どんな時になら交渉可能?クラウドソーシングの報酬について

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クラウドソーシングの報酬額について悩んだ時は……

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ワーカーがクラウドソーシングで悩みやすいことといえば、「クライアントに対して、報酬額の交渉をするべきかどうかが分かりにくい」という点ではないでしょうか。一般的にクラウドソーシングの報酬は、クライアントとワーカー双方が納得したうえで決定されるものですよね。しかし、ワーカーはクライアントの心象を気にしやすい面があるのも事実です。「価格の交渉をして、クライアントに悪く思われたらどうしよう」「他のワーカーがよりリーズナブルな価格を設定したら、契約がとれなくなってしまうかも」と悩んでしまい、価格交渉をしないまま進めてしまうこともあるのではないでしょうか。
一方で、価格交渉をすべきではないシーンで相談をしてしまい、相手の心象を悪くしてしまうパターンもあります。このページでは、ワーカー側から金額の交渉を持ちかけても問題がないシーンや、逆に交渉をしないほうがよいシーンについてご紹介しましょう。

引用元:無料写真素材 写真AC

クラウドソーシングで価格交渉がしやすいシーン1

クラウドソーシングで価格交渉をしても問題がないシーンは、主に2パターンです。1つめは、契約前にクライアントから提示された報酬額が、ワーカーの持つ相場感から外れていたパターン。契約前に報酬についての交渉をするのは、ワーカーの権利といえます。もし双方の意見があわなかった場合は契約ができなくなってしまいますが、納得のいかない価格で仕事を進めてしまうと、あとあと後悔をしてしまったり、仕事のモチベーションが低下してしまうことにもつながりかねません。契約前の報酬額の交渉は、必要に応じて行っていくとよいでしょう。

クラウドソーシングで価格交渉がしやすいシーン2

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2つめは、契約後に、仕事内容が契約時の仕事内容と変化してしまったパターンです。たとえばロゴ制作の案件なら、「ロゴ1つを1パターン制作する」という条件で契約したにも関わらず、のちに「ロゴ1つを3パターン制作する」ことになった場合などが挙げられます。クラウドソーシングは、要求定義に基づいて報酬が設定されているアウトソーシングサービスです。
案件の進行中に、要求定義が変化してしまった場合は、クライアントに報酬についての確認をしておきましょう。クラウドソーシングに慣れていないクライアントの場合、要求定義の変化によって報酬額も変わりやすいことを知らない場合があるためです。交渉時は感情的にではなく、あくまで冷静に質問することをおすすめします。

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クラウドソーシングで価格交渉をしない方がよいシーンとは?

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一方、クラウドソーシングで価格交渉をしない方がよいシーンとしては、「仕事内容が契約時と変化していない時」が挙げられます。クラウドソーシングの仕事は、上記でのべたとおり、要求定義に基づいて報酬額が設定されています。仕事内容が契約時と変化していないにも関わらず、クライアントに価格の交渉を行ってしまうと、「契約前と仕事内容は変化していないのに、どうして価格を変更する必要があるのか?」と、クライアントが首をかしげてしまう結果になりかねません。
価格交渉をするかどうかは、「契約時と現在とで、仕事内容が変化しているかどうか」を目安にしてみましょう。たとえば、交渉をしないほうがよいシーン例としては、「類似案件を継続的に受注しており、作業にもかなり慣れてきたので、さらに時間単価をあげるために価格交渉をする」「クライアントの要求定義以上にきちんと仕事をこなしたと思うので、報酬額の増額を要求する」などが挙げられます。

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クラウドソーシングを賢く利用しよう!

ワーカー側から金額の交渉を持ちかけても問題がないシーンや、逆に交渉をしないほうがよいシーンについてご紹介しました。報酬額についての交渉はデリケートな面もありますが、クラウドソーシングを利用するうえでは、避けては通れない問題でもあります。上記の内容を参考に、スムーズに交渉を行ってみてはいかがでしょうか。


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