外注ノウハウ
Pocket

公開日: 2021.09.09 / 最終更新日: 2021.09.10

印刷依頼の流れや料金は?印刷会社の選び方やおすすめの会社も紹介

印刷会社には、実店舗をかまえて営業する事業者とインターネットを通して注文を受ける事業者(ネット印刷)があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、印刷依頼の流れなども異なるため、自社に適した依頼先を事前に比較・検討しましょう。今回は、印刷会社の選び方や料金相場、おすすめの印刷会社などを紹介します。

実店舗とネット印刷どちらがいい?

まずは、実店舗とネット印刷のメリット・デメリットを紹介します。

実店舗のメリット・デメリット

実店舗のメリットは、様々な印刷物(パンフレット・ポスター・シールなど)に対応していることです。また、印刷に関する要望や方向性(適した紙の種類・印刷方法・デザインなど)を担当者に相談できるため、専門的なアドバイスを受けながら印刷物を仕上げることができます。

一方で、ネット印刷に比べて人件費がかかるのでコストが割高となる点、印刷会社の繁忙期は納品までに時間がかかる点はデメリットといえます。

ネット印刷のメリット・デメリット

ネット印刷のメリットとして、365日24時間いつでも発注できること、依頼料金が安いこと、少ない枚数でも依頼できること、短納期にも対応していることなどが挙げられます。ネット印刷では担当者がいないため、相談の時間がかからず、相手のスケジュールに合わせる必要もありません。

一方で、担当者がいないと印刷のアドバイスを受けることができない点、印刷用のデータに不備があると受け付けてもらえない点などがネット印刷のデメリットです。

印刷依頼の流れ

次に、実店舗・ネット印刷それぞれに依頼する際の流れを紹介します。

実店舗へ依頼する場合

<実店舗に依頼する流れ>
1. 相談・打ち合わせ
2. 見積もり
3. データを送付
4. 印刷・加工
5. 内職・配送

まずは印刷会社のHPなどを通じて、担当者に依頼内容(部数・サイズ・印刷方法など)を相談します。詳細が決まっていない場合は事前に打ち合わせもできるため、印刷のイメージ(色見本・印刷見本など)を提示しましょう。
その後、依頼内容をもとに、費用・納期などの見積もりを担当者が提示し、双方が合意したら契約(発注)を交わします。

契約後は、依頼側が印刷物のデータを送付します。この際、依頼内容と実際のデータに相違があった場合は、担当者による確認・修正が行われます。
データのチェックが終わったら試し刷りをし、問題ない場合は印刷(必要に応じて加工・配送)を行って完了となります。
なお、印刷にくわえて内職(小分け・ラベル張り・セットアップなど)を依頼できるケースもあります。

ネット印刷の場合

<ネット印刷に依頼する流れ>
1. データを作成
2. 依頼内容の入力
3. データを送付
4. 入金
5. 印刷・配送

ネット印刷では、各社HPの受付画面(依頼画面)に従って手続きを進めることが一般的です。
依頼前に、まずはデザインソフトなどを使って印刷用のデータを作成しましょう。
次に、用意したデータのサイズや印刷希望部数、印刷方法、仕上がり予定日などの情報を受付画面へ入力し、データを送付します。このとき、完成イメージ(サンプル)を確認できるネット印刷もあります。

入力項目に過不足がなければ依頼完了となるため、続いて銀行振込・クレジットカード払いなどによって入金を行います。依頼先が入金を確認した時点で受付日が確定し、契約が成立します。
その後、依頼先が印刷・配送を行い、完了となります。

印刷を依頼する際の料金相場

印刷を依頼する際には、色の調整などにかかる基本料金(固定費)が発生します。基本料金を含めた料金相場は以下のようになっており、印刷物の種類や印刷方法、サイズ、部数、紙の種類などに応じて変動します。

<料金相場の例>
・名刺(片面・モノクロ・100部)=約500円~
・封筒(通常サイズ・特殊印刷・500部)=約5,000円~
・チラシ(A4・片面・カラー・5000部)=約1万円~5万円
・パンフレット(A4・両面・カラー・100部)=約2万円~

印刷会社の選び方

続いて、印刷会社を選ぶ際のポイントをいくつか紹介します。

自社工場を持っているか

印刷会社には、「自社工場を持つ会社」と「工場を持たずにブローカーとしてサービスを提供する会社」があります。自社工場を持っている印刷会社に依頼する場合、ブローカーに支払う手数料がかからないため、比較的に料金が安い傾向にあります。
また、自社工場を持っていれば印刷の全工程(データチェック・印刷・製本・加工など)に対応でき、きちんと印刷物の品質管理ができる環境であるともいえます。

印刷以外にも対応しているか

印刷会社には、印刷のみに特化している会社と、印刷以外の業務にも対応している会社の2種類があります。
印刷物の企画・デザイン・製版・内職などをそれぞれ別の依頼先に頼むより、印刷をあわせて依頼できる印刷会社へ頼んだ方が費用対効果が期待できます。

得意分野は何か

印刷会社には、「高クオリティなパッケージ印刷」「商業印刷の実績が豊富」「印刷から内職まで対応可能」「他社と比べてリーズナブル」など、それぞれに得意分野があります。
そのため、依頼先の強みを事前に把握し、自社の要望とマッチしているかを確認してから依頼を行うことがポイントです。

情報の取り扱いがきちんとしているか

印刷物の中に個人情報・社外秘の情報などの記載がある場合は特に、情報の取り扱いがしっかりしている印刷会社かどうか確認してから依頼を行う必要があります。
情報関連の資格(プライバシーマークなど)を取得している、CSR(企業の社会的責任)の取り組みを重視しているなど、信頼度の高い印刷会社を選びましょう。

おすすめの印刷会社4選

ここでは、おすすめの印刷会社(実店舗2社+ネット印刷2社)を紹介します。

三晃印刷株式会社

三晃印刷株式会社」は、創業90年以上の実績・ノウハウを活かして多彩な事業(出版企画・デザイン制作・漫画制作・映像制作など)を展開する印刷会社です。自社工場による高品質な印刷を提供しており、デジタルメディアのカラーリング(電子書籍などをモノクロからフルカラーにする作業)なども依頼できることが強みです。

株式会社新晃社

株式会社新晃社」は、様々な印刷物(ポケットフォルダ・DM・ポスター・ポストカードなど)を取り扱っており、小ロットからの依頼も可能です。また、特殊印刷(箔押し・抗菌・スクラッチなど)や、特殊加工(エンボス・デボス・型抜きなど)にも対応しており、見る人の興味を惹くデザインに仕上げたい印刷物の依頼に適しています。

BEST PRINT

BEST PRINT」は、様々な紙(上質紙・光沢紙・再生コートなど)を扱うネット印刷です。FSC®(森林管理協議会の認証マーク)が付いた再生紙による印刷も可能なため、環境に配慮した印刷物の依頼におすすめです。
短納期の印刷に対応しており、ネット印刷の中ではデザインのサポート体制(フルサポート・簡易修正)も充実しているため、ネット印刷が初めての人でも利用しやすくなっています。

東京カラー印刷通販

東京カラー印刷通販」は、安く・早く・美しくをモットーに業界最安値に挑戦しているネット印刷です。例えば、チラシ・フライヤーは、A4の片面フルカラーで1枚1円(税込)で提供しており、低料金で印刷を依頼したい人に向いています。
また、東京23区限定の特急サービス(3時間で印刷&即配送するなど)や、関東近辺限定のサービス(22時までの依頼は24時間以内に配送など)も展開されています。

幅広い印刷依頼に対応できる「クラウドワークス」

印刷会社以外に、クラウドソーシングサービス(仕事を発注したい人・受注したい人をマッチングするサービス)を利用して印刷を依頼することもできます。

日本最大級の受注実績を誇るクラウドワークスには、経験豊富なデザイナー・デザインと印刷をまとめて請け負うフリーランスなどが多数登録しており、コストを抑えた発注が可能です。
依頼先が個人になるため、小ロットの印刷・特殊印刷などにも対応でき、詳細な要件や納期、費用をオンラインの打ち合わせで決めることもできます。依頼相手のワーカーとはNDA(秘密保持契約)を締結できるため、個人情報や企業情報などを掲載する印刷物でも安心して依頼できるという利点があります。

クラウドワークスの使い方や事例、発注相場がわかる資料をダウンロードする

クラウドワークスのサービス資料
サービス特徴、活用事例、発注相場などを紹介しています。

本資料ではクラウドワークスの特徴、事例、使い方、ワーカーの属性、発注相場などサービスの情報をまとめています。

【こんな方におすすめ】
・サービスを詳しく知りたい
・外部人材の活用を検討したい
・発注相場や事例を知りたい
Pocket


coolpolaris
広告代理店でマーケティングやストラティジックプランナー、ライター等を長年担当。専門は統合マーケティングコミュニケーションで、リサーチ実施・分析及びWEBも含めたトータルコミュニケーションプランの構築やブランディングを得意とする。WEBマーケティング経験も多数。

コメントは受け付けていません。