外注ノウハウ
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公開日: 2016.02.14 / 最終更新日: 2020.01.06

ライターへの発注方法は?発注書の書き方と良い記事を作成するコツ

コンテンツマーケティングには欠かせない記事作成ですが、どのようにライターを探して発注すれば良いのか悩んでいませんか?そして、発注するならば良い記事を納品してもらいたいでしょう。ライターの選定手順や発注方法、質の良い記事を執筆してもらうためのコツを紹介します。

ライターへの発注前に知っておくべきこととは?


ライターへ発注する前に、ライターがもつ特性や、どのような記事が良質となるのかを説明します。良質な記事の作成を目指すためには、次の2点について理解することが大切です。

それぞれのライターには特性がある

一括りに「ライター」と言っても、出版社や編集プロダクションに所属していたり、ブログやSNSからライターとしてスタートしていたりと出自もさまざまです。もともと、出版社で勤務をしていた人がwebライターとして活躍しているパターンも少なくありません。

出自が異なると、担当できる業務の範囲や執筆できる記事のジャンルなどに違いが生じることがあります。たとえば、編集プロダクションに所属していたのであれば、ライティングだけではなく、企画作成や編集、校正、校閲にも広く知識があることもあります。また、長年webライティングを経験してきた人の中には、SEO記事を書くことに長けている人もいます。

このように、それぞれの経験値やスキルが異なるため、特性による向き・不向きなどがつきものです。そのため、ライターの特性と自社のコンテンツとのマッチングを見極めることが重要になります。

良質な記事にするには構成が重要

読者により一層読まれる記事を作成するためには、文章の読みやすさ、論理展開のわかりやすさに注意しましょう。基本的な上記の2点がクリアできていないと、どんなに時間とコストをかけても読者に伝わる記事にはなりません。

読みやすい文章とは「日本語表現が不自然ではない」「一読して意味が理解できる」「難しいことを平易に説明できている」などのポイントをおさえているものです。論理展開がわかりやすい文章とは、記事構成がしっかりと練られており、起承転結などに破綻がありません。記事構成を自社で作成する場合は「流れが前後していないか」「内容に一貫性があるか」などを注意し、場合によってはSEO対策も注力しましょう。

ライターに任せる場合は、いったん構成を提出してもらってから執筆に進んでもらうほうが、記事内容のブレや修正コストを抑えることができます。この場合には企画作成が得意なライターを選ぶと良いでしょう。

ライターの探し方の手順とは?


ライターの探し方やその上での注意点などを紹介します。経験値やスキル、特性などに注目して適正なライターを選出しましょう。

web上や知人を介してライターを探す

web上や知人を介してライターを探してみましょう。個人ブログやSNSを駆使しているライターが多いため、そこから直接コンタクトを取る方法があります。

特に「note」と呼ばれるコンテンツ・プラットフォームは探しやすいです。noteの特徴としては、長文の投稿ができるため文章力を把握できること、ハッシュタグを使用した検索がしやすいこと、編集部おすすめのライターをチェックできること。それ以外にも、記名記事を執筆しているライターに連絡する方法も良いでしょう。

そのほかにも、クラウドソーシングで探したり、編集プロダクションに依頼したりする方法もあります。クラウドソーシングは個人のプロフィールが充実していることが多く、ライター歴やポートフォリオなどの情報をもとに、求める人材像かを判断することが可能です。なお、知人に編集者やwebディレクターなどがいれば、そのつてでライターを紹介してもらえることもあるでしょう。

実績を確認し適正か判断する

ある程度ライターの見通しが立ったら、実績やスキルなどをヒアリングし、適正かどうかを判断していきましょう。チェックポイントはライター歴や過去の執筆記事、対応速度、コミュニケーション上の相性などです。特に、依頼したい記事ジャンルや、似た分野での執筆経験があるライターを選ぶことは、良質な記事を作成する上で重要になります。また、連絡を取り合う中での返信が早ければ、納期の厳守や修正依頼へのスムーズな対応も期待できるでしょう。

記事ジャンルとも合い、特性を生かせそうなライターに出会えれば、企画作成の段階から依頼することもできるようになります。朝日新聞社メディアラボ様は、複数のクラウドソーシングサイトからライターを集め、記事ジャンルによって発注先を変えているそうです。
関連記事:ライターの「得意」を生かしたメディア運営方法とは?ハイブリッド型の外注ノウハウを紹介:朝日新聞社メディアラボ

要件定義を作成し依頼の相談をする

ライターの選定ができたら、要件定義を作成し、依頼の相談をしていきましょう。要件定義をしっかり行うことは認識の食い違いや失注を防ぐ上でのコツです。具体的には、メディアの特徴や記事の目的、記事のターゲット層、記事の掲載先などを伝えます。それに加えて、単価の目安や文字数、記事本数、納期の目安なども同じタイミングで提示しましょう。

また、相談の段階からライターが案件について理解しやすいよう、注意してコミュニケーションを重ねることが大切です。双方にとってミスマッチのリスクを減らせるような交渉をしましょう。また、著作権の帰属について話し合っておくこともトラブルを防ぐためには大切です。

ライターへの発注時のポイントとは?


ライターへの発注方法は難しくはありません。交渉が成立し、正式に依頼が決定したら発注書を作成しましょう。要件定義と似ていますが、より詳しく依頼内容を規定するものなので、円滑に業務を進めるためには欠かせません。発注書を使用した発注方法を採用すると、後々のトラブルも防げます。

発注書の項目をしっかりと規定する

要件定義で提示した項目は必ず発注書に記載しましょう。その際に、相談段階よりも詳細な内容が決まっている場合は、それも追加します。そのため、発注書を作成する前に単価や納期はしっかりと規定しておきましょう。もしもライターに企画作成も含めて依頼する場合は、企画作成、記事執筆、修正対応のそれぞれに納期を設定すると安心です。ライティングだけであれば、記事執筆と修正対応の納期だけでも構いません。

そのほかの項目としては、メディアのペルソナやキーワード、トーン&マナー、目標とする競合サイトやWebサイトなどを盛り込みましょう。上記を設定しておくとライターも執筆しやすく、イメージにあった記事の納品が見込めます。また、NGワードや表記ルールなども共有しておくと、修正コストの削減を期待できるでしょう。

支払い関係は明確にする

後々のトラブルを招かないためにも支払い関係は明確にしましょう。いつ・どのような形で支払うのか、振込手数料の負担はどちらがするのか、消費税の有無、源泉徴収などをしっかりと規定し、お互いが納得した上で発注を進めます。

発注後に良質な記事を書き続けてもらうためには?


発注が成功して1記事目を書いてもらったものの、納品された記事がイメージと異なる場合には、どのように対応したら良いのでしょうか?良質な記事を書き続けてもらうために注意したいポイントも紹介します。

案件に対しての認識の齟齬をなくす

納品してもらった成果物がイメージと違う場合、案件に対して認識の齟齬が起きている、もしくはライターの特性に合っていないことが考えられます。これは、メディアの特徴やペルソナ、記事の目的、ターゲット層などがしっかりと伝えられていない、把握されていないことが原因です。

期待と異なる記事が納品された場合は上記の項目をしっかりと確認し、齟齬をなくすようにしましょう。また、文章だけではなく、電話やオンライン通話などを使って口頭で説明すると、より伝わりやすくなり不明点もその場で解決できます。

ていねいに修正依頼を行う

修正依頼はていねいに、かつ具体的に行いましょう。威圧感のある修正依頼の仕方では、ライターのモチベーションを下げる恐れがあります。良い点を賞賛しながら修正依頼を行うことは、お互いに気持ちよく仕事を進めるコツです。また、どこをどのように修正して欲しいのか具体的に指示をすると、ライターも修正しやすい上に今後の成長も見込めます。修正依頼がない場合は、気づいた点などをフィードバックすると良いでしょう。

まとめ

ライターへの発注時は認識の齟齬がないように発注書を作成しましょう。ライターの選定時から、各々の特性を理解した上で依頼する仕事にマッチするかを見極めることが、良質な記事の納品に繋がります。また、継続的に発注していく場合、修正依頼やフィードバックはていねいに行い、ライターを育てていきましょう。

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