外注ノウハウ
公開日: 2020.06.02 / 最終更新日: 2024.03.12

記帳代行には何を頼める?利用のメリットや料金相場を解説!

ルーティン業務を外注するケースのうち、記帳代行の料金相場はいくらなのでしょうか。今回は、記帳代行を利用する際の費用やメリット、おすすめの依頼先などを紹介します。

記帳代行サービスに依頼できる業務


まずは、記帳代行サービスに依頼するとどのような業務をしてもらえるのか紹介します。

会計ソフトへの入力

記帳代行サービスの中心といえるのは会計ソフトへの入力業務です。領収書や通帳の写しなどを送るとそれを会計ソフトに入力してくれます。正しい勘定科目への仕分けも同時に行ってもらえるため、決算や確定申告時の作業が楽になります。

帳簿の作成

会計業務にはさまざまな帳簿作成があります。現金出納帳や試算表、売掛、買掛などをそれぞれ帳簿にまとめなくてはなりません。上記を記帳代行サービスで請け負ってもらうことが可能です。

経理代行との違い

領収書関連の代行サービスの中には経理代行もありますが、実は記帳代行と経理代行ではサービスの範囲に違いがあります。記帳代行が行うのは記帳するまでですが、経理代行では、記帳だけではなく請求書などの発行業務や決算書の作成、納税申告など経理に関わる業務をすべて依頼することが可能です。

記帳代行の費用相場とは


記帳代行に依頼するときの費用は仕訳数によって変わります。また、主な支払い方法は定量制従量制の2通りです。以下で詳しい相場を紹介します。

まず、月額で支払う定量制では、基本料金+100仕訳で1万円ほどが相場です。200~300仕訳で2万円程度となり、量が多くなればなるほど若干安くなるため、毎月の記帳の量が多いケースでは定量制のプランがお得です。
一方、1件あたりいくらという従量制では、1仕訳あたり50~100円が相場です。月に100件以下の少量であれば、従量制のほうがコストを抑えられるでしょう。

記帳代行によるメリット


記帳代行を利用するメリットはいったい何でしょうか。3つのポイントに絞って紹介します。

コスト削減につながる

記帳だけの担当者を確保するとなっても、雇用するとなればコストがかかります。経理担当を雇う余裕がない場合、代行サービス利用ならば最短1カ月から契約できるため、コストダウンにつなげることができます。

本業の時間を増やせる

経理担当の雇用が難しいとなると、本業の時間を削って帳簿をつけなければなりません。そのため、代行サービスを活用することは本業の時間を増やせることにつながり、生産性を高めることが可能です。

依頼先の変更は簡単

代行先の例としては、税理士(個人やフリーも含む)や代行サービス会社などがあります。必ずしも契約を継続しなければならないわけではなく、上でも紹介したとおり最短1カ月からの契約が可能です。自社に合わない、ほかの依頼先も検討したい場合は、依頼先の変更が簡単にできる点も大きなメリットです。

記帳代行の主な依頼先


記帳代行サービスの依頼先としては、上記のとおり税理士、個人やフリーランスがありますが、在宅アシスタントサービスで探す方法もあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

税理士

記帳代行なると真っ先に思い浮かべるのは税理士、という人もいるかもしれませんが、会計や経理に関することなら税理士が安心です。税理士であれば、記帳代行だけではなく決算や税申告等の関連業務もまとめて依頼することができます。最初は記帳代行だけを依頼し、信頼のおける人であればそれに加えて決算等の業務を依頼するのも良いでしょう。

個人事業主やフリーランス、クラウドソーシングサービス

記帳業務のみの場合であれば、資格を持っていない個人事業主やフリーランスに依頼することもできます。記帳業務を依頼できるような個人事業主やフリーランスが周りにいない人は、クラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスで見つけてみましょう。サイト上で個人やフリーランス(クラウドワーカー)を検索すれば、専門知識や実績のある人材をスムーズに探せます。
事務領域のプロや経理・会計の経験者、バックオフィス業務を得意とする人材などが登録しているクラウドソーシングサービスを選べば、記帳代行などの事務作業を幅広く依頼することができます。仕訳・記帳のみ任せたり、給与計算や決算代行を依頼したりなど、依頼内容や料金、納期を柔軟に相談することも可能です。

経理代行の依頼なら「クラウドワークス」

記帳代行や経理業務全般の代行を依頼したい場合、クラウドソーシングサービスを利用する方法がおすすめです。なかでも日本最大級の「クラウドワークス」は登録者数480万人を超えており、さまざまなスキル・実績を持つ人材が多数登録しています。

クラウドワークスを活用すれば、休職・転職中の経理担当者や、バックオフィス業務を得意とする人材などを広く探すことができます。リモートでの業務委託契約になるため、社員を雇用する際にかかる費用(福利厚生費や賞与、交通費、その他備品代など)がかからず、コストを抑えて経理代行などを外注できることがメリットです。また、NDA(秘密保持契約)を締結できるため、勤怠情報や売上データといった社外秘の情報を渡す場合でも安心して利用することができます。

【クラウドワークスでの発注事例】
・事務代行(データ入力や資料作成、リサーチ業務など):時給1,000円前後
・経理代行(仕訳や記帳、領収書の精算、給与計算など):時給1,000~1,500円
・秘書代行(決算書作成や振込代行、問い合わせ対応など):月額3~15万円

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まとめ

記帳代行を依頼するとコスト削減につながるだけでなく、本業に取り組む時間が増やせるなどのメリットもあります。主な依頼先には税理士、個人などがありますが、スピード・費用面を重視したい場合はクラウドソーシングサービスを活用するのもおすすめです。

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クラウドソーシングTimes編集部
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