はじめに
コンペ形式のクラウドソーシングとは、文字通り、コンペを取り入れたクラウドソーシングのことを指します。「そもそもコンペというのがなんなのかわからない」という方もいるかもしれませんが、コンペとは【コンペティション(competition)】の略で、【競争】という意味です。
つまり、コンペ形式のクラウドソーシングでは、競争をしながら一つのものを選ぶということをしていくことになるのですが、コンペ形式のクラウドソーシングには、様々な利点があるのです。
欲しいものを選べる利点
コンペ形式のクラウドソーシングの利点は、なんと言っても【選ぶことができる】という点。
普通のクラウドソーシングだと、一つのことを頼むとなると、一つの完成品しか受けることができないので、それが期待値に達していなかったとしても受け入れなければならないことになりがちなのですが、コンペ形式のクラウドソーシングだとそういったことはありません。
コンペ形式のクラウドソーシングは、たくさんある完成品の中から欲しいものを選ぶことができます。
つまり、妥協することなく、「これがいい!」と思うものを選ぶことができるのです。251
自分が発想できるデザインとは違うデザインが転がっている利点
コンペ形式のクラウドソーシングに参加すると、「世の中にはこんなにたくさんのアイディアがあるんだ」、「こういうやり方もあるんだ」といったひらめきを得ることができます。
自分一人では思いつかなかったアイディアをもらうことができることもありますし、社内の発想の限界を超えることができるので、その企画の可能性が無限に広がるのです。
「誰にも思いつかないような、唯一無二のデザインのアイディアが欲しい」というときは、コンペ形式のクラウドソーシングがまさにうってつけだと言えます。
コンペ形式だからこそ高いクオリティ
コンペ形式で依頼すると、国内外から様々な作品が寄せられるので、気合いの入ったクオリティのものをたくさん、集めることができます。
そういったクラウドソーシング・プラットフォームを使っていけば、様々なデザイナーと出逢うこともできますし、こちらから希望を一つ一つ述べて一人の人に作ってもらうのとはまったく違うので、相互の意見の食い違いもなく、気持ちよく仕事をすることができるのです。
また、こういった完成度の高さは、競争率があるが故のことなので、普通のサイトでは同じようなクオリティのものはなかなか手に入りません。
まとめ
コンペ形式のクラウドソーシングの中では、Tシャツのデザインの募集などが毎日、行われています。
こういったものの存在を知らずに、一人の技術者と徹底的に話し合いながら作品づくりをしている方も多いかもしれませんが、その技術者のアイディアに限界が来てしまった時は、その作品で妥協せざるを得なくなってしまうのです。
コンペ形式のクラウドソーシングの場合は、欲しいものを追求することができるので、妥協せずにデザインを選ぶことができます。
つまり、コンペ形式のクラウドソーシングをしていけば、常にクオリティの高い作品を獲得することができるのです。