外注ノウハウ
公開日: 2020.02.03 / 最終更新日: 2022.12.15

LINEスタンプ作成の費用とは?企業が低コストで制作する方法

LINE(ライン)は日常的な連絡手段として欠かせない存在ですが、企業の認知度向上やプロモーションにも有効活用されてきています。特に、LINEスタンプの作成は話題づくりやファン拡大に効果的です。ここでは、企業がLINEスタンプを作成する場合の費用や、効率的な作成方法などを紹介します。

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企業が活用できるLINEスタンプ


そもそも企業が活用できるLINEスタンプにはどのような種類があるのでしょうか。

有料販売スタンプ

LINE株式会社が制作したり、企業が制作したりして有料で販売しているスタンプは、「有料販売スタンプ」です。有名なキャラクターなどの版権を利用したスタンプは高い注目度や話題性を期待できるため、効果的な配信が可能です。公式スタンプとして利用できます。

プロモーションスタンプ

企業の公式アカウントに対し、「友達として追加する」などの条件を満たすことで、ユーザーが無料でダウンロードできるようにするのが「プロモーションスタンプ」です。有料販売スタンプとは違い、インセンティブとして無料スタンプを配信するので、友達を一気に増やすことができます。ただし、公式アカウントの運営費やスタンプ配信費など、高額のコストがかかります。

クリエイターズスタンプ

「クリエイターズスタンプ」とは、個人や企業、プロ、アマチュアなどを問わず誰でも制作・販売ができるスタンプです。簡単にいうと、フリマに出品する手づくり作品のような存在です。事前の審査を通過する必要があるものの、プロモーションスタンプに比べて費用がかからないのが大きなメリットです。

実は、プロモーションスタンプを配布するには、公式アカウントの運用に対して月額250万円~の予算が必須となります。一方、クリエーターズスタンプはスタンプ制作費のみで済み、登録、事前審査、販売などの費用はかかりません。ただし、数多くあるクリエーターズスタンプの中から選んでもらうには、話題になりそうな目立つスタンプの制作が必要で、他メディアでの告知も必要となります

なかには、似顔絵イラストをLINEスタンプとして使用するケースもあります。似顔絵イラストの作り方や費用相場、企業の活用事例については以下のページを参照してください。
関連記事:似顔絵イラスト作成の相場金額!ビジネスへの活用事例も紹介

LINEスタンプの作成方法と費用


LINEスタンプの作成方法には、自社で内製化する方法と外注する方法があります。

自分(自社)で作成する

LINEスタンプを自社で作成する場合は、「LINE Creators Studio」を使うと便利です。これはLINE公式のスタンプ制作アプリとなり、写真撮影やイラストの作成、文字の挿入、フィルター加工などができ、簡単にスタンプを作ることができます。また、8種類以上のスタンプができたら審査の申請ができ、この審査で承認されればスタンプショップで販売が可能です。このアプリひとつでスタンプ制作から審査、販売までできるので、作業者にかかるコストを除けば特に費用がかかりません。

LINEスタンプの作り方や作成時の注意点、LINEスタンプを自作できるソフト・アプリなどについては、以下のページでまとめています。
関連記事:LINEスタンプの作り方と作成ソフトは?無料アプリで簡単作成!

制作代行に依頼する

スタンプの作成を外注する場合は、制作代行を請け負う会社に依頼することもできます。ノウハウや経験豊富なプロがつくるので高いクオリティを期待でき、オリジナルのキャラクターなどを作る場合にも最適です。通常は、基本デザイン費、数種類のスタンプ用画像の展開費、申請サポート費などが含まれますが、内容や点数によっても異なるため、複数社から見積りを取ることをおすすめします。

企業のオリジナルキャラクターの作り方や作成するメリット、成功のコツなどについては、以下のページで詳しく紹介しています。
関連記事:人気の企業キャラクターはどう作る?効果的な作り方や成功のコツとは

クラウドソーシングで外注する

外注する手段として、フリーランスが多数登録をしているクラウドソーシングを利用する方法もあります。クラウドソーシングは企業と個人をインターネット上でつなぐサービスとなり、多数のサービス会社が存在します。このようなサービスを使うと、LINEスタンプ作成のスキルや経験をもつ個人を簡単に見つけられ、また、一度も顔を合わせることなく発注から納品までが完了するのが大きな特徴です。

LINEスタンプ作成ならクラウドワークス

LINEスタンプの外注先はいくつかありますが、オンライン上でスムーズに依頼できるクラウドソーシングを利用する方法がおすすめです。なかでも業界最大手の「クラウドワークス」は登録ワーカー数が480万人を超えており、LINEスタンプの作成経験が豊富なデザイナーやイラストレーターが多数登録しています。

登録ワーカーのプロフィールを見れば、LINEスタンプの制作実績やデザインのテイスト、目安料金などを確認できるため、依頼する条件に合った人材を探すことができます。Photoshop(フォトショップ)やIllustrator(イラストレーター)など、LINEスタンプを作成できるツールに詳しい人材もいるため、デザインの下書きをもとに清書してもらったり、一からオリジナルキャラクター作成を依頼したりすることも可能です。

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また、多数のデザイン案の中から気に入ったデザインを選べる「コンペ形式」でも依頼できます。コンペ形式はあらかじめ予算を決めたうえでLINEスタンプのデザインを募集し、その中から気に入ったデザインを選び、採用したデザインにのみ報酬を支払う依頼方法です。例えば、予算3万円でオリジナルキャラクターのイラストをコンペ形式で募集すると、数件~数十件ほどのデザイン案が集まるため、高い費用対効果が期待できます。

【クラウドワークスにおけるLINEスタンプの発注事例・金額】
・自社のマスコットキャラクターのLINEスタンプ作成:8パターンで3万円前後
・名刺や資料にも使用するオリジナルキャラクター作成:8パターンで6万円前後
・セリフや動きを変えたLINEスタンプ作成:30パターン(料金は要相談)

そのほか、クラウドワークスで初めて発注する場合は、「CWコンシェルジュ」という無料サービスを利用できます。発注したい内容を電話で伝えると、専任オペレーターが募集文面を代わりに作成してくれるため、発注方法がわからない場合などでも利用可能です。発注したい仕事の料金相場や、募集がたくさん集まるような効果的な文面の作り方などについても無料で相談できます。

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LINEクリエイターズスタンプ販売の流れ


LINEクリエイターズスタンプは企業にとってコスパがよく高い効果が期待できると紹介してきましたが、最後に、作成した後の登録から販売するまでの流れを紹介していきます。

クリエイター登録

スタンプの作成が終わったら、まずは「LINE Creators Market」に登録しましょう。LINEアカウントがない場合は、事前にアカウント設定をしておきます。LINE Creators Marketの登録ページにLINE IDでログインし、氏名やメールアドレスなどの必要事項を入力します。これでクリエイター登録は完了ですが、後でマイページから振込先などの情報も入力しておいてください。

審査

マイページにて、作成したスタンプを新規登録します。説明文などの必要事項も漏れや間違いのないように入力しましょう。その後、審査が行われ、1週間程度で審査完了となります。審査は「LINEスタンプ制作ガイドライン」に準じて行われ、日常会話で使用しにくいものや、未成年者の飲酒喫煙を想起するものなどはNGとなっています。事前にガイドラインも確認をしておくようにしましょう。

販売開始

審査が無事通ると、好きなタイミングでLINE Creators Market内のリリースボタンを押して、販売を開始することができます。販売価格は120円/240円/360円/480円/600円の中で設定できます。

まとめ

多くの企業がプロモーションの手段として利用しているLINEスタンプですが、中でも、クリエイターズスタンプはもっとも運用費などがかからず、コスパのよいスタンプとして人気です。ただし、無数にあるスタンプの中から自社のスタンプを見つけてダウンロードしてもらうには、スタンプのクオリティや告知が必須です。クラウドワークスではLINEスタンプ作成のスキルをもつ受注者に依頼できるので、ぜひ活用してみてください。

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広告代理店でマーケティングやストラティジックプランナー、ライター等を長年担当。専門は統合マーケティングコミュニケーションで、リサーチ実施・分析及びWEBも含めたトータルコミュニケーションプランやの構築やブランディングを得意とする。WEBマーケティング経験も多数。

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