外注ノウハウ
公開日: 2021.07.14 / 最終更新日: 2023.07.11

SEO内部対策のやり方とは?効果的なチェックリストの例も紹介!

SEO(Search Engine Optimization)は、日本語にすると「検索エンジン最適化」となります。Googleなどの検索エンジンにおいて、自社サイトを検索結果の上位に表示させることがSEO対策の目的です。今回は、SEO対策の一種である「内部対策」について解説します。

SEO(検索エンジン最適化)の内部対策とは?

まずは、内部対策の概要や目的、外部対策との違いを紹介します。

Webサイト内部を整備するための施策

SEOの内部対策とは、Webサイトに存在するさまざまな要素(テキスト・HTMLタグ・画像・リンクなど)を改善し、サイト内部を整備する施策を指します。実施すべき内部対策はWebサイトによって異なるため、Webサイトの状態を見極めたうえでどのような施策を行うのかを判断します。

内部対策の目的とポイント

内部対策の最終目的は、検索エンジンからの適切な評価を得て、Webサイトを検索結果の上位に表示させることです。そのためには、検索エンジンのクローラー(情報収集システム)にWebサイト内のコンテンツ情報を正しく伝え、クローラーのサイト巡回をうながすことが重要です。

また、質の良いユーザー体験(UX)を提供することもクローラーの評価を得やすくするポイントです。UXを向上させる施策として、コンテンツの表示スピードを上げること、端末の種類(スマホ・PC・タブレットなど)を問わず見やすいレイアウトにすることなどが挙げられます。

外部対策との違い

「検索エンジンからの評価」を得るために行うのが内部対策であるのに対し、「外部サイトからの評価」を目的として行うのが外部対策です。

外部サイトからの評価とは、他のWebサイト内で自社情報に関する引用・言及が行われること(サイテーション)や、自社サイトへのリンクが張られること(被リンク)などを指します。サイテーションや被リンクを増やすためには他メディアやSNSへのアプローチ、良質なコンテンツ作りなどが有効ですが、いずれもWebサイトの操作性・利便性が高いことが前提となります。そのため、まずは内部対策を十分に行い、続いて外部対策へ移行すると良いでしょう。

SEO内部対策のチェックリストとは?

次に、内部対策を行う際の「チェックリスト」について紹介します。

チェックリストの必要性やメリット

先ほども触れたように、行うべき内部対策の内容はWebサイトごとに異なります。そのため、一般的な内部対策の実施項目(後ほど例を紹介します)を自社サイトでも行うべきかどうかを確認できるチェックリストを作成すると効果的です。

チェックリストは、必要な施策や実施後に見込める効果、現時点での達成度などをチェックできるフォーマットで作成し、進捗に応じて更新を行います。複数人で内部対策を進める際の作業重複やミスを防止できるだけでなく、内部対策を外注する際の認識合わせにも役立ちます。

チェックリストに含めるべき項目

では、SEO内部対策のチェックリストに含めるべき項目を紹介します。

1. WebサイトがSSL(https)化されているか

SSLとは、インターネット上で行われるデータの通信を暗号化する仕組みのことです。WebサイトがSSL化されているかどうかはURLを確認することで判別できます(URLが「https」から始まるWebサイトはSSL化されています)。

SSL化によってWebサイトのセキュリティが強化されると、検索エンジンから評価されやすくなるという利点があります。また、SSL化されていないWebサイトへアクセスすると警告を表示するWebブラウザもあるため、SSL化を行うことでユーザーの離脱を防ぐことも可能です。

2.内部リンクが適切かどうか

Webサイトの内部リンク(Webサイト内の別ページへ遷移するためのリンク)を適正化することも重要な施策です。関連性の高いページ、質の高いページなどへ向けた内部リンクを設置すればクローラーがWebサイト内を巡回しやすくなり、検索エンジンからの評価向上が期待できます。

Webサイトのメンテナンスやコンテンツの更新などを行った際には内部リンクも同時に確認・修正するようにし、リンク切れなどを起こさないように留意しましょう。

3.広告の表示数は適切か

Webサイト内のコンテンツに広告を設置するのであれば、適切な表示数に抑えましょう。広告が多いとページの読み込みが遅くなり、表示速度が低下する原因になります。

Webサイト閲覧時のページ表示速度は、ごくわずかな遅れであっても離脱率に影響するとされています。そのため、Webサイトへのアクセス数やユーザーの滞在時間を増やし、UXを向上させるためには重要な内部対策といえます。

広告の種類や運用方法などについては以下の記事に詳しく載っているため、ご参照ください。

関連記事:【基礎から解説】広告運用とは?代行依頼のメリットや必要な費用は?

なお、上記は内部対策のチェックリストに含めるべき項目の一部です。それぞれのWebサイトに合った内部対策を精査し、的確なチェックリストを作成しましょう。

また、効果的なSEO対策とともに、NGといえる施策も知っておく必要があります。詳しくは以下の動画にまとめてありますのでご参照ください。

SEO内部対策の依頼なら「クラウドワークス」へ

自社のWebサイトに適したSEO内部対策の選定・チェックリストの作成・施策の実行などは、外部のスペシャリストへ依頼することも可能です。

外注先はいくつかありますが、内部対策の知識とスキルを持った人材に適正な費用で依頼したい場合、クラウドソーシングサービスがおすすめです。

なかでも日本最大級の「クラウドワークス」には、内部対策の実績が豊富なエンジニアやWebデザイナーなどが多数登録しています。WebサイトのSEO対策に精通したワーカー1名に施策の選定やチェックシートの作成、内部対策実施後の効果測定などを一貫して依頼することもでき、複数のワーカーにそれぞれの得意分野を切り出して依頼することも可能です。

依頼前には対応可能な納期や依頼費用の見積りを出してもらうことができるため、双方納得の条件で契約できる点もメリットです。

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まとめ

SEOの内部対策とは、Webサイトの内部を整備する施策を指します。具体的な施策内容はWebサイトごとに異なるため、Webサイトの状態を見て適切な内部対策を選定・実施する必要があります。内部対策の知識・スキルを持った人材が自社に不足している場合は外注に頼ることもできるため、必要に応じて検討してみてはいかがでしょうか。

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伊藤孝介
セールスプロモーション会社を経て独立し、フリーランスで地方自治体や中小企業のマーケティングリサーチ、販促企画などに携わる。 業務拡大のため2017年に合同会社を設立し、現在経営中。 マーケティング系ライター歴5年。マーケティング用語の解説や、事例紹介、WEBマーケティングなどが得意。

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