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公開日: 2019.07.04 / 最終更新日: 2020.01.06

おしゃれなイベントチラシの作成方法とは?便利なテンプレートも紹介

おしゃれなイベントチラシの作成方法を詳しく解説します。チラシ作成前に決定しておくポイントやチラシを魅力的に仕上げるポイント、実際の作成方法、便利なテンプレートなどもまとめて紹介します。

チラシ作成前に決定すべき3ポイント


イベントチラシのデザインを実際に始める前に、まずはコンテンツを考えることが重要です。ここではチラシ作成前に決定しておくと良いポイントを「ターゲットを明確にする」「来場のために重要な情報を明記する」「概要がすぐ分かるデザイン」の3つに絞って詳しく解説します。

ターゲットを明確にする

イベントチラシ作成前は、まずターゲットを絞り、どのような人にイベントに来てもらいたいのかを明確にしておくことが重要です。ターゲットを決めておくと、デザインやコンテンツ、コピーを決定していく際に進めやすくなります。「20-30代女性」などのぼんやりした設定ではなく、ペルソナに近い形で詳細を設定しましょう。

ペルソナの設定の仕方はこちらの記事をご覧ください。
関連記事:ペルソナの作り方とは?詳細な作成方法やBtoB向けの注意点を解説

来場のために重要な情報を明記する

ターゲットを明確にしたら、次は記載するべき重要な情報をピックアップします。来場者がチラシを見てイベントに来たいと思える内容か、イベント会場にたどり着けるかがイメージできることがベスト。「詳しくはWebサイトで」などと別の場所へ誘導するケースだと、客がイベント内容を確認してくれるとは限らないため集客につながりにくくなります。情報は分かりやすく簡潔に入れ込みましょう。

概要がすぐ分かるデザイン

イベントチラシは、概要が分かりやすく情報伝達媒体として機能するデザインかどうかが大切です。デザインを進めていくと、見た目にこだわるあまりに必要な情報が漏れているチラシや、どのようなイベントか分からないチラシになってしまうことも。チラシはあくまで「情報を伝えるもの」と認識することが重要です。

魅力的なイベントチラシに仕上げる4ポイント


内容を決めたら、次は仕様やデザインを決めていく工程です。ここでは魅力的なイベントチラシに仕上げる4つのポイントについて紹介します。実際に作成を進めるうえでどのようなポイントに気をつけるべきか解説します。

興味・関心をひくタイトル

一度読んだだけでイベントの内容が分かり、かつ興味や関心を引くタイトルを考えます。イベントのタイトルが「○○セミナー」だとしたら、枕詞として「初心者でもわかる」「女性のための」「○席限定」などイベントの特徴や、ターゲットがわかるようなコピーを追加してみましょう。

申し込み特典や参加特典を明確にする

イベントの企画の中で、申し込み特典や参加特典がある場合は明確に記載しましょう。特に「モノ」としての特典がない場合でも、「○○が学べる」「○○ができるようになる」など、参加することで得られるメリットについてを記載すると、イベント参加を促す後押しになります。

ビジュアルでイメージを伝える

写真を活用してビジュアルでイメージを伝えることを意識します。開催日時、開催場所などの概要に関わる部分はテキストが好まれますが、「どのようなイベントなのか」ということはできるだけ写真を活用して伝えましょう。適したビジュアルを活用することで、短い時間でイベントの雰囲気やベネフィットを伝えることができます。

他媒体との連動

他媒体との連動を検討することも重要です。ある程度の規模のイベントでランディングページを用意しているのであれば、後から検索したユーザーがそこにたどり着けるような導線を用意します。ソーシャルメディアに関しても、アカウントがあるならばチラシと同じ情報を入れておくと良いでしょう。

イベントチラシを作成する方法


イベントチラシを作成する際は、大まかに分けて「自社で製作する」「印刷会社やデザイン会社などに依頼する」「クラウドワークスで外注する」の3つの方法があります。それぞれ良い点や選ぶポイントを紹介します。

自社で製作する

コストがかからないのは自社で製作する方法です。自社内にデザインチームやデザイン担当者がいない場合でも、オンラインでダウンロードできる無料テンプレートを活用すれば内製が可能です。納期・コスト面で手軽に製作ができるという点がメリットです。

印刷会社やデザイン会社などに依頼する

自社内での製作が難しい場合、印刷会社やデザイン会社に依頼するという方法があります。サービス形態はさまざまで、プロ目線でデザインや構成をしてくれる会社もあれば、デザインから校正・印刷までのすべてを行う会社もあります。また、無料テンプレートからデザインを選んで印刷を行う会社もあります。すぐ配布できる状態で納品してもらえる点がメリットです。

クラウドワークスで外注する

クラウドワークスを活用して外注するという手段もあります。クラウドワークスには「コンペ」という形式の依頼方法が選択でき、コンペで募集をかけると一気にデザイン案が集まるのは大きな特長です。主に、デザインスキルや実務経験を持つ個人を相手にメッセージや納品物のやりとりをしますが、これらは全てオンライン上で完結するため、早く仕上げたい場合にも効率的に進められるでしょう。

クラウドワークスでデザインを実際に依頼された企業様の事例は、こちらの記事をご覧ください。
関連記事:クラウドソーシングだからこそ繋がりのきれない関係。デザイン発注する上での考え方と有効なコンペ活用方法とは:株式会社吉村
関連記事:クラウドソーシングの人脈を使えば、個人でも大抵のことは実現できる。自身の引き出しを広げる秘訣:飲食コンサルタント 下條春希
関連記事:基本的価値観にマッチするワーカーとwin-winの関係を築く。長期的なワーカーとの付き合いをする秘訣は?:株式会社ファインドスター

おしゃれなデザインに仕上がる無料テンプレート3選


ここでは、自社内で製作することを検討している人のために、おしゃれなデザインに仕上がる無料テンプレートを3つ紹介します。それぞれ特徴が異なるため、イベントの雰囲気や伝えたい印象に合わせて選択してましょう。

種類が豊富な「パワポン」


出典:パワポン

パワポンは、その名前のとおりパワーポイントで簡単に作ることができるサイトです。無料でダウンロードできるテンプレートは1,503点あり、種類が豊富な点が特徴です。操作も簡単で、イベントのジャンルなどから検索もできる点がオススメです。

ネット印刷も同時注文できる「ラクスル」


出典:ラクスル

印刷サービスを提供するイメージが強い「ラクスル」ですが、実はイベントチラシの無料テンプレートを提供しています。オンラインでデザイン決定後に印刷物を届けてもらえることや、画像素材の数が2,000万点以上と多いのも特長です。

約200種類から選択可能「KINGS PRINTERS」


出典:KINGS PRINTERS

発表会や演奏会、コンサート、舞台などに特化したチラシ作成ができるのが「KINGS PRINTERS」です。ジャンルが絞られているので、発表会やコンサートのイベントに特化したイラストや構成を豊富に抱えている点が特長です。デザインの自由度が高く、シンプルな操作で作成できるため、デザインソフトを使用するのが苦手な人でも使いやすくなっています。

まとめ

イベントチラシの作成に関して、コンテンツのポイントや実際の作成方法、自社作成で使える無料テンプレートなどを紹介しました。チラシは集客の面でも重要な媒体です。ぜひ記事を参考に、魅力的なイベントチラシ作成にチャレンジしてみてください。

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消費財メーカーでマーケティングを担当。消費者調査、コンセプト・商品開発、ブランディング、メディア戦略立案、販売戦略立案などブランドマーケティング全般、WEBマーケティングについてはオウンドメディア管理、SNSマーケティング、SEOなどを実務として経験。

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