お金を消費する楽しみ方の情報が少ない!という課題意識から富裕層のためのエンターテイメント情報サイトを立ち上げた

ーどのようなメディアを運営されていますか?

もともと弊社は、資産管理(不動産や有価証券の管理)を行う会社でした。

個人的な興味もあり、「世の中の富裕層は何をしているのか?」ということを調べていたのですが、富裕層向けのサービスって、「資産運用」か「貯蓄」の情報は世の中にたくさんあるけれど、「お金を消費する楽しみ方の情報が少ない」と気づいたんです。

富裕層がお金を使わなければ、経済は回らない!という課題意識を持ち、富裕層が「愉しくお金を使いたくなるような情報」を提供する富裕層のためのエンターテイメント情報サイトを立ち上げました。

1週間に20記事以上をスカウト(非公開)機能を利用して発注

ーメディアをオープンしてから、どのくらいの頻度で記事を更新されているのでしょうか?

もともと、私自身が情報を集め、週に1~2記事執筆していたのですが、それだと記事数にも限界があると感じ、クラウドワークスで発注することにしました。現在では、5名のライターさんと継続的に契約を行い、1週間に20記事以上執筆いただいていますね。

月曜日に1週間分の記事を発注して、その週のうちに記事を納品いただいています。

このサイクルで安定して仕事が依頼できているので、最近では「公開」でお仕事を発注するのではなく依頼したいライターさんだけに仕事内容が閲覧できる状態で公開できる、スカウト(非公開)の形式で発注するようにしています。

募集文面作成時にスカウト(非公開)での募集を選択し公開します。その後、業務を行ってほしいライターさんにのみスカウトメッセージを送って依頼をするため、効率的です。

コンテンツの文字数は500~800文字 短いからこそライターさんも書きやすく、読者も疲れないボリュームだと思います。

ーコンテンツを作る上で工夫されている点はありますか?

まず、ライターさんに執筆いただくテーマについては、「旅行」や「グルメ」といったジャンルが多岐に分かれており、どのテーマで書いてもらうのかは私の方で決めています。

ただし、執筆いただく内容についてはそこまで細かく指定はしていなくて、「富裕層が消費活動を行いたくなるような記事を書いてください。」という粒度の依頼をしていて、その中で自由に執筆いただいていますね。そうすることで幅広い情報を得ることができると感じています。

さらに、コンテンツの長さも、500~800文字と短く設定しています。

私は、電車の中などで、スマホで少しの時間で読んででもらえることを目標にしているので、短い記事にしているんですね。あまりに長いと、読む方も疲れてしまう気がしていて。。。笑

ークラウドワークスで発注する中で困ったことはありますか?

コンテンツの内容は、ネット上にある「誰でも知ることのできる情報」ではなく。オリジナルで、リアルな情報をもとに書いてもらうようにしています。

ネット上の情報をもとに書いてもらう場合は、「ネタ元」があるので、その情報が正確かどうか、ある程度すぐにわかるのですが、「オリジナルな情報」を求めている分、ネット上にはない情報を提供いただくことも多く、その情報が正確なものなのかどうか「裏を取る」作業が結構大変です。

大変ですが、でもやはりインターネット上にまだない情報のほうが、価値は高いと思うんですね。なので、ライターさんに執筆いただいた情報の中から、正確な情報かどうか、は自分自身で見極めるようにしています。

また、数ある情報の中で、「本当に必要な情報かどうか」情報の核となる部分を見極め、そうでない部分の不確かな情報はそぎ落としていくような必要もあると思っています。image03

待っているだけではだく、自分からスカウトを積極的に行うことで応募を増やす

ーライターさんの募集で工夫されていることはありますか?

最初は記事執筆のお仕事を募集開始し、待っていただけだったのですが、最近は、ライティングのお仕事も多いので、普通に掲載しているだけだと、応募が集まらないように感じます。有料のオプションをつけないと、1ページ目以降にどんどん掲載順位が下がっていってしまいますし・・・。

そこで、「クラウドワーカを探す」という機能から、ライターさんを絞り込んで、良さそうな方に「スカウト」を送るようにしたら応募が集まるようになりました。

その他にも、書いてほしいライターさんのターゲットを絞るようにもしています。

「富裕層向けの記事を書いてもらえる方」という募集の方法にしてしまうと、受注者の方が「私にできるのかしら?」と疑問に思って応募してくれない可能性があるんです。

なので、「ゴルフがお好きな方」とか。「旅行がお好きな方」とかテーマを個別に絞ってそのジャンルの知識や情報をたくさん持っている方に書いてもらうようにしています。

「禁止事項」を契約時に伝えることで、修正依頼がし易くなる

ーライターさんの選び方に工夫されている点はありますか?

まずはご応募いただいた方に500文字程度の文章を300円で1記事執筆いただき、作成いただいた文章で判断するようにしています。

最初はトライアル記事にも費用をお支払いするものだということを分かっていなかったのですが、CWコンシェルジュの方に相談したところ「必ず1記事あたりの報酬を支払ってください」と、ルールを教えていただき、発注しました。

こちらの希望していないものを納品されてしまったらどうしよう。と不安があったので、契約時に「禁止事項」を明確に記入するようにしました。

禁止事項に書いてあることを受注者の方が行った場合は、修正依頼を行うこともできるので、その点はしっかりと書くようにしました。

逆に禁止事項以外の細かい修正対応については極力依頼しないようにしています。

単価があまり高くない分、細かい修正が多発すると、受注者の方も面倒に感じてしまって継続していただけない可能性があります。指示を出すくらいだったら自分で直してしまった方がいいと思っています。

現在、特定のライターさんに継続発注する流れができているので、発注においても、前回と同じ依頼文面で発注するだけなので便利です。今後も継続発注していきたいですね。

 

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