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公開日: 2019.10.21 / 最終更新日: 2020.01.06

LINE広告とは?出稿時の審査やメリット、事例をまとめて紹介!

老若男女に利用されているチャットアプリといえば、LINE(ライン)です。国内で利用者数の多いLINEに広告を出稿することができるのはご存知でしょうか?ターゲットに向けてダイレクトにアプローチできるSNS広告を検討している方に向けて、LINE広告の特徴やメリット・デメリット、出稿の仕方などをまとめました。

そもそも「LINE」とは?


LINEとは、チャット画面上でインスタントメッセージが送れるコミュニケーションアプリのことです。スタンプ機能やSNS機能などを続々と追加していることもあり、日本におけるユーザーは増え続けています。2018年12月時点で、日本におけるLINEユーザー数は7,800万人。つまり、日本総人口の6割強が利用している、日本の情報インフラとも言えるアプリです。

LINE広告(LINE Ads Platform)の概要


LINE広告とはどのようなものなのでしょうか。特徴や掲載するための審査について確認していきましょう。

配信面

LINE広告は、LINEが提供しているさまざまなサービスにて配信が行われます。ニュース、タイムライン、ブログ、マンガ、ポイントといった各サービス利用者に対して広告表示されるので、さまざまなユーザーにサービスや商品を知らせることが可能です。

クリエイティブ

LINE広告では、横長のカードサイズ、正方形、縦型、写真の複数表示など、色々なタイプのクリエイティブを活用できます。また、LINE広告は静止画だけでなく動画も掲載することができます。

詳細な可否基準とルールがある

LINE広告を出稿する際には、LINE側の出稿ルールに則った審査を受けることが必要です。それに伴って、審査期間も必要になるので、出稿には時間がかかってしまうことがあります。出稿が不可となっている業種・商材はLINE側でオープンにしているので、それに該当しないかどうかは審査前に確かめておいてください。

どうしてもわからない場合は、広告出稿のためのアカウント開設が可能かどうかだけを先に審査することも可能です。

審査には約5営業日が必要

LINE広告出稿には、2段階の審査が設けられています。まずは、広告主情報や配信パターンについての審査を行います。アカウント開設にかかる審査日数は、早ければ数日、長いと1週間ほどかかることもあります。

次に広告内容についての審査があり、広告入稿後2~4営業日で審査が完了します。アカウント審査とクリエイティブ審査を合わせると最短でも5営業日が必要になるので、LINE広告の出稿は日程に余裕を持ってスケジュールを組んでください。

LINE広告を出稿するメリット


LINE広告の概要は分かりましたが、では出稿するメリットとは一体何でしょうか。

ユーザー数が圧倒的に多い

上述しましたが、LINEの大きな魅力のひとつはその利用者数。7,800万人というユーザー数に加え、利用している年齢層も幅広いため、アプローチできる層が幅広いのは広告主からすれば魅力的なポイントです。

LINEだけを使うユーザー層にアプローチ可能

LINEを活用しているのは10代から40代までが特に多く、LINE広告はこの層に対して圧倒的なアプローチ力があります。若年層でLINEを頻繁に利用しているユーザーや、FacebookやInstagram、TwitterなどのSNSを利用していないユーザーにもアプローチが可能であるのはメリットです。

さらに、LINEの大きな特徴と言えるのがアクティブユーザーの多さです。主要SNSの中でも月間アクティブユーザー数はトップを誇り、1日に1回はLINEを開くという人が7割以上。他のSNSではリーチが難しい層にアプローチができることも、LINE広告のメリットです。

LINE広告を出稿するデメリット


メリットがある一方で、デメリットもあります。ここでは代表的な2点を紹介します。

ターゲティング精度の低さ

LINE広告は、LINE登録者に対して広告配信を行います。LINEは、名前や誕生日などの簡単な情報のみでアカウント開設ができることが特徴であるため、あまり詳細なユーザー情報を収集していません。そのため、ターゲティング精度が高いFacebookなどと比べると、どうしてもターゲティング精度が低くなってしまいます。

広告出稿の審査が厳しい

LINE広告は多くのユーザーに対して影響力を持っているため、すでに上述しているとおり広告出稿時の審査が厳しいことで知られています。出稿のためのルールが細かいこともそうですが、審査の日数が最短でも5営業日かかってしまう点もデメリットです。

LINE広告をはじめとするSNSマーケティングは、ひとつだけでなく複数を組みあわせることでデメリットをカバーでき、高い相乗効果をもたらします。他のSNSの特徴をマーケティングの面から紹介しているので、こちらの記事もあわせて参考にしてみてください。
関連記事:SNSマーケティングとは?SNS4種類の特徴と効果を徹底解説!

LINE広告を活用した企業事例


ここでは、LINE広告を実際に活用している企業事例として4社を紹介します。

カゴメ株式会社

大手飲料メーカーのカゴメでは、通販限定商品の新規定期購買顧客を獲得するため、LINE広告を活用しました。目的が新規獲得なので、リターゲティングではなく類似配信機能を使い、機械学習を促進しながら広告配信を行ったそうです。その結果、機械学習による広告配信の最適化が行われ、圧倒的なボリュームのLINEユーザーに広告を届けることが可能になりました。

株式会社ディー・エヌ・エー

オンラインゲーム大手のディー・エヌ・エーでは、新規顧客の獲得の他に、休眠顧客の掘り起こしのためにLINE広告を活用しました。広告最適化のためにPDCAを回し続け、特にクリエイティブの改善を定期的に行ったことで、CTRが200%以上改善されるという結果につながりました。

ワールド・ファミリー株式会社

ディズニー英語システムで知られるワールド・ファミリーでは、母親層の新規顧客獲得を目指してLINE広告を活用しています。類似配信によるオーディエンス拡張と「AudienceOne」によるターゲティングを実施し、件数を維持しながらも獲得単価を下げることに成功しました。

株式会社バルクオム

メンズスキンケア会社のバルクオムでは、当初、幅広いユーザーとの接触機会を求めてLINE広告を活用したものの、想定していた結果は得られなかったそうです。そこで、今度はLINE Ads Platformのインフィード広告を活用し、バルクオム公式アカウントの「友だち」追加を促せるメニュー、CPFをスタートしました。

このLINE公式アカウントの友だち獲得に加え、さらにチャットボットを活用した会話広告のfanp(ファンプ)を搭載したことが功を奏し、前回の広告配信時に比べてCPAが257%も改善。単なる広告配信ではなく、友だち追加とチャットボットの「会話」のダブル効果によってコンバージョン率が大きく改善した事例です。

まとめ

国内最大級のユーザーを持つLINEを媒体にしたLINE広告(LINE Ads Platform)は、審査基準の厳しさや審査日程がかかる点などのデメリットはあるものの、顧客候補との接触機会が増えることによる新規顧客獲得において有効な媒体です。新規顧客に課題を抱えているのであれば、LINE広告への出稿を検討してみてはいかがでしょうか。

instagram広告について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
関連記事:Instagram広告とは?メリットから企業事例まで徹底解説!

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伊藤孝介
セールスプロモーション会社を経て独立し、フリーランスで地方自治体や中小企業のマーケティングリサーチ、販促企画などに携わる。 業務拡大のため2017年に合同会社を設立し、現在経営中。 マーケティング系ライター歴5年。マーケティング用語の解説や、事例紹介、WEBマーケティングなどが得意。

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