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公開日: 2020.11.02 / 最終更新日: 2020.11.24

ABテストツールの種類や選び方は?無料・国産のおすすめ製品も紹介

ABテストとは、WebページなどのCVR(コンバージョン率)やCTR(クリック率)の向上を目的として行うテストの一種です。実施の際にはツールを使うことが一般的で、さまざまなツールから適したものを選定する必要があります。今回は、ABテストに用いるツールの種類・選び方・おすすめの製品などを紹介します。

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ABテストツールにはどんな機能がある?

ABテストのツールを使うと、主に以下のようなことが実現できます。

ABテストの設計・作成

実施対象に応じて、 ABテストを設計・作成することができます。テストの内容やパターンだけでなく、テストページそのものをツール内で作成できる場合もあります。複数のWebページにまたがるテスト経路やブラウザ別のテストパターンを作成できるツール、モバイルアプリのABテスト設計も可能なツールなど、製品によって対応範囲は異なります。

ABテストの設定

設計・作成したABテストを実施するための各種設定を行います。例として、テストシナリオごとに異なるコンテンツの動作設定、想定するユーザーの属性やセグメント(デバイス・ブラウザ・地域など)の設定などが挙げられます。

ABテストの実施(検定)

設計したテストパターン・シナリオに沿って、ABテストの実施を行います。テストの実施中には結果分析に必要なデータ収集を行うことができ、曜日や時間帯に応じて実施モードの自動切替を行ってくれるツールもあります。

ABテストの結果確認・分析

ABテストで得られた結果の確認・分析を行います。任意のタイミングで結果確認を行うタイプもありますが、テスト終了時点で結果を自動通知してくれるタイプもあります。

また、AIが搭載されたツールであれば、詳細な結果分析やレポート出力、テスト結果を踏まえた改善案の作成などを任せられる場合もあります。

ABテストの概要や具体的なやり方、注意点、成功事例はこちらの記事でまとめています。ぜひあわせてご覧ください。
関連記事:ABテストとは?目的・やり方・注意点・成功事例などをまとめて紹介

ABテストツールの種類や選定ポイントは?

続いて、ABテストツールの種類や、選定時に着目すべきポイントを紹介します。

有料か無料か

ABテストのツールには、有料・無料の製品があります。有料ツールであっても無料のトライアル期間がある場合や、条件・制限付きで無料使用できる場合(一部機能のみ・特定期間のみ・特定ユーザー数のみなど)もあります。有料ツールが無料ツールより優れているとは一概にいえないため、実施したいABテストの対象や範囲に適したツールを選ぶと良いでしょう。

ABテスト専用のツールかどうか

ABテスト専用のツールかどうかも比較ポイントとなります。ABテストに特化したツールのほか、他のテストにも対応したもの、ツールの1機能としてABテストの実施が可能なものなどが提供されています。ABテスト専用のツールが良いというわけではなく、「必要機能がそろっており、使いやすいもの」という観点から製品を選ぶことが重要です。

国産か外国産か

ABテストのツールには、国産のものと外国産のものがあります。国産ツールのほとんどはすべての機能が日本語で使用でき、サポート拠点も国内なので問い合わせやトラブルシューティングの依頼をしやすい点が特徴です。

外国産のツールは、英語もしくは簡易的に訳された日本訳を読解しながら使用しなければならないケースがあり、操作面でやや不便を感じるかもしれません。とはいえ、海外のユーザーやドメインをテスト対象としたい場合には、幅広い国・地域をカバーしている外国産のツールが適しています。

おすすめのABテストツールは?

数あるABテストツールのうち、おすすめのツールやその特徴、料金体系などを以下に紹介します。

Googleオプティマイズ

Googleが提供している「Googleオプティマイズ」は、アカウント登録を行えば無料で利用できるツールです。ABテストのほか、多変量テスト、リダイレクトテストなどにも対応しています。使用ブラウザはGoogleChromeに限られますが、Google広告やGoogleアナリティクスなどとの連携が可能です。ビジュアルエディタを使ってテストの設計・作成を行うことができ、ツール内で目標やターゲットを設定することもできます。結果レポートの表示パターンも豊富にあり、初めてABテストを行う人にも使いやすいツールといえます。

Optimizely

アメリカで開発された「Optimizely(オプティマイズリー)」は、日本でも多数の企業が導入するツールです。ABテスト以外に、ユーザーの行動データ分析、モバイルアプリの最適化なども行うことができます。パソコン、スマートフォン、タブレット、レスポンシブといったデジタルチャネルに対応しており、テストバリエーションが多いことが特徴です。

30日間の無料トライアルプランがあり、有料のエンタープライズ版は要望にあわせてプラン・料金などを決定するシステムになっています。

DLPO

Webページの最適化やプラットフォーム事業を手掛けるDLPO株式会社の「DLPO」は国産のテストツールで、オウンドメディア・ECサイトなどのABテスト、多変量テストを行う際によく使用されています。GoogleアナリティクスなどのWeb解析ツールや、Yahoo!Japanのタグマネジメントツールなどとの連携が可能で、ABテストの結果分析や実装を行いやすい点が特徴です。

ツールの導入には初期費用と月額費用が必要で、詳細な料金は実装方法・運用方法によって変動します。

KAIZENPLATFORM

日本の株式会社Kaizen Platformが運営する「KAIZENPLATFORM」は、ABテストの作成から実施までを請け負うサービスです。テストパターンの作成、テストを行うツールやリソースの提供などといったサポートを依頼することができ、料金は依頼内容によって異なります。

一般的なABテストツールとは異なりますが、リソースやノウハウの有無の状況に応じて導入を検討するのも選択肢のひとつといえるでしょう。

ABテストツール使用時の注意点は?

では、ABテストツールを使用する際の主な注意点を紹介します。

テストの意義・手順を理解する

まず、ABテストを行う意義や手順を正しく理解してから着手することが重要です。これらの理解が不十分だと、ツールの設定が不正確なままテストを実施してしまったり、結果における有意差の判定を誤ったりしてしまうケースがあるためです。また、ABテストツールの操作方法や機能についても、事前に理解を深めておくと良いでしょう。

同じツールで繰り返しテストを行う

ABテストでは、結果の分析や対象箇所の改善を行いながらテストを繰り返すことが一般的です。ABテストツールの機能や設定、結果の出力方法などは製品によって異なるため、再テストで別のツールを使用すると正しい結果が得られないケースがあります。

別のツールへ切り替えたい場合は1つのテストが終了してから変更するようにし、無料トライアルで使用している場合は期間内に無理なく完了するシナリオを作成するなどの対策を講じることが必要です。

ツールを使うABテストは経験者への外注も効果的


上記のような点から、ツールを使ったABテストは経験者が行うことが望ましいと考えられます。社内に適任者がいない場合、ABテストツールの使用経験者を紹介してもらえるサービスを活用することがおすすめです。

なかでも、オンラインアシスタントサービス「ビズアシスタントオンライン」では、ABテストの即戦力となる人材を希望の人数だけマッチングしてもらうことができます。最短1カ月・月50時間からの依頼が可能なので人件費をおさえることができ、ツールの操作を習得する時間の節約にもなります。また、ABテストを繰り返し実施することを想定し、一定期間を置いての発注・継続的な発注などが行える点もメリットです。

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まとめ

ABテストを行うツールにはさまざまな種類があり、特徴や料金などが異なります。選ぶ際には必要な機能のあるもの・使いやすいものなどを見極め、使用する際にはツールの仕様やテストの意義を十分に理解しておくことが重要です。ABテストに関するリソースが社内にない場合は外注なども検討しながら、効果的なABテストを行いましょう。

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coolpolaris
広告代理店でマーケティングやストラティジックプランナー、ライター等を長年担当。専門は統合マーケティングコミュニケーションで、リサーチ実施・分析及びWEBも含めたトータルコミュニケーションプランの構築やブランディングを得意とする。WEBマーケティング経験も多数。

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