外注ノウハウ
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公開日: 2021.12.13 / 最終更新日: 2022.01.04

【2022年】社員研修費用の相場

企業が行う社員研修では、ビジネスマナー・情報セキュリティ・PCスキル・業務で使用するツールの操作方法などのテーマがよく見られます。働き方改革への社会的関心の高まりを受け、メンタルヘルス対策や体調・食事管理方法などを扱うケースもあります。社員研修のスタイルには、講義形式・グループワーク・ディスカッション・ディベート・OJT・e-ラーニング・ウェビナーなどがあり、内容や形式によってかかる費用は異なります。

今回は、社員研修の種類ごとの費用相場や内訳、外注におすすめの依頼先などを紹介します。

社員研修にかかる費用の相場

人事労務関連の調査研究を行う「産労総合研究所」によると、企業が社員1人あたりにかける教育研修費の平均は約3万5,000円という結果が得られています。

ここでは、社員研修にかかる費用を研修の種類別に紹介します。

新入社員研修

新入社員研修とは、新入社員として入社してきた社員を対象とした研修のことで、新卒研修・新人研修などと呼ばれることもあります。主な研修内容として、名刺交換やビジネスメールの作法、自社で使用しているツールやPCの操作方法などが挙げられます。

【費用相場】
・150~250万円(参加者:20~30名、実施期間:1~2週間の場合)

新入社員研修は他の研修より扱う内容が多く、期間も長い傾向にあります。そのため、まとまった費用がかかるケースが多く見られます。

マネジメント研修

マネジメント研修とは、企業の管理者層を対象にした研修をいい、管理職研修・リーダー研修・トレーナー研修などとも呼ばれます。部下の教育方法・自己管理方法・資金管理方法など、マネジメントに役立つ知識やスキルの習得を目指します。

【費用相場】
・40~60万円(参加者:10名以下、実施期間:2~3日間の場合)

マネジメント研修の実績が豊富な講師を招いたり、適切なプログラムを立案できる依頼先に外注したりすれば、管理者層に求められるマインドセットなどを学ぶことも可能です。

技術研修(実務研修)

技術研修とは、個々の企業・店舗・現場などの実務に合わせた「実践的な研修」のことです。業務に関連する知識やスキル、トラブル時の対応方法などを集中的に学習します。

【費用相場】
・80~120万円(参加者:10~15名、実施期間:2~3日間の場合)

営業部の技術研修(実務研修)などでは、顧客のもとに講師が同行して、セールストークや商談のコツなどを指導してくれるケースもあります。

【参考】社員研修に使える助成金

社員研修に使える助成金もあります。条件に適用すれば、以下の助成金を受けられる可能性があるため、チェックしてみると良いでしょう。
助成金の内容・条件・金額などは変更される可能性があるため、厚生労働省のHPで最新情報を確認するようにしてください。

<社員研修に使える助成金>
・人材開発支援助成金(正規雇用労働者向け)
・キャリア形成促進助成金(正規雇用労働者向け)
・キャリアアップ助成金(非正規雇用労働者向け)

社員研修費用の内訳

次に、社員研修にかかる費用の内訳を紹介します。社員研修の企画・実施を社内リソースで行う場合は以下のような費用を予算として確保する必要がありますが、外部へ依頼する場合、諸費用がすべて含まれた料金プランが用意されていることもあります。

講師への謝礼

社員研修へ講師を招く場合、謝礼は時給換算(あるいは日当換算)とするケースが多く、必要に応じて交通費や飲食代も支払います。
研修の種類やジャンル、講義の長さなどによって謝礼金額は異なり、一般的な相場は以下の通りです。

【謝礼金額相場】
・謝礼:1万5,000~2万5,000円(1時間)
・謝礼:5~15万円(1日)
・交通費:実費
・飲食代:1,000円~2,000円

なお、研修参加者の人数によって講師への謝礼金額が左右されるケースはあまりないため、1度の社員研修にできるだけ多くの社員を参加させるとコストカットにつながります。

会場費

自社内で社員研修を行うのであれば費用はかかりませんが、社外の会議室・イベント会場・ホールなどをレンタルして行う場合は会場費がかかります。会場の規模によって相場は異なるため、参加人数に合わせたスケールの会場を準備しましょう。
特に公共の施設を利用する場合、レンタルする時間帯や曜日によって金額が変わるケースがあります。午後や休日は割高になりがちであるため、平日の午前中などに社員研修を行うと会場費を抑えられます。

【会場費の相場】
・50人規模の会場:10~15万円(8時間あたり)
・100人規模の会場:20~25万円(8時間あたり)
・200人規模の会場:40~50万円(8時間あたり)

教材費

社員研修の内容によっては、教材費(データ、書籍、動画など)が必要です。金額は教材の形状や必要数によって異なり、別途ライセンス料や印刷費がかかるケースもあります。

機材・通信費

社員研修をeラーニング・ウェビナーなどの形式で行う場合や、動画配信サービスを利用する場合は、機材(PCやヘッドセット)やインターネット通信関連の費用が必要となります。
動画配信サービスやeラーニングには法人向けの月額料金プランが用意されていることが多いため、利用前に確認してみましょう。

【機材・通信費の相場】
・機材費/通信費:実費
・eラーニングの初期費用:20~30万円(月額利用料:3~8万円)

備品費用

社員研修で備品をレンタル使用する場合、総額の相場は5~15万円程度です。社外の会場で社員研修を行う場合、会場内にある備品の使用可否や使用料金については事前に確認しておく必要があります。
別途レンタルが必要な備品があれば、余裕をもって手配しておきましょう。

【主な備品とレンタル費用の相場】
・パーティション:1,000円~
・ホワイトボード:3,000円~
・マイク:1,000~3,000円
・スクリーン:3,000~5,000円
・プロジェクター:1万5,000~3万5,000円
・演台:8,000~1万5,000円

社員研修の外注先と相場

ここでは、それぞれの外注先に依頼できる研修の種類や、費用相場などを紹介します。

サイバックス株式会社

サイバックス株式会社は、約2500コースの社員研修をインターネットで受けられる「サイバックスUniv.」という会費制サービスを運営しています。階層別・職種別の研修プログラムのほか、新入社員向け・中堅社員向け・管理職向けなど対象に合わせた豊富な研修メニューが用意されています。

会員ID発行等にかかる費用として入会金5万円が必要となり、入会後は会員人数に合わせた月額料金(下記参照)を支払うことでeラーニング・公開研修・社員研修ポータル・与信管理セミナーなどを受講することができます。

【会費制サービスの月額料金】
・1~100名:6万円
・101~150名:9万円
・151~200名:12万円
・201~250名:15万円
・251~300名:18万円

また、研修内容を選択して1名1コースから利用できる「従量制サービス」も提供されており、料金は以下の通りです。

【従量制サービスの料金】
・年会費:1万2,000円
・eラーニング:1コースで1,000円~(月額)
・公開研修:1研修で1万円~(月額)

株式会社Schoo

株式会社Schooは、法人向けのオンライン研修サービス「Schoo(スクー)」を運営する会社です。
Schooでは、ビジネスマナー研修、Word・ExcelなどのOAスキル研修、コーチングスキル強化研修、組織マネジメント研修、女性リーダー研修などといったプログラムを扱っており、職種やテーマに合わせて研修パッケージを作成してもらうこともできます。
各ユーザー(依頼主)に合わせたコンテンツ・料金体系で研修を用意するため、詳細は資料請求・問い合わせなどが必要です。6,000本以上の研修プログラムを視聴できる月額1,650円定額制の料金プランもありますが、最低20以上のIDで申し込む必要があります。

株式会社ワークハピネス

株式会社ワークハピネスは、人材育成や組織開発に関する事業を展開する会社です。
新入社員や若手社員の研修、チームビルディング研修、経営層向けの研修などに対応しており、体験型グループワークのオンライン研修プログラムも豊富です。ビジネスゲームや謎解きをしながらリーダーシップ・コミュニケーション力・課題解決能力などを養うカリキュラムが多く、チームの生産性を上げるコツやマインドセットも学ぶことができます。
料金の詳細は公開されていないため、電話相談などで見積もりを確認してください。

株式会社ネオキャリア

株式会社ネオキャリアは、求人・採用関連のサービスを展開する会社です。
新卒採用社員向けの研修、中途採用・若年層社員向けの研修、非正規社員向けの研修などを扱っており、研修の内容や受講人数に応じた料金設定(下記参照)となっているのが特徴です。
各ユーザーの要望を聞いて要項・カリキュラムを決定するスタイルをとっているため、余裕をもって相談・申し込みをする必要があります。

【費用の例】
・ビジネスマナー研修:1人あたり50,000円
・情報セキュリティ研修:1人あたり50,000円
・メンタルヘルス研修::1人あたり100,000円
・EXCEL研修、WORD研修、パワーポイント研修:いずれも1人あたり100,000円

JMC

JMC(株式会社ジェイテックスマネジメントセンター)は講師派遣・通信教育などの事業を行う会社です。社員研修のカスタマイズや実施も請け負っており、オンライン・対面の両形式に対応しています。一般的なテーマのほか、アセスメント・異業種交流などの研修テーマも扱っており、業種もIT・営業・技術・生産現場から選択が可能です。また、研修後のフォローアップ体制も充実しています。

希望に近いテーマ・業種などを選択し、詳細な研修内容はヒアリングによって決定するため、料金はケースごとに異なります。詳細はホームページのメールフォームや電話にて問い合わせてください。

社員研修の依頼なら「クラウドワークス」

社員研修の外注先はいくつかありますが、クラウドソーシング(仕事を依頼したい人・受注したい人をマッチングするサービス)を利用する方法もおすすめです。
なかでも日本最大級の「クラウドワークス」は登録ワーカー数が400万人を超えており、社員研修の企画・実施経験の豊富な人材や、実績ある研修講師を探すことができます。

研修講師を依頼できるワーカーを見てみる

研修講師・セミナー講師などといったカテゴリからワーカーを絞り込み、実施したいテーマやジャンルの社員研修が得意な人材を探すことができます。各ワーカーのプロフィールから実績をチェックしたり、契約前に面談を実施したりすることも可能です。
オンライン研修やeラーニングに必要な環境設定、社員研修実施後のアンケート集計などといった関連業務もあわせて依頼できるため、手間とコストの削減にもつながります。
また、他の依頼先に比べて料金がリーズナブルであることもメリットで、事前にワーカーへ見積もり提出を依頼することもできるため、納得のいく金額で発注することができます。

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クラウドソーシングTimes編集部
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