マーケティング
公開日: 2019.06.26 / 最終更新日: 2020.11.13

飲食店の看板デザインのコツとは?集客や売上アップにつなげるには?

飲食店では、看板のデザインや設置場所は非常に大切です。集客効果を意識した看板を作るだけで、お店の売上は大きく変わってきます。当記事は、飲食店の看板デザインのコツについて徹底解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

飲食店の看板デザインを依頼するには?
全国のプロが登録する「クラウドソーシング」がおすすめです。クラウドワークスのサービス資料はこちらです。▶クラウドワークスのサービス特長や活用事例、発注相場などをご紹介

 

飲食店の看板の目的とは


そもそも飲食店に看板を設置する目的は何でしょうか?

店の存在を知らせるため

飲食店での看板の目的の1つ目は、利用者に存在を知らせることです。集客の第一歩は、利用者に気づいてもらうこと。店全体の外観も大事ですが、もっとも視界に入りやすく注目されやすいのは看板です。反対に、利用者の視界に入らないような看板は、看板本来の目的を果たしていないと言えるでしょう。

何を提供する店か知らせるため

飲食店での看板の目的の2つ目は、利用者に何を提供する店か知らせることです。そのため、多くの看板には料理のジャンルやメニューが掲載されています。看板に気づいて店の存在を認知しても、「何を提供してくれるお店なのか」が分からなければ利用者はそのお店に入店しません。集客効果を高めるためにも、有名な飲食店でないかぎり、料理のジャンルやメニューの掲載は必要不可欠だと言えます。

看板を目立つデザインにするには?


看板を目立つデザインにするためのポイントを紹介します。

遠くからでも目立たせる

看板が存在していても、利用者に気づいてもらえなければ意味がありません。そのため、遠くからでも認識されるようなデザインにすることが大切です。歩行者が多いような立地ならば最低30メートル、交通量が多い道路沿いの立地ならば最低50メートル先からでも視認できるように看板を設置しましょう。その際、看板の視認を妨げるような障害物の有無をチェックすることも忘れないでください。

周囲と同化しない色にする

視認性を上げるためには、看板のデザインを周囲と同化しない色にすることも大切です。いくら大きな看板でも、風景や他店の看板と同化してしまっていては利用者の目には留まりません。そのため、周囲と同化しない配色を使うようにしてください。ただし、あまりにも派手な配色を使ってしまうと店のイメージが悪くなることもあるので要注意。

照明付きの看板にする

夜間も営業している飲食店の場合は、照明付きの看板を設置することも大切です。当然ですが、照明がなければ暗闇の中や遠くから看板を発見することはできません。また、照明がついていないと「営業時間外かな?」と思われる可能性が高くなります。コンセプトの都合上、あえて店頭を暗くする店もありますが、一般的には店頭が明るければ明るいほど集客力はアップします。

飲食店のジャンルをわかりやすく

看板には、飲食店のジャンルを分かりやすくシンプルに記載しましょう。カフェ、ラーメン屋、イタリアンなど、店のジャンルがはっきりと分かれば利用者は入店するかどうかの判断がしやすくなります。飲食店のジャンルは、必ずしも文字だけで伝える必要はありません。コーヒーのイラストを入れたり、国旗を使用したりするケースも多いです。

差別化できるポイントを端的に書く

店の集客力を高めるために、看板には他店と差別化できるポイントを端的に書いてください。入店してもらうためには、利用者の興味や欲求を刺激しなければなりません。そのためには、店独自のこだわりやアピールポイントを伝えることが大切です。ただし、看板に注目してもらえるのは数秒程度なので、なるべく短い言葉で差別化ポイントを表現しましょう。

飲食店の看板に書くメニューのコツ


飲食店の看板にメニューを記載する際のコツを紹介します。

味を連想させるサブワードをつける

ありきたりなメニュー名では、利用者に良い印象を与えることができません。そのため、メニューのネーミングにはこだわりましょう。重要なのは利用者の五感に訴えること。特に、味を連想させるサブワードを付けることは効果的です。例えば、「ほろ苦」「ピリ辛」といった言葉を付け加えるだけで、料理の注文数は大きく変わってきます。

産地や調理法をつける

興味や欲望を刺激できるよう、メニューには食材の産地や調理法を入れてみてください。例えば、「ジャガイモのコロッケ」よりも「北海道産ジャガイモのコロッケ」のほうが魅力的に感じるはずです。「北海道の大自然で育てられた美味しいジャガイモ」を利用者がイメージすれば、オーダー数も増えるでしょう。また、「30日間熟成」「土鍋で炊いた」「長時間低温抽出」などのような表現も効果的です。

虚偽の表現はマイナスに

メニューのネーミングは大切ですが、虚偽の表現は控えてください。顧客を失うだけでなく、店の評判も下がって経営困難に陥る可能性もあります。また、ひとつのメニュー名に対してさまざまな要素を詰め込みすぎるのも逆効果です。メニューの特徴をシンプルに伝えることを心がけ、誤解を与えるようなネーミングにならないように注意しましょう。

看板をつくる方法は?


看板をデザインするのは、素人にとって簡単なことではありません。それなので、看板デザインを外注してしまうのも1つの手です。実際に、クラウドソーシングを活用して看板デザインを外部に依頼する飲食店も増えています。デザインが完成した後は、業者に依頼してリアルな看板を作ってみましょう。予算の都合がつかなければ、看板を手作りするのもおすすめです。

看板だけでなく、ロゴなどのデザイン周りをクラウドソーシングに依頼した実例を紹介します。クラウドソーシングでデザインを募集する場合はコンペ形式が便利です。
関連記事:クラウドソーシングの人脈を使えば、個人でも大抵のことは実現できる。自身の引き出しを広げる秘訣:飲食コンサルタント 下條春希
関連記事:開業時に必要なデザイン物を全てクラウドワークスで発注:ヴィスタリア オンラインショップ

まとめ

飲食店の看板デザインのコツについて徹底解説しました。看板の配色や照明はもちろん、記載するメニューのネーミングは非常に大切です。ぜひ当記事を参考にして、集客効果の高い魅力的な看板を作ってみてください。

店のチラシを制作したりホームページを作ったりすることも大切です。こちらの記事も併せてご覧ください。
関連記事:飲食店のチラシ作成のコツは?効果を高めるデザインや作成方法を解説
関連記事:飲食店のホームページの必要性は?制作にかかる料金相場や作り方は?

クラウドソーシングの利用企業
500社から聞いたアンケート結果を大公開します。

クラウドソーシングを活用する企業が増えています。約500社の発注内容、メリットやデメリットを紹介します。

【こんな方におすすめ】
・クラウドソーシングの実態を知りたい
・利用企業のリアルな声を聞きたい
・使い方や発注の流れを知りたい

にしすん
早稲田大学商学部卒業後、コンサルティング会社で人事業務を担当。新卒・中途採用全般に携わる。 その後、フリーランスとして独立。WebマーケティングやWeb広告の分野で活躍中。マーケティング・金融・会計・人事労務など、幅広い知識を持つ。

コメントは受け付けていません。