マーケティング
公開日: 2021.02.15

CMS導入のメリット・デメリットを徹底解説。導入すべき企業とは?

CMSとは、HTMLやCSSなどの専門的なスキルを必要とするホームページ作成・更新を、それらの知識がない人でも簡単に作成・運営をできるようにしたシステムです。CMSを利用するメリットやデメリット、導入すべき企業について詳しく紹介します。

CMS導入時に役立つサービスは?
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CMSを導入するメリット4つ

CMSを導入すると得られる主な4つのメリットについて解説します。

Webページの新規作成や更新が簡単になる

仮にWebページやWebサイトの作成・更新を制作会社などへ外注する場合、一般的には双方でのやり取りに工数や制作費用が発生します。しかし、自社でCMSを導入するとこのような工程や費用は発生せず、簡単に作成・変更ができるようになるのはメリットです。制作の進行時に生じるタイムロスを省けることで新規コンテンツを速やかに公開・修正できるため、最新の情報をリアルタイムで提供することが可能です。

これからWebサイトやオウンドメディアを作成する場合は、以下の記事で立ち上げ手順などを解説しているので、併せて確認してみてください。
関連記事:オウンドメディアを立ち上げる前に知るべき基本事項。課題はなに?

また、Webサイトの更新やリニューアルを検討しているのであれば、以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:ホームページリニューアルのポイント!進め方や費用、発注のコツとは

デザインとテキスト作成を分業できる

CMSはコンテンツや画像などを一元的に保存できるシステムをさすため、一般的には管理画面があり、複数人とパスワードやIDを共有できるという特徴があります。1人に業務を集中させることなくWebページの変更ができる状態になり、たとえばデザインとテキスト作成を分業するといったこともできるため、各分野のスキルを持つ人へ依頼しやすくなるのもメリットです。

それにくわえ、誰にどの作業をしてもらうかといった管理や履歴を把握しやすく、ディレクションの負担を軽くしながらWebサイト運営を行うことができる点も挙げられます。

SEO対策を強化できる

CMSにはテンプレートが数多く用意されていますが、これらのテンプレートはあらかじめHTMLの構造が最適化(正しいHTMLの作り方になる)されるように設計されているものがほとんどです。これは検索エンジンからするとWebサイトを高く評価する点になり、結果的にはSEO対策の強化につながります。

Webサイト制作のコストを抑えられる

CMSの中にはシステム自体を無料で使えるものがいくつかあるうえ、新たなページを追加で作成したい場合にもシステム上から無料で行うことができます。自社にノウハウがない部分だけを外部に委託すればよいため、最小限のコストでWebサイトを制作できます。

CMS導入時のデメリット3つ

では、CMSを導入することによるデメリットには何があるのでしょうか。

既存コンテンツの移管作業が必要

ホームページやWebサイトなど、すでに運営しているコンテンツがある場合、CMSへの移管作業が発生する点はデメリットといえます。既存コンテンツのボリュームが多ければ多いほどに移行への時間・手間が発生します。しかし、移行作業さえ完了すればコンテンツ修正などはCMS上で効率よく行えます。

セキュリティ対策が必要

CMSはインターネット環境が必要なことにくわえ、オープンソース(ソースコードが公開されていて自由にカスタマイズすることが可能)のものも多いため、サイバー攻撃や不正アクセスなどといったリスクを完全に防ぐことは難しくなります。

カスタマイズ時には知識とスキルが必要

世界中で提供されているCMSを合計すると数百以上になるともいわれるものの、いずれも操作は比較的簡単かつ直感的にできる仕様になっているものが少なくありません。ただし、それでも必要最低限の基本操作は習得しておいたほうが機能追加やテンプレート変更などの際には安心といえます。

また、テンプレートにはないようなデザインでオリジナリティを出したい場合はプログラマー程度のスキルや知識が必要となることも多く、オリジナルの機能などを追加したい場合もそのぶんの労力・費用は別途発生することが多いです。

CMS導入のメリットを受けやすい企業像とは

CMSの導入によるメリットを受けやすいのは、どのような企業なのでしょうか。

社内でWebサイト制作の経験者を育てたい企業

今までにWebサイトの制作経験がなくてもCMSを導入することで比較的簡単に制作できるようになるため、社内でWeb制作のスキルを持つ人材を育てたい企業・サイト制作のノウハウを溜めたい企業に適しています。これによって自社のWebサイト担当者が休暇・休職・退職などで不在になってもサイトの引き継ぎ・運用継続を行いやすく、社内の複数人へのノウハウ共有などにも有効といえます。

サイト制作やデザインなどをすべて外注したい企業

優秀なスキルをもつ人材を活用したい企業にもCMSの導入は向いています。上でも述べたとおり、CMSの仕様上、社外の人材とも分業しやすいため、社内の人材を育てる時間が確保できないなどの場合は効果的です。最初からデザインやコンテンツ制作に長けた人材へ依頼することによって、インハウスによる制作を超すクオリティに仕上がる可能性が高くなります。

CMS導入・導入後の作業はクラウドワークスで外注


CMSの導入時には移管作業が必要になると上で述べましたが、そのほかにもゼロからの制作・サイトリニューアルなどの場合はWebコンサルティングが必要になることもあります。CMS導入に関するコンサルティングや、移管作業・リニューアル作業などのリソース不足などには、クラウドソーシングサービスを利用することがおすすめです。

数あるサービスの中でも、あらゆる分野のプロが在籍する「クラウドワークス」にはCMSに特化した人材が多く、場合によっては最短1日で依頼することも可能です。クラウドワークスのプラットフォーム上からキーワード検索などによって人物を絞り込めるうえ、特定の人物をスカウト機能によって指名したり、特に高い実績・評価をもつ『プロクラウドワーカー』へ依頼したりすることもできます。

会員登録・利用料などは無料で、電話によるサポートなども受けられるため、初めてでも利用しやすいサービスといえるでしょう。

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まとめ

CMSを活用すると、サイト制作や更新がスムーズに行えるようになります。現状の課題やCMS導入後のメリット・デメリットを把握し、導入するかどうか検討してみてください。また、リソース不足などの問題は外注を利用することで解決できることもあります。外注が必要な業務・社内で賄える業務を切り分けて外注し、業務の負担を減らしていきましょう。

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伊藤孝介
セールスプロモーション会社を経て独立し、フリーランスで地方自治体や中小企業のマーケティングリサーチ、販促企画などに携わる。 業務拡大のため2017年に合同会社を設立し、現在経営中。 マーケティング系ライター歴5年。マーケティング用語の解説や、事例紹介、WEBマーケティングなどが得意。

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